癒しの
法師温泉

昨日到着した頃は何とか持っていた空ですが、今日は朝から雨模様。三国峠の旧道歩きを予定していたのですが、朝食が8時からということもあり、宿周辺のお花畑や散策コースに切り替えてのんびり過ごしましょう。

逢初の滝9:30 とりあえず荷物を広間に置かせてもらい、初日と同じく飲み物とカメラだけを持って、先ずは宿のお花畑へ向かいます。最盛期は過ぎてしまったようですが、お散歩マップによると様々なお花が植えられていて、それが各部屋を飾っているのですね。

お花畑を回る前に、奥の方に「逢初の滝」があるという事で、そちらへ先に行ってみましょう。「滝へ」の道標を辿って行くと、ついでに「熊の親子が目撃されています。注意!」の看板が。注意たって、向こうが勝手に出てきたらどないすんねん!? でも、14人で歩いていればさすがの熊さまも、、「わたしら、よぉ〜行かんわ」と思ってることでしょう。

9:50 逢初の滝に到着。滝自体は道から下った河原から、法師川を挟んで直ぐ目の前に落ちているのですが、どうもこの河原、熊さまが好みそうな感じで、滝の側まで行くのにちょっと躊躇します。勇気ある数名が河原に下りて、決死の?記念撮影。(←そのわりには、にこやか) 下りて来なかったメンバーも上で滝をバックに写真を撮ったら、もう少し先に進んでみましょう。

広い道が行き止まり、そこに三国峠登山口の道標が立っています。ここが入口だったんですねぇ。先を覗いてみると鬱蒼とした山の中を、けっこう急ころり観音な坂道が伸びています。止めてヨカッタ。

それではそろそろ戻りましょうか。滝を通過してお花畑に行き着く手前に、ころり観音があります。要はポックリ観音ですが、「ころり」とはまた身につまされるネーミング。それでも、まだまだ先とは言え、アノ人の分、、コノ人の分もよ〜くお願いしたら、お花畑へと入ります。

数種類のゆりや、ダリヤ、ジキタリスといった洋花も育てられているようです。三々五々歩いて水車小屋手前にある小さな橋のたもとで、お昼にはまだ早いし次はどこへ行こかいな・・と話している時、「あれ、ヒルやない?」とズボンを見て指摘する人が。ひゃぁ〜、ヒルやわぁ〜と、さあ、これからが大騒ぎ。衣服は勿論、靴や靴紐の間、靴下を脱いで裏表を念入りにチェックです。

ヒルちぇっくそんなこんなで騒いでいると、宿の庭師のような方が「やられましたか?」と来られます。そう言えば、お帳場の下にも「草むらにはヒルがいます」の貼り紙がありましたっけ。メンバー数名はしっかり塩を渡されていて、ズボンにしがみ付いているヒルに振りかけて落とします。

先ほどの方によると、ヒル除けの特効薬はやはり塩水なのだとか。水に溶いただけでは分離してしまうので、一旦塩水を沸かして冷ましたものを、スプレーで服や靴に吹きかけておくのが良いそうです。ただ、用が済んだらその都度洗っておかないと、ベタベタになってしまうそうで、まっ、そりゃそうやね。ヒル豆知識でした。

ヒル騒ぎが治まって、次は法師薬師へ行こうと、宿の玄関前法師温泉を通って反対側へ向かいますが、これがまったくの方向違い。法師薬師はさっき騒いでいた場所から行く事が分かり、今更戻るのも面倒と、まだ11時ですが、これまたアッサリ予定を変えてお昼前の温泉タイムに突入です。昼食を12時にお願いしてお風呂へ。サッパリしたら、お蕎麦と混ぜご飯の昼食です。外は雨が強くなってきました。タクシーを2時半に予約しているので、昼食後は雨音を聞きながら畳に寝転がって、お昼寝です。 う〜ん、極楽極楽。

時間通りにお迎えに来たタクシーに乗って上毛高原駅へ。憧れの谷川岳と癒しの法師温泉の二本立て欲張りツアーも無事終了し、大満足で車中の人となるやまゆ会です。どちら様もお疲れ様でした!


おまけ

高崎名物 だるま弁当

 今日のお時間
9:30 宿 − 9:50 逢初の滝 −10:00 ころり観音 −(ヒル騒動) − 10:40 宿

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