湯巡り八ヶ岳
赤岳〜本沢温泉(1)

山の中なのに、脂ののった肉厚のアジの開き(どこの港から来るのでしょ?)に、お夕飯より少し辛めのお味噌汁という、良く考えられた朝食を堪能したら準備をして出発しましょう。本日は赤岳経由硫黄岳のAコース、直接硫黄岳に上赤岳へ向う道がるBコースの2つをご用意致しました。今の体調や気力に合わせて、Aコース、Bコース運命の別れ道!で、結局Aコースに7名、Bコースは2名の参加となりました。

6:45 Bコースは玄関前に登山口があり、Aコース参加者としばしのお別れ。先ずは3段ほどの岩の階段がそびえ、初っ端から難所やぁ!と言いながら出発です。Aコースは行者小屋に向けて歩き出します。ここではメインルートであるAコースをご案内致しましょう。Bコースの皆さんは、気をつけて行ってらっしゃ〜い!(見放した訳ではありません)

行者小屋までの道はそう急なわけではないのですが、朝一番行者小屋は身体が慣れてないせいかどんな坂でもキツイものです。出発が予定より少々遅れたので、少しでも楽な所で挽回とばかりに先頭は飛ばし気味。せっかく足元にはゴゼンタチバナがいっぱい咲いているのに、ゆっくり鑑賞するヒマもなく、な〜んと30分程で行者小屋に到着です。まだ7:15 標準時間を15分も短縮するなんて、な、なんて早いんだ!

その分、ここでゆっくり休憩しましょう。この時間でも売店からはオデンの香りが・・。朝ご飯代わりでしょうか、早速タネを選んでいるお客さんも居ますね。どんなお味?と興味もありますが、食べ過ぎは禁物。又次回に致しましょう(来るのか!?)。

文三郎道階段さて、それでは先に進みましょう。文三郎道の道標に従ってテント場から左手へ・・アレ、なんか道が切れてるなぁ、コッチ側かなぁとウロウロ。石ゴロゴロの涸れ沢に何やら印が見えます。ちょっと下って印を見ると、大きく×印が!涸れ沢の反対側、つまり右手の方に道が続いています。こんな所で道を間違えて大丈夫なんやろか? 5分程時間をロスしてしまいましたが、7:40 中岳・阿弥陀岳との分岐を通過。段々道が急になって来ます。

口数も少なく黙々と急斜面を上がっていくと、7:50 これが文三郎道噂の階段です。記念に写真をとみんなが階段下に集まったら、あらま、肝心の階段が見えへんやん!一応この人だかりの後に鉄網の階段が続いています。

文三郎道クサリ場段差が高くて歩き難い・・と聞いていましたが、手すり代わりのクサリを上手く利用して、力を四肢に分散して上れば、あまり太腿だけに負担がかからなくて済みそうです。行者小屋が大分小さくなって来ました。 8:05 最後の階段を上がった所で、ちょっと休憩です。ガスの真っ只中に入ってしまったようで、な〜んにも見えません。

小学校2〜3年のお子様連れのお父さんが降りて来られました。「エライね〜」「がんばってるねぇ〜」と声をかけますが、どうもアチコチで同じように声をかけられるらしく、お父さんは嬉しそうですが、お子様の方は「またか」的な表情で通過して行きます。ご本人としては面白さが先行して、大人が思うほど、タイヘンと赤岳直下の岩場は感じてないのかも知れません。

さて、階段は終了したもののジグザグのザレ道が延々と続きますが、ここにもやはりクサリが設置してあり、これを利用して一歩一歩上って行きましょう。8:40 ようやく稜線との合流地点に着きました。相変わらずガスがかかりますが、時折晴れ間も射して来ます。あともうひと踏ん張り。ここからは岩場とクサリ場だそうですから、急斜面のザレ道を歩くよりは楽かも・・。

ヨッコイショと岩場を攀じ登り小さな鞍部に着くと、標識とその下に「キレット小屋営業中」の札。街中の広告みたいでちょっと微赤岳山頂から富士山・甲斐駒笑ましい。で、またまたクサリを頼りにドッコイショと這い上がると、キレットからの道との合流点にある標識の下に再び、「キレット小屋営業中」の札。よほどお客さんが少ないのかな〜。きっと営業期間が短いので、登山者に早めにお知らせする必要があるのでしょうね。

頭上の岩で何やら白く細長いものが揺れています。あそこが山頂なのでしょうか。最後の岩を越えるとイキナリ目の前でオジサンが「お疲れさん」と迎えてくれます。膝に置いた無線機?で何やら交信しているようなので、あの白く細長いのはアンテナなのでしょうか。9:25 赤嶽神社の祠がある赤岳山頂(2899M)に到着です。着いたぁぁぁ!

山頂から赤岳鉱泉岩を攀じ登っている間に霧を抜けてしまったようで、とーってもイイお天気。横岳へと続く岩峰から甲斐駒ケ岳、北岳、そして一番奥に富士山と、まさにパノラマの展望。後で知りましたが丁度この頃、富士山頂では結婚式が執り行われていたそうな。雲がかかっては流れ、かかっては流れで、カメラを向ける人達は風の流れに一喜一憂。シャッターチャンスを捕まえるのに苦労します。

眼下には豆粒ほどの行者小屋と、そこから伸びる1本の筋を辿って赤岳鉱泉まで見えます。あそこから、まぁ、よう登って来たなぁ〜。あらためて人間の足のパワーに驚き。あんたはエライ!

赤岳山頂ここは南峰なので、頂上山荘のある北峰に移動しましょう。それにしてもこんな所によく小屋が建ったもんです。おっと、移動する前に写真を撮らねば・・。ちょうど北峰から来られた方にお願いしてハイ、ポーズ♪

頂上山荘の前には大きなテラスがあり、ここからの眺めもまたサイコーです。ここでゆっくり喉を潤したりして過ごしたら、9:40 先ずは横岳に向けて赤岳山頂を後にします。

ここから先は、「赤岳〜本沢温泉」第2弾へ。そして、花の八ヶ岳と言われるのになぜにお花がない??とお思いの貴兄へ。あまりにもお花が多いので、特別コーナーを作りました。題して今日のお花〜!それでは、どうぞ!!

※ 写真↑↓のいくつかはマウスを乗せると変わります。試してみましょう。

 今日のお花

クルマユリ
クルマユリ(堰堤広場で)

ヨツバシオガマ(行者小屋手前で)

ミヤマダイコウソウ(中岳分岐あたり)

シャクナゲ(文三郎道あたり)

 今日(前半)のお時間
6:45 赤岳鉱泉− 7:15 行者小屋 7:20−7:40 中岳分岐−7:50 階段下(休憩)−8:05 階段上(休憩)−8:40 稜線合流−9:25 赤岳山頂

 2日目硫黄編   1日目(赤岳鉱泉)  3日目(海ノ口)

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