急登と藪漕ぎ
香酔山

久々シリーズ 第2弾! 今回は一昨年の7月以来約2年ぶりの榛原駅集合です。しかも本日はめったにないメンバー全員集合ですが、こういう時に限ってリーダーが体調不良のため欠席。野放しになったメンバーだけでの山歩きです。お久しぶりの榛原駅からタクシーで登山口のある玉立(とうだち)の清龍寺へ。帰りは歩いて駅に戻る予定ですが、「まぁ、念のため持ってって下さい」と渡されたタクシーカードが後で役に立ちました。う〜ん、タクシー会社の案内係りさん、先見の明ありですなぁ。

最初の休憩9:50清龍寺に到着。準備が整ったら、10:00 東海自然歩道の標識を見ながら、先ずは貝ヶ平山へ向けて出発です。しばらく行くと、右手に色の抜けた赤テープがぶら下がる登山道の入口が見えます。特に標識も何もありませんが、このまま真っ直ぐ行っても東海自然歩道しかないので、ここから山に入ります。

植林帯の中はいきなりの急登。「坂の途中で休むのキライやねん」のリーダーが居ないのを良いことに、「20分おきに休憩、お願いしま〜す♪」の天の声に従い、10:11 早くも最初の一休みです。杉の一本に「中井」と赤字で書かれてますが、んっ、中井って??

どうもこの一帯にはこれといった標識がないようで、植林帯の次の休憩同じような景色が続く中、休みの度に地図を広げて現在地を確認します。分岐もけっこうあるので注意しましょう。それにしても今日は静かやなぁ。リーダー不在だと結構慎重になって口数も少なくなるんやねぇ。10:30 杉の幹に今度は「中山」と赤字で書かれた場所を通過。先ほどの中井といい、この中山といいなんか意味があるのでしょうか? 

先に進むと 10:37 急勾配で上がる道と、左手に巻き道と見られる平坦な道とに分かれます。急勾配のほうに赤テープがありますが、途中で倒木があり歩きにくそう。休憩がてらよく観察すると、左の平坦な道にも白いテープがあるので、恐らく先で合流するものと見て左へとります。

10:55 貝ヶ平山・鳥見山・貝ヶ平バス停口の3方向を示す道標が突然現れます。今までな〜んもなかったのに、やけに立派な道標です。それでも、やれやれこっちの方角で良かったんやねぇ〜と安心するのもつかの間、目の前には尋香酔山道標常でない急登が待ち構えていました。

アキレス腱を思いっきり伸ばし、時にはロープにつかまりながら這いつくばる様に坂を登って行きます。途中に香酔山への分岐があるはずなので、見落とさないように。あっ、ありました、ありました、小さく香酔山と書かれているプレートが下がっています。でもこれって、登ってくる人には見つけ易いですが、逆方向から来るとちょっと分かりにくそうやねぇ。まぁ、その代わりと言っては何ですが、赤い印がこれでもかとばかりに付けられています。

ここは一旦通過して貝ヶ平山へ向かいます。又もや急登を越えて 11:15 お疲れ様でした。やっと山頂です。特に展望のない貝ヶ平山ですが、とりあえず来た証拠の記念写真。お腹も空いてきたので、サッサと出発して次なる香酔山へ向かい貝ヶ平山ましょう。

11:30 先ほどの道標まで戻って左折です。 今度はとんでもない急な下りが続きます。この辺の山は、「ほどほど」ってものを知らんのかい!? これでもかと下ってようやく鞍部に着いたら、今度は登り返しです。顔にまでかかる熊笹の葉を泳ぐように掻き分け、足元の石や根っこに注意し、下ばかり見て笹の海の中で先行者を見失わないように・・と、あぁ、忙しい。

11:50 熊笹の波を越えて、香酔山山頂に辿り着きました。さて、これからどうするべぇ。予定では来た道を戻り、今度は鳥見山へ向かってそこでお弁当♪なのですが、空きっ腹ではパワー不足でさっき下った坂は登れない。かといって、ここでお昼を食べてしまうと、重たいお腹であの坂は上がれない。要は、「あの坂は登りたくな〜い」で意見が一致します。

香酔山そこで予定変更。鳥見山は省略してここからすずらん群生地を通り国道に下りる事になりました。そうと決まれば、ここでゆっくりランチタイムです。

山頂には来た道を含め3本ほどの道が集まってます。食後は香酔峠へ下りるにはどの道を行くか、地図を真ん中に念入りに鳩首会談。12:45 上がってきた道を背にして、右側の道を下ります。

相変わらず道標らしい物は一切ないので、赤テープを確認しながらこれまた急な道を下っていきます。笹の中で埋もれてしまったり、紛らわしい枝道がある所では後続を待ったりと、迷子にならないように気をつけて下りてくると、13:38 鉄塔番号の標識がポツンと立つだけの三叉路に突き当たりました。さ〜て、これはどっちだ?

日本の田舎又々地図を広げ、磁石を出して方向確認。左手のNo.13方面へ行く事にします。道幅が広くなって歩く事5分、再び三叉路です。周囲には三つ葉が自生し、大ぶりの葉からはスーパーで売られているものより、一段と強い香りが漂います。この辺まで来ると車が入った形跡もあり、道もすっかり林道風です。恐らく鉄塔の巡視路なのでしょう。さて、でこの三叉路。今度も左側の道を選びます。

下ってるはずなのに緩やかな上りになり、また山に入って行くんとちゃうか〜と心配になりますが、やがて電柱が出てきて里が近くなった事を教えてくれます。13:58 完全な車道に出て来ました。飲めるかどうか分かりませんが、一応水場もあり、ここで10分ほど休憩です。後はこの車道を国道に向けて歩くだけ。地元の方に道を尋ね尋ねバス停まで、これぞ「日本の田舎」と言える風景の中を歩きます。

14:38 貝ヶ平口バス停に到着。ここで朝もらったタクシーカードの出番です。バスの本数が少ないのでタクシーでいつものお風呂へ乗り付けることにします。道標が殆どない山で、こんなに地図を見ながら歩いた事はないというほど、大変お勉強になる香酔山でした。

 今日のお時間
10:00 玉立・清龍寺 −(休憩2回)= 11:10 貝ヶ平山 11:20 −11:50 香酔山 12:45 −(休憩2回)−14:00 林道終点 −14:40 貝ヶ平口バス停

 今日のお風呂      みはる温泉 美榛苑  500円
        泉質: ナトリウム−炭酸水素塩泉
        効能: 神経痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、慢性消化器病 etc

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