
楽しかった蒜山高原の旅も最終日。今日は宿に置いてあるウォーキングマップを参考に高原を歩き、実は下蒜山よりも重要な目的地、蒜山ワイナリ―を訪れます。雨がひどいようだったら、予定より早いやくもで岡山へ行き、後楽園の菖蒲とあじさいを見ようか・・との案もありましたが、幸いお天気は持ちこたえているよう。むしろカンカン照りになるよりは、曇りがちの方が歩きやすいというものです。
ウォーキングコースはサイクリングロードを歩くようになっていて、一部を除いて車道とは別の道なので安心です。チェックアウト後荷物を預けて 10:00 出発です。先ずは以前蒜山高原を訪れたメンバーお薦めの、今や人気の建築家 隈研吾さんデザインのシンボル建築を見に行きましょう。蒜山高原のある真庭市が「蒜山高原の自然と、昨今流行りのサステナビリティを融合した新しい観光文化を発信する拠点として開業した施設」なんだそうな。シンボルとなる建築物にミュージアムとショップが併設されています。
お宿から牧場に沿ってサイクリングロードを歩き、国道を渡ったら10:15 新しい施設「グリーナブル ヒルゼン」に到着です。隈研吾と言えば木造建築。シンボルとなる建築物「風の葉」は元々東京にあったものを移築したそうですが、ここ真庭市の木材を使用しているのだとか。組木細工のようですが解体してもそれぞれのパーツが木材として再利用できるところが、サステナビリティを象徴しているという事のようです。
隣接するミュージアムには入りませんでしたが、ショップでは「サスティナブルを実践できる商品」が並べられています。見た目普通のTシャツとか帽子とかコップ類で、どこが「サスティナブル」なのか良く分かりませんが、多分再生衣料とか植物由来のコップとかなのでしょう。原材料は忘れましたが、泡が細かく立つビールグラスを買い求めた方に後日聞くと、本当に理想的なきめ細やかな泡が立った!と大変好評でした。
ショップの屋根も古い寺院で見るような造りになっていて、組み方が良く分かるように同じ造りのベンチも置かれています。このベンチ、宮大工の職人技のように、本当に釘など使ってないのでしょうか。1個抜いたらガラガラと崩れそうですが、試しに引っ張ってみてもうんともすんとも動きません。当然ですね。
さて、この後はどこへ行きましょう。ワイナリーはランチのあとに行くつもりなので、時間的にちょっと早いですがランチが出来るお店を探しつつ、ワイナリー方面へと移動します。途中、いくつかステーキやらBBQのお店はあるのですが、昼間からお肉はちょっとキツイわぁと気分が乗らず、そうこうしている内にワイナリーの前まで来てしまいました。入口の看板を見ると、ピザやチーズの盛り合わせといったワインのお供になるようなメニューがありますねぇ。まだ11時前
ですが、ここで飲みながら食べながら帰りの時間まで過ごすことにしましょう。そして、この選択が大当たり。
外のテラスにあるテーブルで、冷えたワインにジャージー牛乳チーズのピザ、更に数種類のチーズの盛り合わせ、牧場越しに眺める蒜山三山の山並みをアテに気持ちの良いランチタイムです。追加のワインを頼んだら、お店の方が試飲・試食用にお薦めのワインやチーズをサービスして下さり、更にランチが華やかに。心地良い風に吹かれつつ気付けば3時間近く過ごしてました。そろそろお宿に戻って根雨駅行の送迎バスを待ちましょう。
行く前から天気予報に振り回され、更に強風に見舞われた下蒜山でしたが、最後のワイナリーで終わり良ければ全て良し。美味しいワインと楽しい思い出をお土産に、帰路につくのでした。、
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本日のお時間
休暇村 10:00 -10:15 グリーナブル ヒルゼン 10:30 -10:50 蒜山ワイナリー 13:50 -14:00 休暇村
本日の反省会 蒜山ワイナリー