後立山連峰 朝日岳

朝日岳(2418.3m)は北アルプス 後立山連峰の最北に位置し、三百名山、新百名山に数えられています。積雪量が多く、雪解け頃には一斉にお花が咲くというので、行ってみることにしました。本当は7月の方が花の盛りなのですが、休みが取れず泣く泣くお盆休みにしました。
登山口は長野県側、新潟県側からいくつかありますが、とにかくどこから入っても遠い! ただその分、踏み荒らされる事なくお花が残っているそうな。
今回は、小川温泉のある北又の登山口から入り、朝日小屋に泊まって、蓮華温泉に抜けるコースで歩きます。(山行日:2009年8月14日))

きたぐに
今はなき急行きたぐに 
登山口最寄りの泊駅に直行出来ます
大阪 23:27発 泊 5:08着
宿代節約にもなり、とっても便利 
 寝台
3段式B寝台の中段
B寝台でもパンタグラフの下は2段式で
穴場らしいのですが、既に予約済み
残念!
 北又小屋
泊駅から相乗りタクシーで北又小屋へ
小屋のおじさんに、初めてなら
2合目までゆっくり上がるのが良い
と教えてもらいました
 北又ダム吊り橋
小屋で朝ご飯して、雨具を着て
6:33 北又ダムの吊り橋から登山道へ
けっこう下が透けて見えるので
ここが一番怖いかも
 標識
7:00 1合目標識(標高840m)
因みにこれは朝日岳の標識ではなく
手前のイブリ(恵振)山のもの
この山を越えないと朝日岳には行けません
 梯子
1合目から3合目までは木の根道の急登
ハシゴはこの位のがちょこっと
北又小屋のおじさんに言われたように
ゆっくりと歩きます
 4合目
8:30 4合目あたり(標高1140m)
ここからブナ林が続きます
道もなだらかで歩きやすい!
5合目
8:50 5合目(標高1300m)
霧雨にけぶるブナ林
幽玄の世界にひたります
 7合目
9:30 7合目近く(標高1500m)
木の根の道はなくなり
石と土の道に
8合目
10:00 8合目あたり(標高1630m)
もう紅葉し始めてる?
 
イブリ山
10:50 イブリ山に到着(標高1810m)
ここで軽く焼きおにぎり1個の早弁
 朝日岳をのぞむ
目指す朝日岳は
まだまだ雲の向こうです

案内板
11:50 イブリ山から3分の1の地点
木道が出て来ました
因みに朝日平は小屋のある場所です
夕日ヶ原
12:20 そろそろ夕日ヶ原(標高1950m)
前朝日(標高2215m)まで
 まだまだ上がりますよ
チングルマ
 チングルマ
花が咲いていたらさぞかし
見事な群生です
 ダイモンジソウ?
ボケボケですみません
ダイモンジソウ?かな
キオン?
更にボケボケですが
キオン? 
 不明
ボケボケ3兄弟
花名すら分かりません
葉っぱはゴゼンタチバナに似てるけど
 朝日平
14:00 朝日平に到着(標高2140m)
なかなか快適そうなテント場
水は無料でした
 朝日小屋
今日のお宿 朝日小屋
6畳に2人でラッキー!
食事は評判通り美味です
 夕暮れ
朝日平の夕暮れ

北又小屋から約7時間、よく歩きました。全体を通して上りばかりの道です。夕日ヶ原に入ると木道歩きが多くなりますが、それでも上る。お盆の時期なので夕日ヶ原のお花畑がだいぶ終わりかけていたのがちょっと残念。でも、お花の種類が豊富なのは十分分かりました(写真の技術がイマイチですみません) 

関西からの急行寝台「きたぐに」は廃止になってしまったので、朝一番に北又小屋を出発するには、北又小屋か麓の小川温泉に前泊するしかありません(北又小屋は素泊まりのみ)。 小川温泉から北又小屋までの林道はマイカーは入れないので、タクシー利用となります(約35分) 
今年(2020年)はコロナ対策で、北又小屋・朝日小屋とも休業です。

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