第3日目
八郎坂から称名滝へ

もうそろそろ晴れてもエエやろ・・・という予想に反して、又もや朝から雨模様。いくら何でも午後からは晴れるだろうと期待しつつ、一応雨具にスパッツという出で立ちで、7:00 雷鳥荘を出発。ここからバスターミナルまでの起き抜けの1ピッチはひじょーにツライ。30分以上の余裕をみて、最後に玉殿の湧水をボトルに詰めて、、と思ってたのですが、バスにも並ばなければいけないし、結構ギリギリの時間でお水もゆっくり汲めません。8:00発のバスに乗車して、弘法バス停で下車。ここからは八郎坂を下りて称名滝へ向かいます。

8:30 出だしは快適な木道歩き。一曲がりした所で早くもかすかに滝音が聞こえます。もちろん、姿かたちはまったく見えませんが、さすが日本一の落差350mを誇る滝です。楽しい木道歩きも15分程で終わり、いよいよ八郎坂の下りにさしかかると、道は狭く急坂になり、ここの所の雨で滑りやすくもなっています。

展望台で休憩雨降り後の石・木の根・こけという、お滑り御三家が揃い踏みで、かなり慎重に足を運びます。繁った木々で隠れていますが、実はこの道片側は結構切り落ちているんですねぇ、気をつけましょう。

滝音も段々と近付いてきて、滝の3段目くらいが見え隠れして来たなと思う頃、9:15 第二展望台(1410m)に到着です。どっこらしょとザックを降ろし、緊張を解いてホッと一息。朝汲んだ玉殿の湧水で喉を潤しながら、生い茂る緑の合間からの滝見物です。遅れて到着した後方グループも一息ついた所で出発です。

称名滝相変わらずの急坂を下っていると、ここでリーダーのありがた〜い一言。「これは上る坂で下りの坂やないな」 ふ〜ん、坂にも上り用、下り用があるんですねぇ。

滝の二段目、一段目が徐々に姿を現すとその都度、足を止めてその大きさに感嘆しながら、でも足下にも神経を配りながら(あ〜、目が忙しい!)、10:00 1270mの第一展望台に到着です。称名滝からのバスの出発時間もあるので、ここは通過して先に進み、10分程下って滝見台への分岐を滝へと取ります。

滝見台からみる称名滝滝見台は本来なら滝つぼ近くまで下りた所にあるのですが、途中から道が崩れて不通になり、かなり手前に作られている仮設の展望台からその雄姿を堪能するしかありません。

滝からバス停まで30分とみて急いで下りて来ましたが、八郎坂の登(下)山口である飛竜橋に出て来たため、時間が半分になり10:30 余裕の称名滝バス停到着です。

この頃になってようやく雲も消え、陽もさして夏らしい空になってきます。待合室兼案内所で汗を拭く者、着替える者、青空の下、短バンで立山を歩こうとその時期を虎視眈々と狙っていたメンバー(その為に新調した者も約数名)も、ようやくその美脚をご披露する時がやって参りました。が、時すでに遅し、せっかく雄大な自然の中で伸々と手足を出して気持ちよく歩こうと思っていたのに、11:05 無情にもバスは一路立山駅と向かうのであります。

もうそろそろ駅に到着する頃後ろを振り返ると、下は良いお天気なのに山の峰々は、いまだうっすらと雲の中。これでテッペンまですっきりと晴れ上がっていたら、「もう一度戻ろうかしらん、あ〜、くやし・・」となりますが、ここまで来ても雲がかかったままなら諦めもつくってものです。今その中にいる登山者にはお気の毒ですが、正直「あ〜、今日もピーカンじゃなくて良かった」と心中ひそかな思いを抱く下山者を乗せて、サンダーバードは大阪に向かって走ります。






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