遥かな尾瀬
諏訪峡

宝川温泉露天風呂宝川温泉では、100畳風呂とも呼ばれる温泉を朝な夕なに楽しみ、やけに人懐こいというか、エサ目当てに媚をふりまくクマさんとオリ越しに戯れ、名物熊汁に舌鼓を打って、温泉宿の醍醐味をたっぷりと味わいます。朝食後は宿の送迎バスの出発までロビーでコーヒーを一杯。9:40 のんびり過ごした温泉を出発です。

このまま大阪まで真っ直ぐ帰るのももったいないので、本来駅までのバスですが、お願いして手前の道の駅「水紀行館」で降ろしてもらいます。ここから利根川沿いに諏訪峡をちょっと散策してみましょう。道の駅に入ると、案内書の前でボランティアガイドの登録カードを胸にした女性に声をかけられます。諏訪峡遊歩道聞けば無料で案内して頂けるとか。それじゃ、お願いしましょうという事で1時間ほどの行程で散策です。

紀行館を出て、先ずは対岸に渡る紅葉橋目指して、川畔の清流公園の脇を歩きます。ところが、このガイドさん、けっこう足が速い!スタスタと橋の階段を上がって行きます。ちょ、ちょっと待ってぇ〜という声が後から上がり、少しスピードダウンをお願いします。遊歩道を歩きながら、「みなさん、おいくつぐらい?」と聞かれるので平均○○才くらいですぅとお伝えすると、「あら、皆さん年下だわ〜、私74ですから・・」 いやぁ、その足取りはとてもそんなお歳とは思えません。

写真帳を片手に説明を受けながら、川沿いの遊歩道を歩きます。遊歩道と言ってもけっこう石がゴツゴツとした箇所もあり、気をつけて下さ〜いとガイドさんに言われつつ歩きます。川では利根川名物、ラフティングのボートが流れに乗って下って諏訪峡ラフティングきます。涼しそう、やってみたい!と女性陣から声が上がりますが、男性陣はあまり乗り気ではなさそう。いくつになっても、オンナはパワフルです。

20分ほど歩くと下流に吊り橋の諏訪峡大橋が見えてきます。ここはバンジージャンプで有名ですが、それを聞いた女性陣、又もややってみたい!というツワモノが居て、男性陣は呆れ顔。ガイドさんいわく、休日しかやらないとの事ですが、夏休み中のせいかどうも今日もしているようです。笹笛橋から正面に見えるので、誰か飛ばないかな〜と待ってみますが、動きがなさそうなので橋を渡って反対側に戻って来ます。

橋のたもとにある案内板から、本来は谷川岳が見えるそうですが、今日はちょっと雲にかかって見えません、残念。ちょっと雲が切れたかな〜という時を見計らって記念写真です。写真ではハッキリしませんが、かすか〜に谷川岳が見えています。橋の先には与謝野晶子歌碑公園があり、水上を訪れた時に詠んだ句が歌碑として残されています。またまた、遊歩道を歩いて道の駅に戻って来ました。

水紀行館バス停少し早いですが、道の駅のレストランでお昼にしましょう。メニューを見るとカレーやお蕎麦の定番メニューの他に舞茸セット限定30食があります。「限定」の言葉に思わず飛びつくメンバーです。天ぷらや和え物などで舞茸をたっぷりと味わったらバスの時間まで売店をブラブラ。バス停「小学校下」は道の駅の裏手にあるスーバーの駐車場脇にあります。タクシーも便利ですが、たまには路線バスも良いものです。予定より1時間ほど早く上毛高原駅に到着。1台早い新幹線に乗る人、当初の予定通りに乗る人と、ここでお別れです。

1台早い組は時間がなく、挨拶もそこそこに小走りで改札口へ。最後にバタバタとしてしまいましたが、それぞれ尾瀬の風景や緑の中の大露天風呂を思い出に刻んで、帰路につきます。次回は温泉めぐりでまた尾瀬とお会いしましょう!

 本日のお時間
10:00 水紀行館 − 10:35 紅葉橋 − 11:00 笹笛橋 − 11:30 水紀行館 

 本日のお風呂     なし

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