丹波富士
牛松山

日曜は大雨予報ですが、1日前の今日はホンマに明日は大雨かいな?と思うほど、と〜っても快晴!京都駅でほぼ全員が集まり山陰線へと乗換えます。乗り合わせた亀岡出身の方に「牛松山に登る」と話すと、「あぁ〜、中学の遠足で行きましたわぁ。あんな山へなんでそんな大荷物?」と不思議な顔をされてしまいます。いや、雨具にアイゼン、お弁当に非常食、おせんにキャラメル、用心に用心を重ねるとこんな大荷物になるんですねぇ。9:29 電車は亀岡駅に到着。既にお待ちの2名と合流して、出発前のご挨拶。「さっき地元の方も言ってたように、今日は中学生のハイキングコースです」とのリーダーのお言葉に、また、ダマされるんちゃうか〜と不信感イッパイのメンバーです。

保津川下り船着場9:45 身支度を整えたら出発しましょう。今日は気温が上がるので、薄着がよろしいですよ。しばらく車道を歩き、保津川下りの乗船場を見下ろしながら保津橋を渡ります。そのまま車道を歩き続けますが、どうも本来のバス道ではなさそうです。通りがかりの方に聞いてみるとバス道はもう1本隣でした。右折して保津小学校前でバス道に合流。クラシックな造りの郵便局を通り過ぎて、北保津バス停に来るとようやく 〈金毘羅神社→〉の標識が出てきました。

道の脇には「愛宕山」と書かれた古い石の道標もあります。でも、金毘羅神社は牛松山の頂上だし、愛宕山は牛松山を経て、地蔵福性寺駐車場で休憩山〜竜ヶ岳と縦走してやっと辿り着くところ。なにげに標識がありますが、目的地はエライ遠いやん!

金毘羅神社と愛宕山の標識に挟まれた道を真っ直ぐ行くと、道は次第に竹林の中へと入って行きます。10:10 正面に登山口である古い鳥居が見えて来ました。左手にある福性寺の駐車場でちょっと一息入れましょう。登山口の鳥居はなんと安政4年に建立されたようです。安政4年といえば1857年、約150年前。鳥居なんて単純な造りですが、150年ももっている木造建築物と考えると、まぁ、大したもんやねぇ。

吉田松陰や井伊直弼と同時代に生きた人たちが、金毘羅参りや愛宕参りの度にくぐった同じ鳥居を、私たちもくぐって・・と言いたい所ですが、鳥居の下は苦手な石階段。軟弱な現代人はそ木漏れ日の登り道の脇の坂道を選んで、登山道へと入ります。以下、無用のことながら、、桜田門外の変で井伊直弼を暗殺した水戸藩士が落ち合った場所も、今の港区にある愛宕神社で、ここから桜田門へ向ったそうな。そして、愛宕神社のある愛宕山(26M)は東京23区内の最高峰です。愛宕つながりのマメ知識でした。

さて、この由緒ある鳥居からはしばらく急な坂と平坦な道が繰り返されます。道脇には丁石が置かれ時々見落としますが、丁数が多くなるのを励みにエンヤコラと上がって行きましょう。途中には御神燈と刻まれた古い石灯籠がいくつか立っています。夜のお参りも盛んに行われていたのでしょうね。

御神燈10:50 9丁に着いた所で休憩です。なんとな〜く10丁で終わりと思っていた殆どのメンバーは、「はぁ〜、後もう少しで頂上やわ〜」とホッとしていたのですが、実は18丁まであることが判明。がっくりきたメンバーに追い討ちをかける様にリーダーの一言。「来る前にガイドブック読まなぁ。ちゃんと書いてあるで」 ハ〜イ、すんまへ〜ん、これからはちゃんと読んで来ま〜す!

