近江の旅 八幡山

近江八幡駅長梅雨の上にコロナ禍のおかげで遠出が出来ないこの夏、恒例の特別例会は近場でゆっくりする事にします。そこで選ばれたのが、山あり湖あり、おまけに美味ありの近江八幡。お馴染みの休暇村に泊まって1泊2日の近江の旅を満喫しましょう。

天気予報は相変わらずの雨模様ですが、とりあえず10:10 JR近江八幡駅に集合です。計画では百々神社から八幡山へ上がって日牟禮八幡宮へ下る予定でしたが、お昼ごろから雨足も強くなりそうなので、ここは思い切って日牟禮八幡宮からロープウェイ往復での山行きへ変更です。そうと決まれば八幡山、お昼は当然、アソコですね! 駅前の観光案内所で地図をもらい、バス路線の説明を聞いて出発です。 

新町バス停でおりて、案内に沿って日牟禮八幡宮へと向かいます。着いてみると敷地内の駐車場は車と人で大賑わい。でも、殆どの人は向かい合って建っている和菓子屋さんとバームクーヘン屋さんへ流れて行っているようで、一番奥のロープウェイ乗り場はひっそりとしています。貸し切り状態でロープウェイに乗り込み、11:20 山上駅に到着です。北の丸と西の丸跡

八幡山には豊臣秀次により八幡山城が築かれましたが、現在は建物はなく当時の石垣だけが残っています。本丸跡に瑞龍寺という秀次の菩提寺が京都から移築され、その瑞龍寺を囲むように散策路が付けられています。1周30分ほどという事なので、ぐるっと歩いてみましょう。

小雨の中、緩い石段を上がると 11:25 琵琶湖を一望する開けた場所に出て来ます。西の丸跡でしょうか。ここから5分ほど行くと今度はハートのオブジェと並んで「八幡山」の道標が建っている展望台に出て来ます。地図によると北の丸跡のようですが、ここが山頂でもあるのでしょうか? 今イチ分か瑞龍寺りませんが、まっ、いっか。11:33 八幡山山頂到着・・という事にしておきましょう。

ロープウェイへ戻る途中の階段から瑞龍寺へと上がります。正式名は 村雲御所瑞龍寺門跡。秀次の母、つまり秀吉の姉が自害した息子秀次の為に建立したという経緯で、「御所」や「門跡」が付く格式の高いお寺になったようです。お寺なのに境内には金色の鳥居をもつお稲荷さんもあります。何やらお金が溜まりそうなので、こちらにもお参りしておきましょう。

「戦国の階段」と書かれた石段を下って、ロープウェイ駅へと戻ります。当時のまま残っている石垣はだいぶ隙間が空いてきているのか、つっかえ棒代わりのパイプ2本で支えられています。これ、ちょっと誰かがパイプを動かしたらガラガラと石垣が崩れそうで怖いですね。

日牟禮八幡宮12:05 ロープウェイ駅に戻って来ました。駅からは正面に繖山、その左側に安土山が望めます。そう言えば今を去ること14年前、繖山から安土山を歩きましたが、まぁ、あの頃は若かった。階段責めの記憶に恐れをなし、明日は体力不足と雨降りも考慮して、繖山と安土山の間にある「信長の館」を見学することにします。ロープウェイで下りたら、さぁ、ランチへ!その前に、日牟禮八幡宮にお参りです、一応。近江商人の守護神として崇敬を集めているという八幡宮で商売繁盛をお願いしたら、お昼にしましょう。

たねや和菓子屋さんが営む人気の茶屋で、お楽しみのランチです。地元のお野菜をたっぷり使ったお昼定食とビールで大満足の昼食がすんだら、次はデザートを頂きに行きましょう。ここから歩いて20分ほどにある、同じくこの和菓子屋さんが所有する施設ラコリーナで、バームクーヘンやカステラが頂けるとのこと。前から行ってみたかったというメンバーのリクエストで、14:00 てくてく出発です。

途中、明日乗る予定の水郷めぐりの船着き場を確認しながら、車道を歩いて15分 ラコリーナ入口に到着です。着いてビックリ、次から次へと車が入って行きます。まぁ、人気なのねぇとのんびり構えながら夕食中へ入ると、これまた更にビックリ!建物の外まで長蛇の列です。聞けばバームクーヘン待ちの行列らしい。

ラコリーナは中庭を取り囲む回廊沿いに、中世の古城のような建物が並び、バームクーヘンだけでなくパンやクッキー、軽食が頂けるのですが、どこも人、人、人。のんきにコーヒーとバームクーヘンでデザート!と考えていたのが甘かった、お菓子屋だけに・・。更に雨脚も強くなって来ました。デザートは諦めてバスの時間まで雨宿りしたら、大雨の中バス停まで歩いてバスに乗り込み、今日のお宿へ向かいます。

お宿に着くころには雨も止み、近江牛食べ放題の夕食前には見事な夕焼けが琵琶湖に映えています。明日のお天気を期待して、今日は休みましょう。

 

 今日のお時間
10:30 近江八幡駅==(バス)== 11:10==(ロープウェイ)== 11:30 八幡山 12:10==(ロープウェイ)== 12:20 日牟禮八幡宮

 今日のお風呂      国民休暇村 近江八幡
        泉質: 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
        効能: 病後回復、関節痛、筋肉痛、疲労回復 etc

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