天狗岩南尾根
夏休みバージョン

台風10号が上陸したので、前日の電話連絡に中止かと思いきや、集合時間を2時間遅らせるとの事。当日の朝、まだ雨が残る中我ながら好きやね〜と思いつつ、連絡のあった駅へと向かいます。JR組、阪神組それぞれバスに乗り、登山口のある渦ガ森団地に集合です。しか〜し、連絡の来なかったリーダーは一人、最初の予定どおり8:45に到着し、あまりにも人が来ないので不審に思って幹事さんに連絡して初めて連絡網から漏れてしまった事を確認。いったん駅に戻ってモーニングコーヒーを飲みながら、その報復を密かに潜行させていくのであります・・・。

渦ガ森台からの登り10:40 そうとは知らないメンバーはリーダーを先頭に、渦ガ森から寒天橋の横を通り、天狗岩南尾根の標識に従って住宅街から登山口へと入ります。しばらく続く沢沿いの道は、犬の散歩や楽器の練習に格好の場所らしく、本日は風流に尺八の音を聞きながらの歩きです。昨夜の風で倒れたのか、根に残る土も真新しく、樹皮が一部剥けて真っ白な木肌を見せる倒木を脇に見ながら奥へと進みましょう。

段々と坂道になり、ここ数日の雨で水かさが増した沢を渡ると、いよいよ本格的な登りとなって来ます。地震後丸太の階段に整備された様ですが、6年も経つと土が流れたのか、段差はきついわ丸太そのものが崩れるわで返って歩きにくい状態になっています。

休憩川を渡って5分程すると、左右に道が分かれる分岐に出ますが、特に道標もなく恐らく上で合流するものと思い、ここは道なりに左を直進。これが又、きつい登りで数分と行かない内に、「きゅーけい!」の声が後ろから掛かりますが、なんせ「坂の途中で休むの、キライやねん」なリーダーですので、聞く耳持たず・・。かくしてリーダーの報復が見舞われ、結局急登が終わるまで休憩なし!

11:05 先程の分岐で右に見た道との合流地点に到着して、ようやく休憩。ヤレヤレとふとそこに立つ道標を見ると、下りの人向けに、←ゆるい道、→きつい道と書かれているではありませんか。つまり私達は知らずに「きつい道」を上がって来てしまったんですねぇ。そういうことは下の分岐でもちゃんと教えてくれな、アカンやん!もしやしてこれもリーダーの報復作戦だったのか!?まぁ、上がって来てしまったのはしょうがありません。汗を拭いて一息入れたら、先に進みましょう。

ここからは坂もゆるやかな尾根道となり、途中、御影の町並みや遠く六甲アイランドが、緑濃い木々の合間から見下ろせます。台風直後は天候が安定して、一番の山日和なんだそうですが、確かに澄んだ空気のお陰でそれぞれの景色がやけにクッキリと映えています。吹く風も爽やかで、次の休憩までは足取りも軽く進みます。道標の行き先に、普通なら山頂名や峠の名前が書かれているのに、「天狗岩・オリエンタルホテル」とホテル名が出るのは、いかにも六甲らしいですね。

バーベキューで乾杯!11:40 ベンチのあるちょっと開けた場所に出て、休憩です。冷凍ミカンが回ってきてその甘さと冷たさが、歯に沁みます。重たいのにここまで持ち上げて来られたメンバーに感謝しつつ味わったら、出発しましょう。ここまで来たら天狗岩はもうすぐ。六甲特有の花崗岩砂のザラザラした白い道を歩くこと15分、天狗岩に到着です。

頭上を六甲・有馬ロープウェイが走り、上から見ると天狗の鼻のように突き出して見えるから天狗岩・・なのかと思ったら、ここはロープウェイのない時代から天狗岩と呼ばれていたとか。六甲も何かと天狗伝説があるようですが、実は険しい岩場で修行する行者を、山に入ってきた里の人間が天狗と思い込んでいた・・というのが真相らしい。ふ〜ん、六甲にも山岳信仰があるんですね〜。お勉強になりますです・・はい。

天狗岩から本日のメーンイベント!バーベキューを頂く山荘までは5分程。不況で手放された企業の山荘を、神戸市の助成金を得て非営利団体が管理するというシステムで、お風呂も入れるし、BBQの準備はしておいてくれるしで、結構便利な施設です。お風呂上りのビールと共に頂くBBQで、夏休み気分た〜っぷりの山歩きでした。

 





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