敷き松葉の道を尚も上がって行きます。次第に坂が急になって来ました。さっきのがっくりモードを引きずってしまったメンバーには、ことさら斜度のキツさが足に来て、「どこがハイキングコースやねん!?」と、いつものボヤキも聞こえてきそうです。

金毘羅神社それまであまり展望がききませんでしたが、11:30 そこを展望箇所としたのか明らかに人の手で枝を切り払ったと思える場所に出てきました。お陰で眼下には桂川を中心に亀岡の街並みが箱庭のように、そして正面には小塩山やポンポン山といった北摂の山並みが広がります。最後に56段の石段があるというので、11:45 16丁を過ぎた所で心構えの一休みです。

最後の鳥居が見えて確かに石段が上へと伸びていますが、ありがたいことにその脇に普通の道が付けられています。迷うことなくこちらの道を選んで、11:50 立派な金毘羅神社に到着です。でも、山頂はもう少し上にあるので、ザックを置いて神社の脇から鬱蒼とした林の中に入ってみましょう。

牛松山頂上木々の合間からアンテナ設備が見えますが、どうもその後ろ辺りが山頂のようです。牛松山の三角点はもう少し離れた所にあると言うから、ややこしい。とりあえず、ここで記念写真を撮ります。アンテナ設備の金網越しに、京都方面の山を眺めたら、戻ってお弁当タイムです♪ 金毘羅神社は保津川下りの船頭さん達の守り神ということで、横の絵馬堂には保津川下りに使う船が吊り下げられています。

鳴川越の時、風除けにと思ってうっかり休憩小屋に入ったばかりに、指先もこわばってくるような寒さに見舞われた失敗を踏まえ、今日は外の日当たりの良い場所に座って、お昼にしましょう。しばらくすると背中がポカポカとして来てイイ気持ち。やはり人間は学習牛松山三角点しないとね

登ってくる時も聞こえましたが、今日はいつになく鳥のさえずりが多いようで、おまけに先ほどからコゲラでしょうか、「ココココン」というドラミングの音も響いています。のんびりと陽だまりのお昼が終わったら、13:00 そろそろ下界に下りましょう。あまりのんびりし過ぎて皆さん、何となく上がって来た道の方を向いていますが、もしも〜し、下りはこっちですよ〜。国分方面に下りていくと、左手の林の中のちょっとした広場の真中に、三角点がポツンと埋まっていました。牛松山の三角点はここにあるんですねぇ。

更に進むとNHKとKBS京都のTVアンテナがあり、なだらかな道下りの道はここまで。この先からは結構急な坂を下って行きます。13:20 あまりの急さにビビって・・じゃなく、服を1枚脱ぐためにちょっと休憩です。

植林帯の中をジグザグに下りる道は急坂が延々と続き、平坦な場所がまったくありません。こっちのルートを上がるのは大変やろな〜。鉄塔への標識がある地点で道は右と左に分かれます。どちらも同じ場所に出るのでしょうが、左の方が心なしかなだらかなようなので、こちらの道を行くことにします。がっ、甘かった!なだらかなのは最初の内で、相変わらず急な下りです。

「また、亀岡から見る牛松山ダマされた〜」の声も出る頃、13:50 舗装道路に出てきました。ほんとは愛宕神社の庫裏横に出る筈でしたが、先ほど左の道を取った為神社からバス停に通じる遊歩道「和らぎの道」の途中に出てきた様です。道沿いに木のベンチが置いてあるので、せっかくですから腰を下ろして一息つきましょう。その間に幹事さんはお風呂探しです。アチコチに電話するも残念ながら駅周辺にお風呂はない様で、とりあえず京都まで帰ることにします。

往きに歩いて来た道を戻りますが、保津橋から振り返ると、スッキリとした稜線を左右に伸ばした牛松山がお見送りしてくれます。それにしても、今日はこんなにポカポカ陽だまりハイクやったのに、ほんまに明日は雨なんやろか〜?? (ハイ、大雨でございました)


 今日のお時間
亀岡駅 9:40−10:10 登山口−(休憩2回)−11:50 金毘羅神社−12:00 山頂−12:15 金毘羅神社 13:00−(休憩1回)−13:50 愛宕神社 和らぎの道

 今日のお風呂    京都タワー大浴場  750円
       泉質: H2O
       効能: 気分次第でイロイロ♪


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