
見事に「く」の字を描いてやって来る台風21号は、何とか1日前に北陸地方を抜けたものの、どっかり居座るのが秋雨前線。いちるの希望を胸に茨木駅に集合です。7時集合・7時出発というタイトなスケジュールですが、早くからの告知もあり皆さん時間前には集まり、10名を乗せたマイクロバスは、7時前には茨木を離れ名神へと入ります。幸い道もスムーズに流れ、いつものように菩提寺SAで1名ピックアップ・・は今回無しでトイレ休憩をしたらすぐ出発です。
菩提寺でパラついていた雨は徐々にどしゃぶりとなり、東海北陸道・高鷲辺りでちょっと上がりますが、10:00 ひるが野高原SAで最後のトイレ休憩をする頃には、またまた降り出します。10:30 荘川ICで下りて大白川へと向います。10:55 白山スーパー林道と白山公園線との分岐点にぶつかり、大白川ダムの放水注意の看板がある公園線へ。道幅が狭い上にカーブも多く、自分じゃ絶対運転せぇへんな〜と言いながら、プロの腕前に感心している内に、11:25 登山口のある白水湖の駐車場に到着です。駐車場のすぐ下にきれいなトイレがあり、その奥にある「白水湖畔ロッジ」には露天風呂(\300)もあるようです。ここに下ってきた人には嬉しいお風呂ですね。
今の所雨は落ちていませんが、雨具・傘をすぐ取り出せるようにして、平瀬登山口と書かれている鳥居をくぐって出発です。鳥
居の足元には、←白山室堂6.9km と書かれた道標があり、これから1`毎にこの道標が出て来ます。いきなりの階段は、バスに揺られた長旅の後にはちょっとキツイィィィ。
階段を終え山道に入った所で、雨がポツポツと落ちて来ます。11:55 休憩を兼ねて雨支度をしましょう。そんなにひどい降りではないし、しばらくは樹林の中を歩くので、とりあえず足元だけキッチリと装備し、後は傘でカバーすることにします。歩き出してすぐに5.9kmの道標を通過。12:30には、4.9kmの道標を通過します。う〜ん、順調、順調。このあたり、立派なブナ林で大きなブナが見事に枝を広げていますが、まだ黄葉の気配もなく青々
としています。残念!
またもや階段が現れて高度を稼ぎますが、雲の中に入ってしまって周囲は真っ白で何も見えません。12:55 ちょっと休憩はすれど相変わらず何も見えず。お花の時期も終わり、景色もお花もない山道を黙々と歩き続けます。
じゃじゃ降りにならないのだけがせめてもの救いで、傘を広げたりたたんだりしながら、先に進みます。13:25 3.9kmの道標の傍で離れた後方組を待ちながらちょっとお休み。尾根に出てから少し道がなだらかになってきます、狭いけど。
標高も大分稼いだのか、ようやく道脇のナナカマドが紅くなってきました。よしよし、秋山はこれでなくっちゃ。それにしても5.9km地点から4.9km地点までは約30分だったのに、4.9kmから3.9kmまで2回休憩が入ったとはいえ、約50分かかったのは、やはり階段がシンドかったのか?!
周囲はいつの間にかブナからダケカンバの森に代わって来ています。ダケカンバってこんなに大きくなるのか〜と感心しながら、ひたすら登って行くと 1405 目の前にこぎれいな大倉山避難小屋が出て来ます。やれやれ、ここでゆっくり腰を下ろして休憩しましょう。
ここで泊
まるのか、マットを敷いてすっかり我が家の様に寛ぐ3人(2人+1人?)の先着組の傍らで、大休止です。
前回の豆餅パワーにあやかり、持参したきな粉餅を皆さんにお配りして、「きな粉餅パワー」に期待しましょう。そうこうする内に下りてくる人・上がって来る人と小屋の周辺が賑やかになって来ます。大人数でいつまでも小屋を占有しては申し訳ないので、丁度2名の方が小屋を覗いたのをしおに、14:20 出発です。
20分程で、2.9kmの道標を通過。急坂、所々階段・・の道を歩き、14:50 またもやバラけた列を整える為にちょっと立ち止まります。全員が揃った所で歩き出し、15:15 カンクラ雪渓の道標を通過、あと1.2kmになってきました。ガンバ!
朝、登山口ですれ違った単独の若い女性が、「7時に上り出してカンクラ雪渓で折り返してきました〜」と話されていたのですが、ここまで来て折り返して11:30には登山口に戻れるとは!出発して約4時間でようやくここまで辿り着けただけでも、オジさん・オバさんには精一杯。はぁ〜、若いってこういうことなのねぇ。
さすがに雪渓に雪は残ってなく、というより間近に迫る雪の季節を待ち受けるカンクラ雪渓を後に、先に進みましょう。今までは階段というと丸太でしたが、今度は石が積み上げられた階段が登場です。ホンマに階段の多いコースやなぁ〜。登山口よりずっと続いていた霧雨の中の歩きで身体が冷えてきたのか、ちょっと疲れも出て来ます。15:30 小休止。
ここで、幹事組は早めに受け付けを済ます為、飛ばし気味で先行します。石の階段は丸太の様に土が流される事がないのかさほど段差もなく、16:00 鈍(にび)色の雲の下、荒涼と広がる賽の河原に到着です。ここまで来れば←展望歩道 ↑室堂センターの道標に教えてもらうまでもなく、向こうに赤い屋根の室堂ビジターセンターが見えてきました。16:10 幹事組が受付を済まして遅れること20分程で、本体組が到着。本日のお宿、ビジターセンターの宿泊棟、御前荘にザックを置きましょう。
センターで夕食を済ませ、御前荘に戻ろうと外に出ると、プ〜〜ンと香ばしいイイ匂いが漂ってきます。匂いの元を見ると、暗い玄関先でヘッドランプの灯りの下、メザシを焼いている若者が・・。「美味しそうだね」と声を掛けると、「どうしてもこれがしたかったんでぇ〜」とのお返事。
いつか我が会でも、好きなアテを持ち寄ってコンロで炙りながら一杯・・の夕べをしたいものです。

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明日は御来光が可能なら白山奥宮祈祷殿の太鼓が4時に鳴り響くそうですが、今日のこのお天気ではどうでしょう。太鼓の音を期待して、早々と布団(正確には毛布)にくるまります。
オヤスミナサ〜イ。
今日のお時間
平瀬登山口(トイレあり) 11:30−(休憩3回)−14:05 大倉山避難小屋 14:20−(休憩1回)−15:15 カンクラ雪渓−(休憩1回)−16:30 室堂ビジターセンター
御前峰上りへ