序章
美山散策

秋の特別例会は、行けそうで行けない場所第2弾!芦生原生林(京大芦生研究林)です。京都府内といえど、福井との県境に位置するので、辿り着くまでにかなり時間がかかります。10:00 京都駅八条口に集合、ジャンボタクシーで一気に美山の民宿まで直行です。途中道の駅「ウッディー京北」でトイレ休憩ですが、間違えてウッディー「ぺきん」と読む者(手品師か?!)、ウッディー「きょうきた」と読む者(明日来たなら??)と色々。正しくはウッディー「けいほく」です。

美山散策周山街道を更に進むと、かやぶき屋根の家が多くなってきます。殆どの家は屋根がトタンで覆われていますが、かやぶきのままにしている家が集中している所が、「美山かやぶきの里」です。これまですれ違う車も少なかったのに、「かやぶきの里」は駐車場も村内も多くの人で賑わっています。みんな、どこから来たんやろ〜。

ジャンボタクシーは更に奥へと分け入り、12:30 本日のお宿に到着です。宿の方に1kmほど先のキャンプ場も気持ち良いですよ・・と勧められますが、お腹が空いているので1km歩くのは却下。隣接する喫茶店を使わせて頂いて、お昼にします。いつもながらワインやらチーズやら生ハムやら持参して頂き、優雅なランチです。そうこうしている内にマイカーで夕方合流する予定のメンバーが早くも到着。聞けば佐々里峠で散策するつもりが、「熊注意!」の看板を見て、さっさと引き上げて来たのだとか。

河原で小石投げ全員揃ったので、部屋に荷物を置いたらパンフレットにある布滝に行ってみましょう。ここから4kmほどの道のりだそうです。13:30 右手に由良川を見ながら車道をテクテク歩いていると、川沿いでテントを張ってキャンプしている人が居ます。河原では焚き火の煙が立ち昇り、テントの横には折りたたみのテーブルと椅子も置いてのんびりとおくつろぎ中。ここがさっき教えてもらったキャンプ場のようです。

お宿のご主人によれば、今年は紅葉がイマイチだそうで、確かに茶色っぽい葉が多いような。曇りがちなお天気もあってちょっとくすんだ感じの紅葉ですが、陽がさせばそれなりにパっと輝いて見えるのは、やはり空気が澄んでいるせいでしょうか。おしゃべりしながらのんびり歩くこと約1時間、そろそろ滝が見えても良い頃ですが、その気配はありません。なら、もうエエわと言う事で滝はアッサリ諦め、来た道を戻ります。

ハリマ家山里料理せっかくなので、もう一つある河原のキャンプ場へ下りてみましょう。こちらは誰も居ません。河原となればしてみたくなるのが、小石投げ。川面を小石が何回飛びはねるか、やり始めたら止まりません。しばし童心に帰って投げ続けます。最高記録は男性が6回、女性が3回。そうこうしている内に良いお時間になってきました。お宿に戻りお風呂に入ったら、お夕食です。

案内された広間には、民宿とは思えない豪華なお料理の数々が、テーブル狭しと並べられています。メインは、名物美山鶏のスキヤキですが、今回絶賛だったのが、松茸ならぬシイタケの土瓶蒸し。肉厚のシイタケがゴロンと土瓶の中に入っているだけなのですが、そのスープの美味しいこと。おかわり下さ〜いと言いたくなるほどの好評さでした。

美味しいご飯で満腹になったら、後は部屋に戻って寝るだけ。明日の紅葉を楽しみに、早々と部屋の電気が消えていきます。

 今日のお時間
13:30 民宿 −散策 − 15:20 キャンプ場 − 16:00 民宿 

 今日のお風呂    美山町佐々里 民宿「ハリマ家

 2日目(芦生原生林)  メインページへもどる