遥かな尾瀬
(1日目)

今年の夏の例会は、長らく希望が出ていたのにもかかわらず、なかなか行けなかった「尾瀬」がようやく実現します。朝早い出発ですが上毛高原駅、大阪始発組も前泊組も早起きして上毛高原駅と向かいます。前泊組がそれぞれ上毛高原駅に到着する頃、携帯に緊急連絡が!大阪始発組が東京で予定の新幹線「とき」に乗れず、次の「たにがわ」に乗車するとの事。約1時間の遅れですが、元々余裕のある計画なので大丈夫。ちょうど駅の展示コーナーで開催されている、「回想の谷川岳」展を見ながら、「たにがわ」を待つことにしましょう。

大体、東京駅で乗り継ぎ7分ってのが短いっちゅうねん!ヘイ、すんまへん。

11:00 無事「たにがわ」も到着。全員揃ってお迎えのジャンボタクシーで鳩待峠へ一気に乗り付けます。12:40 鳩待峠に到着。海の日連休を外したとはいえ、夏休み最初の週末です。休憩所前のベンチは大勢の人でごった返し座る所もありません。鳩待山荘のテラス前にようやくスペースを見つけ、とりあえずお昼にしましょう。

お昼を食べている間も、鳩待峠から出発目の前をひっきりなしに人が出入りします。水上のホテルからお迎えのバスが8台もやって来て、お客さんがどんどん乗り込んで行きます。1台20人としてもざっと160人。それだけの人数が帰ったはずなのに、休憩所前はそんなに空いていません。恐るべし、尾瀬。

お昼が終わったら、今夜のお宿へ向かいましょう。13:40 出発前の元気な姿を写真に収めたら、登山者調査の赤外線カウンターを通って山ノ鼻へ下りていきます。最初は石段で、逆方向から戻ってくる人にとっては最後の難所となるのか、息絶え絶えで脇のベンチに座り込んでいる人もいます。明日、Bコースはこの道を上がってくるので、今から戦々恐々です。

石段が終わると木道が続き、せせらぎの音も聞こえてきます。1級河川の川上川を渡った先にあるベンチで最後の休憩。んっ、もしかしてこの休憩はまたしても・・・。そうです、ここからものの3分と歩かない内に15:00 山ノ鼻に到着です。

尾瀬ロッジお宿到着後当初の予定は自然研究園1周でしたが、お風呂の時間が4時〜7時なので、1周は止め。外でビールを飲んだり、部屋でゴロゴロしたり荷物の整理をしたりして過ごします。お風呂は石鹸は使えませんが、汗を流せるだけでも有り難く、サッパリしたら夕食です。

地元の素材を使った、山小屋とは思えない色々なおかずとご飯、そして一番好評だったのが舞茸のお吸い物で、舞茸の風味がとっても良く効いています。そうそう、尾瀬というか戸倉名物の花豆も忘れてはいけません。今日は煮豆ですが、明日は各山小屋にある花豆ジェラートが楽しみです。

朝のアクシデントはありましたが、お風呂も入れたし、ご飯も美味しかったし、明日のお天気を見れば午後3時くらいまでは何とかもちそうだしで、幸先の良い尾瀬の初日です。

 本日のお時間
13:40 鳩待峠 − 15:00 山ノ鼻

 本日のお風呂      国民宿舎 尾瀬ロッジ (宿泊者のみ)
        泉質: 尾瀬の水(石鹸・シャンプー不可、歯磨き粉はOK)
        効能: サッパリ

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