残雪の
金糞岳

GWの天気予報では、前半は雨との予報にどうなるやらと気をもんでいましたが、週半ば頃から日を追うに連れて降水確率が段々下がり、なんと当日の天気予報は晴れ! 最近の例会は大体こんなふうに雨の予報が晴れに変わるパターンが続いていますが、これもやはりメンバーの皆さまの日頃の精進の賜物? 明るい気持ちで今日の集合場車に分乗所、JR長浜駅へ向います。神戸からは2時間、大阪から1時間半、終点長浜まではちょっとした小旅行です。米原からさらに北に向うと、車窓から見える山々に山桜が咲いています。今日の朝も大分肌寒いくらいでしたが、今年は桜が咲いてからも寒さが続いたせいか、例年よりも長くお花見が楽しめますね。

9:40 長浜駅に参加者全員集合。地元のリーダーとメンバーに出して頂いた車に分乗して、本日の目的地、金糞岳へ向け出発です。

正面に見えるのは伊吹山。北側の斜面にわずかに雪が残っています。左手にまだ真っ白に雪化粧した山が見えます。それが林道から見る金糞岳今日登ろうとしている金糞岳です。この山は、かれこれ3年前の秋に初雪を踏んで訪れた山ですが、その時はK1リーダーにして、山でこんな晴天は何十年にいっぺんと言わしめた程の素晴らしいお天気で、白山、御岳、穂高までハッキリと望むことが出来ました。今日はどんな景色が見えるでしょうか。

季節が変わると、また違った表情を見せてくれるのが山の面白いところ、山歩きの醍醐味と言えます。道中もそこここに山桜が満開でした。

林道に入り、前回同様鳥越峠まで車で行く予定でしたが、途中、工事作業の方たちに尋ねたところでは、今年は残雪のため鳥越峠まではムリとのこと。11:00 手前の林道との最初の出合か倒木をくぐってら徒歩で頂上を目指すこととなりました。

吹き溜まりとなっている登山道にも、雪が深く残っていますし、雪の重みで折れた枝や、倒れ掛かっている木々が今年の冬の厳しさを物語っています。というわけで、障害物競走よろしく、雪に足をとられたり、枝を払ったり、倒れた木を跨いだりくぐったり、なかなか思うように進めません。それでも道中可憐なピンクのショウジョウバカマに励まされて、12:00 やっとのことで、鳥越峠に到着です。

お腹も空いたことですし、ここの林道の開けた場所でお昼休憩を取ることになりました。ここからは、残雪の美しい金糞岳方面の山々と見渡すこ鳥越峠でお昼とが出来ます。

お昼休憩の間に、小鳥がすぐ間近の細い枝に止まったのを発見。メンバー持参の双眼鏡をみなで交互に覗き込んで、しばしバードウォッチングを楽しみました。体長20cmくらいの尻尾はやや長くて全体は茶色、頭の上が白く目の回りが黒いきれいな小鳥です。どなたか名前が分かりましたら教えて下さい。

腹ごしらをすませて、1:00 出発です。先程よりはやや急登となりますが、途中でイワウチワの群生にあうことが出来ました。稜線に出るとあたりは雪景色です。でもさすがに春で緩んでいるため、アイゼンをつける程ではなく、思いがけず雪山歩残雪を歩くきを楽しむ事が出来ました。

歩くこと1時間で小朝の頭(1123m)に到着。ここまでくると金糞岳が急に間近に眺められます。遠くの山々もうっすらと、白山までもが春霞に煙るように望むことができました。本当は頂上まで行きたいところですが、残雪で行程を変更したため、残念ながら、今日はここで金糞岳をバックに記念撮影をして戻ることになりました。

往路を戻り、15:00 鳥越峠着。ここから林道を歩こうかという声もありましたが、大分回り道になるというので、やはり山道を歩くことになりました。でも障害物競走ももう皆様手馴れたもので、帰路は意外に早く、15:45 車に乗り込み一路、本日のお宿へ小朝の頭で登頂断念

こちらは、往年の宿場街木ノ本でも創業250年のひなびた昔ながらのお宿です。萱葺きの母屋にはいろりもあり、昔懐かしいたたずまいです。お風呂で汗を流し、まさしく旬たけなわの山菜料理の数々、わさび葉の酢の物、イタドリのおひたし、焼きタケノコや、山菜の天ぷら、鹿肉のるいべや名物「マスの竹皮蒸」等々を美味しく頂いて、春を思いきり満喫した大満足の一日が終わりました。

 



今日のお時間
11:00 林道出合 − 12:00 鳥越峠 13:00 − 14:00 小朝の頭 −15:00 鳥越峠 −15:45 林道出合

 今日のお宿    木ノ本 「長治庵」


 2日目(針川上流・山菜摘み)へ
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