
さて、翌日。カーテンを開けたら雲一つない五月晴れ。これは景色が楽しみですね。では朝食にしましょう。こちらのホテルは素泊まり専用なので本来は朝食を食べに外に出ないといけないのですが、なんと各部屋にパン2切れと牛乳パックがサービスで置かれています。更に大広間では7:00からセルフのモーニングコーヒーのサービスがあるのを発見します。なんとありがたい。コーヒーメーカーはお湯も出るので、カップスープなど持ち込んでも良いですね。さすが山岳地帯の温泉宿、山屋さんのニーズが良く分かっていらっしゃる。ということで、ありがたくパンと牛乳とコーヒーを頂いて朝食にします。
朝食を済ませたら9:40 昨日のバスターミナルから新穂高ロープウェイ行のバスに乗車します。50分ほどで2015年の乗鞍岳の帰りに寄って以来、11年ぶりの新穂高ロープウェイに到着です。そう言えばこの時もお泊りは平湯温泉でした。前回は7月だった事もあり、時間があれば西穂山荘まで行ってみようかと計画していましたが、時間切れで断念。今回はまだまだ残雪の時季なので、最初からそこまでは計画しておりません。数年かけてリニューアルされたロープウェイの駅周辺を歩いてみます。
先ずは第一ロープウェイ~第二ロープウェイと乗り継いで一気に山頂駅 西穂高口駅まで上がりましょう。平湯のバスターミナルのお姉さんのいわく、下のロープウェイは大したことないそう。そして上のロープウェイではゴンドラの1階・2階関係なく(ここのゴンドラは2階建て)ベストポジションはゴンドラの後ろなのだとか。左側の窓からもうわ~という景色は見れますが、それは上の展望台からもっと良く見れます・・とバッサリ。立ち位置の順番としては後ろ→前→左右 というアドバイスでゴンドラに乗り込みますが、ほかの乗客の方々もご存知のようで後ろも前も既に先客ありでした。人の後ろから覗き込むようにして景色を楽しむこと約7分、西穂高口に到着です。ここで標高2156mになります、
とりあえず、展望台に上がりましょう。景色を眺めるのにこれ以上望みようのない上天気の下、西穂側は西穂~ジャンダルム~涸沢岳~南岳からのちょっと頭を出している槍ヶ岳、笠ヶ岳側だと抜戸岳~笠ヶ岳~錫杖ヶ岳、そしてあのバスターミナルのお姉さんが滅多に見えないと言っていた白山も遠くにハッキリと見えます。もう見え過ぎやないのというくらい見えるので、なかなかその場から離れられません。
そろそろ行きますよの声で、展望台から下ります。新穂高ロープウェイは2022年から10年かけて山岳リゾート計画を展開中で、先ず山頂エリアの施設をリニューアル、10年前に来た時と比べすっかり様変わりしています。おしゃれに変身した駅舎から出ると、森のテラス、槍の回廊、西穂の踊り場と
名付けられた施設が、西穂登山口の間まで続きます。一番駅舎寄りの森のテラス辺りは残雪もそれほどありませんが、槍の回廊から先へ進むにつれ雪が深くなってきます。といっても、何人もの来訪者に踏まれ道は出来ているのですが、見た目は雪山状態。
一応トレッキング用の靴は履いて来てますが、GW明けとは言えここは標高2100m、舐めていました。本当はオオシラビソの森という散策路も歩きたかったのですが、こちらはあまり人が行かないのか入口から雪がどっさり。今回は止めておきましょう。ここの所いわゆる雪山へ行ってないので、3年前の高見温泉以来久しぶりに雪を踏んで歩きます。
西穂の踊場で西穂山荘を手差し確認したら、駅まで折り返します。お昼は第二ロープウェイの下駅にある焼きたてパン屋さんで好きなパンを買い、駅周辺に点在するテーブルで頂きましょう。第一ロープウェイと第二ロープウェイの間に位置するこの辺りは、鍋平高原と呼ばれ一周約1時間の周遊路が整備されています。鍋平高原は標高1300m さっきの展望台から800m下がったら雪どころか、桜が満開ですっかり春らんまんの様相です。
五月晴れの下、高原の風に吹かれながらのランチタイムです。この後散策路を歩く予定でしたが、もう十分堪能したという事で平湯へ戻ります。第一ロープウェイで下まで降りて来ますが、平湯方面の
バスは1時間後の出発。この周辺を少し歩いてみましょう。横を流れる蒲田川にかかる橋を渡ると、ちょっとした森の小径に入ります。新緑の木々の足元には、クルマバソウやスミレなどが可憐に咲いています。小径を抜けると林道に突き当たり、この林道はわさび平を抜けて、その先笠ヶ岳や双六岳への登山道へと通じます。
あまり遠くまで行くとバスに乗り遅れるので、そろそろバス停に戻りましょう。14:55 平湯温泉に帰ります。ホテルで一息ついたら昨日下見したお店でお夕食です。この時期、ホタルイカが目玉らしく、山
の中でホタルイカ?と思いながら注文してみたら、おおぶりのプリっぷりのホタルイカが出て来て、思わず追加注文するほど。山の中ですが富山から仕入れているそう。そして、やはり飛騨牛は外せません。たたきが美味しそうなので注文すると、これまた地元産のクレソンと一緒に提供されてきました。飛騨牛の美味しさはもちろん、このクレソンの微かな苦みが絶妙です。
どれもこれも美味しく、写真を撮るのも忘れひたすら食べる、食べる。ビールに地酒にと合わせてお腹いっぱいになりました。さぁ、明日は高山に戻って街ブラと更なる郷土料理を味わいます。外に出れば昨夜に引き続き清々しい星空。ホテルに戻ってお風呂に入ったら、お休みなさい。尚、ホテルのお風呂もしっかりと源泉かけ流しとなっております。

本日のお時間
平湯 9:40 == 10:16 新穂高ロープウェイ ~11:00 頂きの森 ~12:30 鍋平高原 13:30 == 新穂高温泉駅 14:55 == 15:28 平湯
本日の反省会 酒処 禄次 (平湯民族館内)