吾妻山
で、新緑は?

今日は午後からお天気は下り坂との予報。まぁ、それならそれで、吾妻山から国民休暇村に下りてバスにお迎えに来てもらえば良いわ〜と、お気楽に考えてバイキングの朝食を美味しく頂きます。朝食の時間の関係で、出発は予定より30分程遅くなりましたが、まぁ、遅くなれば吾妻山から〜(以下同文)。しか〜し、この時点であんなハプニングがあるとは、誰一人知る由もなく・・。

県民の森8:30 お泊まりセット等は宿舎に預け、身軽な出で立ちで県民の森公園センターを出発です。今の所は上々のお天気。広場の入口でとりあえず、使用前?の記念写真です。広場を突っ切って御陵登山口へと向いますが、広場の桜はまだまだ花が残り、ちょっとしたお花見気分です。その隣のキャンプ場では、これから朝食でしょうか、テント前で湯気が上がっているのが見えます。こういう所でのテント体験もなかなか面白そうですね。近々、是非やってみましょう。

スキー場内からも上がる道はありますが、何度も言うようにゲレンデというのは意外と斜度があってキツイので、今回はちょっと遠回りになりますが、体育館脇の道から上がって行きましょう。体育館を過ぎてちょっと行くと右手に、御陵→の道標があり、先スキー場より比婆山(御陵)ずは御陵までの3.2kmが始まります。

鳥の声が響きBGMとしては爽やかですが、植林帯の歩きはとにかく暑い!9:40 衣服調整で一休みです。

昨日の牛曳山の状態から見て、こちら側のブナ林の新緑もまだ早いだろうとは思っていましたが、待望のブナ林に入っても案の定殆ど芽吹いていません。あら〜、残念。新緑のシャワーはそれでも諦めがつきますが、葉のない素通しのブナ林に、陽の光がまともに降り注ぎ、、ここから上全てブナと言うことは、つまり、どこまで行っても山頂までは日陰がない!

御陵9:50 それでも何とか大木の陰に寄り添って、ちょっと休憩です。若葉はなくとも、大きく枝を張ったブナの巨木は、それだけで威厳があり、なおかつ心和まされるものがあります。

10:20 ようやく左右に立つイチイの古木が門構えとなっている、御陵に到着です。ここまで来ると何種類かの常緑樹があり、そこの木陰でホッと一息つきます。前回と同じく、畏れ多くも御陵の前で写真撮影。一応「祟らないでね」と失礼をお詫びしたら、先に進みます。

吾妻山近道分岐緩やかな道を下って行き、烏帽子山経由で大膳原へと向いますが、大膳原への近道がその前にあるらしいので、入口に注意して歩きましょう。15分程行くと、ありました、左手に「吾妻山近道 1.6k」の道標です。反対側には「天然記念物 ブナ純林」の看板があり、せっかくですからちょっと早いですが、ここでも小休憩で水分を補給します。写真を見ても、ブナ林がいかにガラ空きか分かります。

近道は5分程平坦な道を歩きちょっと下ると、烏帽子山から来る道と合流してしまいました。なんだ、これだけ?大膳原までもう少し続くと思ってたので、ちょっと拍子抜けです。合流地点からの下りはかなりの急坂で、帰りにこれを登り返すのかと思うと、オソロシイ…。

虹??曲がり角の先で、先行する元気班から「えぇ〜、なにあれ?!」「ワァ〜、キレイ!」の叫び声が聞こえます。何事かと追いついて元気班の指差す先を見上げると・・、まあ、何ということでしょう!?虹とも何ともいえない色付きの光が雲間で輝いています。普通虹なら半円を描いていますが、これは雲の間で真横になってるし、第一昨日今日と雨も降ってないのに、なぜに虹なん?不思議な現象に暫く立ち止まって眺めている内に、段々と薄くなり消えてしまいました。ふ〜む、ほんまに何やったんやろう。

