展望抜群
金時山

箱根2日目は今回の目玉、金時山です。さすが紅葉時期の箱根、昨夜のお宿は満室で今朝も朝食の準備が忙しいのに、登山口まで車2台で送って頂きます。ありがたや〜。朝食時間も通常より30分ほど早くして頂きまして、更に更にありがたや〜。ちょっとご迷惑そ金時山登山口うな支配人さん、ごめんなさい。

お陰で8:15 金時山登山口バス停に余裕で到着です。バス停と古い案内図が掛かっている民家?の間の車道を山を目指して歩きます。10分程で、大きな案内図がある本当の登山口が見えて来ました。ここが矢倉沢コースの入口です。ちょっと服装の調整をしたら出発しましょう。

最初は散策路のような緩やかな道ですが、樹林帯の中なので展望はあまり良くありません。20分ほどで明神ヶ岳への分岐がある矢倉沢峠に到着です。「うぐいす茶屋」の看板がかかるお茶屋さんは、どうもいつ来ても休業中のようです。あら、残念。奥にベンチがあるので、ここでちょっと一休み。行く手を見れば草原状のなだからな丘があり、目指す金時山はこの丘を越えた先のようです。

この辺りから遮るものもなく、登るごとに眼下の風景が広がるので、歩くのも楽しい!お宿から登山口までの車窓から見た仙石原のススキ野原や、箱根に点在するゴルフ場、遠くには芦ノ湖の端っこがキラリと光り、なかなか見応えのある眺望です。

金時山9:30 金時神社からの道と合流。展望の良い草原の道を過ぎると今度は岩場と階段が続きます。道も徐々にカーブして方向が変わったらしく、周囲も木々で囲まれ先程までの展望が利かなくなってきます。その分岩場の足元に集中して上がって行くと、時折開ける視界の端に、富士山らしい裾野がチラっと見えます。あっ、富士山じゃない?!の声も上がりますが、なかなかその全貌は現しません。

10:00 岩場を抜けて山頂に着きました。ここで一気に、富士山が目の前にドド〜ンとその姿を見せてくれます。うわぁ〜という歓声と共に、「天下の秀峰 金時山」とデカデカと書かれた看板のある展望台?に駆け寄ります。ここからは暫し撮影タイム。それぞれデジカメや携帯で写真を撮りまくります。

一段落ついたところで、金時山名物、金時むすめのいる金時茶屋へ。混雑する茶屋内で何とか席を確保し、きのこ汁を頼もうとしますが、なにしろ大勢のお客さんでさしもの金時むすめもパニック状態。とうとうオーダーストップとなります。それじゃ仕方ないという事で店を出て、10:30 次から次へと押し寄せる登山客にはじき出されるように、乙女峠へと下山です。

乙女峠からの富士山こちらの下りもけっこう急で、所々ロープも張られています。下ったかと思えばまた登り返して、11:20 長尾山に到着。広々とした山頂ではありますが、まだお昼には早いのであっさり通過です。黙々と歩いて11:30 乙女峠に着きました。さぁ、お昼にしましょう。暖かい晩秋の陽を浴びながらのランチタイムです。

お宿で渡されたお弁当は容器が大きすぎてザックに水平に入りません。中でご飯とおかずが思い切りシャッフルされてるかと思いきや、うまい具合にキッチリと詰められてちゃんと原型を保っています。いや、お見それいたしました。

峠の茶屋前にある展望台からまたまた、優雅に裾をひく富士山を眺めます。十分に堪能したら、乙女口バス停へ下山です。12:10 ちょっと岩がゴロゴロして歩きにくい道を、滑らないように注意して下りましょう。20分ほど下ると、道は葉を落とした明るい樹林帯になります。坂は緩やかですが、木の根がはびこっているので、これはこれでつまずかないように・・。

13:15 樹林帯を抜けて、乙芦ノ湖女口バス停に到着です。三島経由で帰られるメンバーをお見送りしてから、桃源台へ戻ります。お迎えに来てもらったお宿の車は、特別サービスで芦ノ湖の反対側へ。湖を挟んで対岸に並ぶ駒ケ岳や箱根外輪山が一望できる雄大な景色です。もちろん振り返れば、ちょっと裾が切れますが富士山もバッチリと望め、まさに富士山三昧の1日です。

お宿に戻ると今日は日曜とあって、宿泊者は我が会の他は飛び込みの1名のみ。ほぼ貸切りと言っても過言ではございません。なんかお料理も昨日と打って変わって超豪華です。美味しいお料理と温泉で、反省会もなし(珍しい!)。心地よい疲れと共に、箱根の夜は夢の中へと続きます。

 今日のお時間
8:15 金時登山口バス停 − 8:25 金時山登山口 − 8:50 矢倉沢峠 −9:30 金時神社分岐 −10:00 金時山 10:30 − 11:30 乙女峠 12:10 − 13:15 乙女口バス停

 今日のお風呂    ザ グランリゾート 箱根
         泉質: カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素泉塩
         効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、やけど、動脈硬化症etc

 3日目(旧街道)へ    1日目(箱根観光)へ

  メインページへもどる