今日は海を渡って、実に9年ぶりの淡路島は諭鶴羽山です。前回同様バスで明石海峡を越えて行きますが、こちらも前回と同じく明石大橋はあっけなく通過し、トイレ休憩の淡路SAでお土産品の物色です。帰りに買う品物の目星をつけたら、バスに乗り込んで一路諭鶴羽ダムへ向かいます。
10:15 春になれば見事に咲き誇るだろう桜並木の諭鶴羽ダムに到着。今度は春に是非この山を企画しましょうと話しますが、う〜ん、確か前回もこんな話をしたのに、結局9年経ってもいまだ実現できてません。
10:20 諭鶴羽古道・裏参道の登山口から出発です。相変わらず入口から急登が続きます。杉林の中黙々と上がり、10:50 ようやく神倉神社に到着です。横に建っている古い道標に刻まれている文字を読もうとしますが、読めそうで読めません。ああだこうだ言っている時間が、丁度良い休憩となります。
神倉神社からは、ヤブツバキやミツバツツジ(?)の潅木のトンネルの中、緩いアップダウンを繰り返します。日陰には雪が残っていますが、歩きやすい尾根道です。
鉄塔を過ぎて11:50 諭鶴羽山山頂に到着。温暖な淡路島とはいえ、標高607.9mの最高峰はやっぱり寒い・・。どこか風の来ない所でお昼をとウロウロしていると、反対側から上がってきたグループに、下の「やまぼうしの広場」に屋根のある休憩所がありますよと教えて頂きます。それならばと、山頂で記念写真を撮ったら諭鶴羽神社方面へと下ります。
12:20 「屋根つきの休憩所」と言うので、普通の東屋を想像していたら、何とトイレあり〜のテーブルと椅子あり〜の、観光地にあるような立派な無料休憩所、その名も杠荘。建物の前の広場からは眼下にキラキラと輝く海が見渡せ、眺めも上々です。外でこの景色を眺めながらの昼食も魅力的ですが、なにしろ風が冷たいので有り難く無料休憩所を使わせて頂きます。中に入ってみると畳敷きの部屋もあり、お泊りも出来るようです。
椅子に座ってゆっくりお弁当を頂いたら、13:00 出発です。 休憩所を出て先ずは諭鶴羽神社にお参りして、表参道を下ります。大きな石や岩がゴロゴロしているので、気をつけて歩きましょう。冬なのに緑濃い葉をつけているのは、ヤブツバキでしょうか、良く見ると上の方に紅い花がまだ一杯咲いています。常緑樹が多いせいか薄暗い森の中、道脇には町石代わりのお地蔵さんが1町ごとに立っています。表参道は18町あるそうなので、一つ一つ辿ってみましょう。
時々見落としながらも辿って行き、昔山上にお寺があった頃、お寺へ帰るお坊さんがよく休憩したと伝えられる「坊さま角」を通過して10分、13:53 諭鶴羽古道(表参道)入口の標識が見えて来ました。んっ? でも神社本殿まで15町と書いてあります。どうも表参道というのはこの標識からではなく、黒岩郷から始まっているようです。ということは、あと3丁分のお地蔵さんがどこかにあるはず。それを探しながら、黒岩のバス停を目指して歩きます。
次のお地蔵さんが見当たらないなぁとキョロキョロしていると、あっ、あった!何と民家のお庭の端っこにちょこんと隠れていました。14:00 黒岩バス停に到着。この後は水仙郷に行く予定でしたが、ことしはまだ満開にはちょっと遅いらしいのであっさりパス。早々にバスに乗り込み、今朝通った淡路SAで再びトイレ休憩兼お土産タイムです。今日はお急ぎの方が居るので島内でのお風呂はなし。バスは一路三ノ宮へ向かい、三ノ宮駅に到着後は帰る人、お風呂へ行く人と三々五々街中へ消えて行きます。
今日のお時間
10:15 諭鶴羽ダム登山口 −10:50 神倉神社 −11:50 諭鶴羽山 −12:20 やまぼうしの広場 13:00 −13:43 坊さん角 −13:53 表参道入口
今日のお風呂 神戸クアハウス 920円
泉質: 重曹泉・硼酸泉
効能: 美肌、疾病予防