梓川ぞいのプロムナード
上高地〜横尾

今年の秋の特別例会は、念願の北穂高から見下ろす涸沢の紅葉。毎日のお天気と涸沢の紅葉情報に一喜一憂しながら、期待を胸に松本駅に集合です。現地集合とはいえ、同じ「しなの」ですから、接続する新幹線も同じ。参加者個人で切符の手配をしたのに殆どがお近くの席で、中には隣同士もあり道中での話も弾みます。名古屋駅で今日のお昼を調達しますが、一番人気は夏の例会でも評判の良かった、愛知万博記念「日本の味博覧」。万博は終わってもこの駅弁は好評につき販売継続とかで、しかも中身は秋バージョンPart 2。松茸ご飯や栗が入り、大きな紀州南高梅も健在です。

河童橋11:00 松本駅で予約していたジャンボタクシーに乗り込み、一路上高地へと向います。10月23日迄の土・日と祭日は観光バス規制をしてくれるので、新装なった釜トンネルもスムーズに通過。アッというまに上高地バスターミナルに到着です。2日コース組は明日のバスの整理券を、3日コース組は帰りのタクシーの手配を済ませたら、12:30 今日のお宿、横尾山荘に向けて出発です。

先ずはお約束の河童橋での記念写真です。雲が多く岳沢も焼岳もあまりスッキリと姿を現してくれませんが、全員が揃うのは今日だけなので、とりあえず1枚。それでは先に進みましょう。観光客に混ざって梓川左岸の遊歩道を歩きますが、昼間だというのに周囲は何やら夕暮れのような暗さです。

明神以前、上高地までは来たけれどその先は初めてというメンバーも「なんや、気持ちが落ち込むわ〜」と言いつつ、小梨平キャンプ場を抜け河畔からちょっと離れた道をせっせと歩きます。今日は横尾泊まりなので、ゆ〜っくり行きましょう・・という舌の根も乾かぬ間に、え〜っ、もう、明神?!という訳で、13:20 明神に到着です。我がメンバーとしては、なんという超特急。急ぐ旅でもなし、明神館をしげしげと眺めたり明日からの天気を予想したりと、15分程ゆっくりします。

約5分で徳本峠入口を通過。ホントはこの辺りはど〜んと聳える明神岳をバックに格好の撮影ポイントになるのですが、今日はガスが中腹までかかってしまい良く見えません。立ち止まって眺める事もなく先に進みます。夏と違って足元に可憐に咲く花もないので、自然と歩は進み、14:25 徳沢に到着。広々としたテント場には既に色とりどりのテントが張られていま徳沢す。元は牧場だった草地のテント場は黄色く色づいてきた大きなハルニレの木々に囲まれ、ここでお昼寝したらとても気持ち良さそう。テント場として人気があるのも頷けます。

お昼を早めに取ったせいか、ちょっとお腹も空いてきました。徳沢園前のベンチにザックを置いてそれぞれ持参の行動食を取り出しますが、少しでも荷物を軽くしようと思うのか、「お一つ、どうぞ」の応酬で半ば押し付け合いの状況です。先はまだまだ、何が起こるか分かりませんよ。食べちゃったものを返せと言われてもそれはムリなお話なので、もう少し行動食はとっておきましょうね。「氷壁の宿」をバックに1枚を撮ったら、先に進みます。

ノコンギクせっかくの奥上高地、あまり早く宿に着いてももったいないので、ここからは時間稼ぎしながらのんびり歩きましょう。上高地から横尾まではダラダラと時間ばかり食ってつまらない、という意見もありますが、梓川に沿って廻り込むに連れ、明神岳や前穂高岳が刻々とその姿を変えていくのを見るのも、また楽しいものです。とうとう、灰色の空から雨粒が落ちて来ました。15:05 時間稼ぎの休憩です。

雪融けの頃に比べると、梓川の川音も静かですねぇ。ありゃ、河原を何やら黒い物体が!えっ、ク、クマァ〜??よ〜く見るとザックを背負ってるので、少なくともクマではないようです。(でもザックを背負ったクマというのも、見てみたい)。対岸に向って河原の石をつたって行きますが、う〜ん、どこへ行くつもりなのでしょう?こちらが腰を上げる頃には、その姿も消えてしまいました。

ゆっくり歩いてみれば、ひっそり咲くお花も目に留まります。向こうに横尾大橋が見えて来ました。あと、もう少し。15:50 横尾山荘に到着です。早めに予約を入れたお陰で8畳一部屋を確保でき、おまけにタオルまで配ってくれて「温泉旅館みたい!」と全員ニコニコ顔で受付を済ませます。外は未だに雨がパラついていますが、明日の天気はどうやら曇りのようで一安心。明日の紅葉を楽しみに、9時消灯の前には床に着きます。


 今日のお時間
12:40 上高地−13:20 明神 13:35−14:25 徳沢 14:35−(休憩1回)−15:50 横尾山荘


 今日のお風呂    横尾山荘 (但:石鹸・シャンプーの使用は禁止〉


 2日目(涸沢)へ


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