だいぶ蒸し暑くなってきたので、近場の六甲でサクっと歩き後は有馬の湯でゆ〜っくりという心積もりだったのに、届いた計画書を見れば梅雨入り後のこの時期に、七曲を組み込むというなかなかハードなルートどり。しかも、ちょっとした行き違いでロックガーデン突破となり、花の六甲銀座を歩く事になるとはつゆ知らず、8:10 老若男女の登山者でごったかえす芦屋川駅に集合です。
朝からぐんぐん上がる気温に、東おたふく山までバスで行ったら楽ちゃいますぅ?という意見も出ますが、そんなんバスが一杯で乗れへんてと一蹴されてしまいます。と言ってるそばから東おたふく山登山口行きのバスがやって来ます。あれ、ガラガラやん?え〜、どないするぅ〜と迷っている内に、バスは行ってしまいます。
こうなれば覚悟を決めて、先ずは高座の滝へ出発です。住宅街の中を歩き、8:40 高座の滝前の大谷茶屋で休憩。ここから次の目的地、風吹岩へと向かいます。計画書ではあえてロックガーデンを外した谷沿いの道を行く予定でしたが、先頭は何の迷いもなくロックガーデンへ。風吹岩へ行くにはこの道しかないと、思い込んでいたとの事ですが、確かにどの人もロックガーデン中央稜へ上がるので、分岐にある小さな手書き風の案内板は見過ごされがちです。
六甲特有の花崗岩のザラザラした岩場をよじ登り、9:45 風吹岩に到着。大勢の人が休憩しているからか、風吹名物?イノシシの姿が今日は見当たりません。日陰を求めて桜の木の下でしばし休憩しますが、イノシシが居ないからといって油断してはいけません。桜の枝には良く見ると無数の毛虫がクネクネしています。毛虫に触れるとかぶれますから、要注意です。
人がどんどん増えるのでそろそろ出発しましょう。ここから雨ヶ峠までは一旦下ります。あぁ〜、もったいなやぁ〜。岡本方面から打越山を越えてくる道と合流してしばらく行くと、ゴルフ場の敷地を横断します。イノシシの侵入を防ぐため、出入口の二重の扉は通ったらキチンと閉めましょう。
ゴルフ場を抜けたら今度は急坂を登り、10:50 東おたふく山からの道が合流する雨ヶ峠に到着です。待ち構える七曲りに備えてしばし休憩。休憩のたびにりんごやスイカが回って来て、重たいのに有り難い事です。
峠を下り11:15 本庄橋跡の手前でちょっと休憩。そこから歩いてちょっとした広場に出たら、七曲が始まります。急な階段道を上がって少し平ら、また急坂を登っては少し平らを繰り返し、12:20 一軒茶屋が木の間から見えたら坂道歩きもおしまいです。ふぅ〜、やれやれ。
一軒茶屋は何か注文すればお弁当持込OKの、実に懐の深いお茶屋さん。後は下るだけなのでビールを一杯・・としたい所ですが、それはお風呂上りのお楽しみに。ここは1本をシェアしてたしなむ程度におさえておきます(結局、飲むんかい!)
13:00 それでは有馬温泉へ下りましょう。有馬側の魚屋道は道幅も広いし緩やかだし、六甲名物あじさいの花が咲く木陰の道をのんびり歩きます。13:45 六甲最古のトンネル跡で一息ついて、更に下れば14:30 温泉神社前に到着です。下り口では日帰り温泉のビラを配っている人が居ます。イイ所に目を付けてるなぁ・・。この後はいつものお風呂で汗を流し、お気に入りのお蕎麦屋さんで念願の冷えたビールでカンパ〜イ!これぞ六甲山歩きの醍醐味です。
本日のお時間
8:10 芦屋川駅 −8:40 高座の滝 −9:45 風吹岩 −10:50 雨ヶ峠 −11:15 本庄橋跡 −12:20 一軒茶屋 13:00 −14:30 有馬温泉
本日のお風呂 有馬温泉 「かんぽの宿」 750円
泉質: 含鉄・ナトリウム‐塩化物強塩高温泉
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、くじき、冷え性etc