
昨年の秋の番外編「北穂高岳」は、生憎の雨のため涸沢までで断念せざるを得なかった為、再度リベンジと、今回も憧れの「北穂」を目指すこととなりました。この前週、北アルプス等の高山は一足早い雪に見舞われ、各地で遭難者も続出する大荒れ状態だったため、どうなることか心配されましたが、幸いこの週末は穏やかなお天気とのことです。しかし、上高地あたりでも朝晩は零下になるとの情報に、冬山装備を詰め込むことになりました。リュックの重さが肩に堪えますが、好天に後押しされて新大阪発7:53の「のぞみ」に乗りこみます。
名古屋で9:00発 「しなの」に乗換えます。この「しなの」は3週間前には満席で予約が取れないほどでしたが、前週の遭難者続出の報に中止になった団体ツアーもあったようで、本日はメンバー全員指定席が確保出来ました。よかった、よかった。11:02 松本駅到着。松本駅はリニューアルの真っ最中で、明るいガラス張りのモダンな駅舎に様変わりしていました。きれいなのはもちろん結構なのですが、旧い駅舎もなんだか懐かしいような・・。
予約していたジャンボタクシーに乗り込んで、車中で昼食をとります。このタクシーの運転手さんは、何年か前の前穂行きの時にお世話になった方でした。松本市内は渋滞していたので、紅葉目当ての上高地を目指す車の渋滞かと心配されましたが、市内を抜けると
後はスムーズに流れていたため、予定通り12:45 上高地着。本日宿泊予定の横尾を目指します。
今日は山頂に雲がかかっていますが、まずまずのお天気です。運転手さんに岳沢のビューポイントを教えて頂きましたが、河童橋からほんの少し入っただけで、山がぐっと近くに迫って来るのにビックリでした。上高地では寒さを心配していましたが、歩いていると汗ばんで暑いくらいです。
14:00 明神、15:00 徳沢園と予定通り行程をこなして、16:30 横尾山荘へ到着。という訳でアッという間に横尾に着いてしまいましたが、百聞は一見にしかず。まずは美しい秋の光景をどうぞ・・。
![]() 見事な前穂に見とれる |
![]() 梓川左岸を行く(明神あたり) |
![]() 徳沢園手前で |
![]() 新村橋の上で揺れる |
早速荷物を整理して、待望のお風呂へ。山の宿で汗を流せるのは、ほんとに有り難い限り。お風呂の後はまたまた待望のビールが待っています。お天気も上々、紅葉も見頃と、何もかもが上出来の山行きに乾杯したのですが、この後思いがけないハプニングが・・。
翌朝も早いからと早々に消灯してうとうとしかけた8時頃、男性の部屋からなにやら物音が聞こえたと思ったら、女性の部屋にリーダー体調不良の知らせが入りました。最初はちょっと気分が悪いくらいなのかと思っていたら、これから上高地へ下るとのことに、びっくりして飛び起きました。看護士の資格を持った宿のスタッフが脈を見て下さるなどして頂きますが、状態は良くない様で、オーナーが上高地まで車で送って下さり、上高地からは救急車で松本方面の病院へ行くことになりました。メンバーの一人が病院まで付き添うことになり、歩くことが出来ない本人を毛布に乗せ、宿のスタッフの方が車まで搬送して下さいます。車を見送った後に足元を見ると、スタッフの方達が裸足で外まで出て来て下さっているのには、頭が下がりました。
その後残ったメンバーで緊急会議。さて、この後どうするか・・。携帯も通じない為、翌朝5:00に付き添いのメンバーから連絡が入るとの事。その連絡を待って容態悪化なら以降の計画を中止して上高地へ戻るということになりました。小屋の方々もさることながら、同宿されていた他の宿泊者の方々にも、夜バタバタとお騒がせしてしまい、申し訳ないことをしてしまいました。
すっかり目が冴えてしまって、心配のうちに一晩を過ごすことになりました。
今日のお時間
13:00 上高地 − 14:00 明神 −15:00 徳沢 −16:30 横尾
今日のお風呂 横尾山荘 (石鹸・シャンプー使用不可)