ロープウェイで行く 大和葛城山

ロープウェイ今まではロープウェイやケーブルがある山でも、「山歩きの会」と謳っている手前、あえて歩いて登っていましたが、もうそろそろ楽して上がってもエエんやない‥と言う事で、楽ちん登山の1回目として久々の大和葛城山を歩きます。春のツツジで有名ですが、秋のススキもなかなか見応えがありそうな大和葛城山、楽しみですね。

ロープウェイ駅行きのバスの時間に合わせ、近鉄御所駅に集合します。丁度良い時間の電車がなく、早めに着いて駅前でしばらく時間待ち。どこか座る所はないかと見回すと、左手に小さなパン屋さん風のお店があります。テラスにテーブルと椅子が見えるので近づくと、なんと卵の自販機があるではないですか。残念ながら現在は休止中のようですが、ここは卵屋さんなのでしょうか?

白樺食堂お店の中に入ると、確かに卵も売ってますが、自家製のクッキーやパンもあり、せっかくなのでクッキーを買って先ほどのテラスで座らせてもらいましょう。 後で調べると卵だけでなく地元産の野菜や工芸品を扱う、コミュニティショップのようなお店らしい。

30分ほど待ってロープウェイ駅行のバス乗り込みます。けっこうな山の中の道を上がって20分、ロープウェイ駅に到着です。11:10発のロープウェイに乗り、6分で山上駅に着きました。本日は、先ずは山頂まで行ってお昼を食べ、その後ダイヤモンドトレール、通称ダイトレを歩き、途中でダイトレを離れて自然研究路に入り、山上駅に戻るというコースを予定しています。因みに山上駅から葛城山頂までは「近畿自然歩道」の標識があり、何やらいろんな名称の道が入り組んでいるお山です。

山頂それでは、「近畿自然歩道」を歩いて最初の目的地、山頂へ向かいましょう。途中の白樺茶屋までは車道ですが、車はもとより人もあまり歩いてないので、遊歩道のように楽に歩けます。今年の秋はいつまでも暖かいので、周囲の樹々もまだ紅葉にはなってませんが、たまに紅い葉をつけている木を見つけるとワ~っと寄って眺めたりしてのんびり進みます。

11:40 白樺食堂が見えました。隣にトイレもあるので、食堂裏手のテラスでちょっとトイレ休憩です。テラスからは眼下に大和盆地が一望に見渡せます。11:50 食堂から先、山頂までの道に入ります。ここまでと違っていよいよ山道となりますが、といってもゆるやかな坂なので、こちらものんびり上がって行きます。5分ほどでお馴染みの標識が出て来ました。大和葛城山頂です。丁度お昼時で山頂周辺は多くの人がお食事中。なので眺めだけ楽しんだら、食事場所を探して高原ロッジの方へ下って行きます。

ススキこの道がススキ野原の中を通る道で、背丈ほどのススキに囲まれて歩くのは、いかにも秋らしくて風情がありますねぇ。向こうに見える金剛山をバックに広がるススキ原の風景は、なかなか雄大です。高原ロッジの手前の広場にベンチがあるので、ここでお昼にしましょう。広場には小さな鐘があり、よくある「恋人の聖地」の鐘らしいのですが、これが小さいわりに結構大きな音がするので、鳴らした本人が驚くほど。お騒がせしました~と言いつつ鳴らしては去って行きます。

ダイトレ13:00 食後のコーヒーも済んで、そろそろ出発です。この後はダイトレを歩くので、いったん白樺食堂まで戻り、そこからキャンプ場の方へ行くとダイトレ入口が出て来ます。最初は今までとは打って変わって薄暗い草ぼうぼうの道で、これがダイトレ?といった感じですが、アンテナを過ぎる頃にはスッキリとした道になりました。10分ほどで弘川との分岐に出ます。ここからダイトレと離れ、自然研究路に入ります。

階段状の道を下り、あとは平らな道を落ち葉を踏みしめながらゆっくり歩きます。人がほとんど歩いてないのでとっても静か。この辺りにもミツバツツジの群生があるようなので、春はもっと賑わってるのかも知れません。20分程静寂を楽しんだら、13:45 往きに歩いた近畿自然歩道に合流です。ぐるっと一周してきました。

再びロープウェイに乗って下の駅まで戻って来ます。またまたバスの発車時刻まで時間があるので、ちょっとしたお土産やさんを覗いたり、ベンチに座って休んだり。本日は最後までのんびりとした山歩きを楽しめました。御所から阿部野橋に戻ったら、いつものお店で反省会です。今日も一日、お疲れさまでした。

 本日のお時間
11:15 山上駅 -11:40 白樺食堂 11:50 -11:55 山頂 13:05 -13:10 ダイトレ入口 -13:25 弘川分岐 -13:55 山上駅

 本日の反省会    阿倍野 魚市

 メインページへもどる