例年、年末年始の行き先は、どこで忘年会・新年会をするかで選びますが、今年の忘年会は神戸の中華屋さんの希望があったので、山は必然的に六甲と決定。更に1年の締めくくり、集大成として下るのみ!という大英断が下されます。さすがに下るだけはアカンやろ~という真面目なメンバー2名以外が、11:00 六甲ケーブル駅に集合です。
真面目な2名がせっせと油コブシを登っている頃、ケーブルカーでのんびりと山頂駅に着くと、既に真面目な2名は到着済み。最後の階段がキツかったというお言葉を聞きつつ、11:30 全員で天狗岩へ向かいます。
ケーブル山頂駅から有馬温泉までロープウェイがつながっていた頃は、ロープウェイから見下ろせた天狗岩ですが、ロープウェイ廃止後は歩いて行かないとお目にかかれません。六甲ドライブウェイを歩き、閉館となっているオリエンタルホテルの脇を通って約10分、12:00 天狗岩に到着です。
今日は忘年会があるので、通常のお弁当タイムはなし。でも、いつものようにワインがあるので、ワインのお供にオイルサーディンの簡単グリル焼きが振る舞われます。缶ごと温めてグツグツしてきたらお醤油とレモン汁をかけて、ハフハフといただく豪華なツマミで身体も暖まります。
下山したら銭湯に行く予定ですが、それにしてもまだ下りるには早い時間です。とはいえ、いつまでもここに居る訳にもいかず、ゆっくり下りる事にしましょう。ケーブル山頂駅方面へ戻り、手前の油コブシを下りようとすると、例の真面目な2人がここ下りますのん?と怪訝そうな面持ちです。どうも下りは別ルートを歩くと思って油コブシを上がって来たようです。
結局お二人には油コブシを往復してもら事になりますが、往きは一生懸命登っててあまり景色も楽しんでなかったようなので、下りでじっくりと楽しんで頂きましょう。最初の急な階段を下って30分ほど歩くと、13:00 休憩にもってこいのベンチや東屋がある、眺めの良い広場に出てきます。ここでちょっとコーヒータイムをして、時間調整です。
休憩の後は、油コブシ名物「きつい道とゆるい道」の分岐を過ぎて更に下り、登山道入り口に戻って来ます。老人ホームの間を抜けて車道を行けば、15:00 六甲ケーブル下に到着です。バスで阪急六甲駅へ向かい、駅からいつもの銭湯へ。薪で沸かしているお湯は心なしかやわらかく感じられます。今どき珍しいお湯につかったら、忘年会場へ向かいましょう。
今年も1年、ケガなくつつがなく山歩きを楽しめたことに感謝して、カンパ~イ!
今日のお時間
11:30 六甲ケーブル山上駅 - 12:00 天狗岩 12:30 - 15:00 六甲ケーブル山麓駅
今日のお風呂 ふじ温泉 (350円)
泉質: 地下水の薪沸かし
効能: あったかいんだからぁ~