珍しいものを見たお陰でテンション好調のまま下り続け、11:00 下りの終点、大膳原手前の4つ辻で一息つきましょう。行く手には吾妻山がど〜んと聳え立ち、これからまたあのテッペンまで登吾妻山山頂るのかと思うと、嬉しくて涙が出そうです。意を決してとりあえずはちょっと先の大膳原へ。広い草地の大膳原の真ん中を抜けて、11:20 いよいよ吾妻山への登りへと差し掛かります。

下から見ると一直線に道が伸びているように見えましたが、途中から山腹をジグザグと縫って上がります。ひたすら道なりに登って行きふと下を見れば、大膳原でピクニック中のハイカーの姿が小さく見えます。あら〜、気付かない内に結構上がって来たんやねぇ。11:50 怒涛の一気登りで、吾妻山山頂に到着。どちら様もお疲れさまでした!

山頂では吾妻山でお弁当いくつかのグループがお食事中。我々も眺めの良い場所でお昼にしましょ。大膳原を見下ろす絶好のビューポイントでお待ちかねのお弁当です。

県民の森センターのお弁当は、おにぎり2個に焼鮭、卵焼きと定番の山のお弁当。食後は鳩首会談の上、またまたAコース、Bコースに分かれ、Aコースは予定通り烏帽子山経由で県民の森へ、Bコースはこのまま国民休暇村へ下りて、バスにお迎えに来てもらうことになりました。Aコース、Bコース、運命の別れ道!各コース下山開始

12:30 Bコース組に見送られ、Aコースが先発。再び怒涛の下りで、大膳原手前で振り返れば、山頂で手を振るBコース組。その後 12:45 Bコースが国民休暇村へ向け出発です。Bコースの行程は、こちら裏ページへ

12:50 Aコース組は大膳原に到着。山頂から見えた建物は絶対トイレと目星をつけ探せば、キャンプ場の側にペーパー付き水洗トイレ棟が建っています。これで心配事も消え、気持ちも新たに12:55 あの登り返しに向け出発です。

勇んで登り始めたものの、う〜ん、ツライ・・。それでも30分程黙々と上がって行くと、休憩中の一団とワンちゃんに遭遇。ワンちゃんはとてもお疲れのようで、岩の上にゴロンとノビていたのに、我々が差し掛かると急に跳ね起きるのは、やはり犬なりの見栄ってもんでしょうか。13:20 少し通りすぎた所で、我々も休憩です。すると今度はこの一団が追い越して行きますが、ワンちゃん、どうも行きたくなさそうで休憩中の「やまゆ会」に擦り寄ってきます。飼い主さんに呼ばれて何とか後を追って行きますが、足元はヘロヘロ。どこまで行くのか分かりませんが、無事の下山を願わずにはいられません。

5分程で、先ほどの近道との合流点を通過。今度は烏帽子山方面へと向い、13:30 烏帽子山に到着です。さぁ、後は下るだけ。14:00 出雲峠に着いてしまいました。途中、Bコース組より連絡があり、休暇村に到着するもバスが待てど暮らせど来ないとのこと。時間合わせの為、ここでゆ〜っくり大休止です。再び連絡をとってみると、2時過ぎにバスが到着し、今県民の森へ向っているというので、こちらも腰を上げます。14:45 公園センターに到着。お風呂で汗を流してサッパリした所で、15:40 ようやくBコース組が到着。涙の?再会です。

Bコース組も急いでお風呂へ。全員揃った所でバスに乗り込み、お天気に恵まれた比婆山に別れを告げ、一路宝塚へと向います。残念ながら新緑にはちょっと早かったですが、可憐なお花と、力強いブナの林を堪能した休日でした。

 今日のお時間 (Aコース)
8:30 公園センター −(休憩2回)−10:20 比婆山(御陵) 10:25−(休憩1回)−11:00 大膳原 11:05−11:50 吾妻山 12:30−12:50 大膳原 12:55−(休憩1回)−13:30 烏帽子山−14:00 出雲峠 14:15−14:45 公園センター

 今日のお風呂 (Aコース、Bコース共通) 県民の森センター
         泉質: H2O
         効能: あぁ〜、サッパリした

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