足慣らし再び 高取山

鷹取団地バス停本日は快晴の下、六甲は高取山を歩きその後は芦屋でリクエストの多かったハモ鍋を楽しみます。高取山へはいくつかルートがありますが、今回は鷹取団地バス停から上がり、長田方面へ下ります。最初の難関は集合場所である神戸高速鉄道板宿駅。この「神戸高速鉄道」がくせ者で、4年前の高取山行きでは新開地駅や神戸駅で遭難したメンバー多数。この時は阪急線と山陽電鉄が乗り入れていましたが、現在は阪神線も乗り入れて三つ巴状態です。

どうせ阪神なら梅田駅から板宿まで直通に乗れば間違いない!という事でJR経由より少し時間はかかりますが、安全策をとって阪神で行きます。余裕をもって阪神に乗ったため予定時間より早く板宿駅に集合。バスも丁度止まっていたのに飛び乗り、10:50 鷹取団地バス停で下車します。

バス停には大きく「高取神社登拝口」と書かれた標柱があり、その先に車道が続きます。ガイドブックによれば目の前の階段がショートカットの道らしいので、車道ではなく階段を上がって住宅街の狭い路地を抜けると、先ほどの車道に登山口合流します。ここからは車道を上がって行くと、11:10 見覚えのある鳥居が出て来ました。高取神社への表参道と高神の滝との分岐です。

今日は滝道コースを歩くので、左の道を選びます。道は一旦階段を上がりますが、後はどんんどん下って行きます。え~、神社は山の上なのに下ってええのん?となりますが、まぁ、滝は大体下から見上げるようになるので、谷に向かって下りないといけませんなぁ。11:30 切り通しのような場所を抜けると、向こうの山の上に幟はためく高取神社が見えます。ひやぁ、あそこまで登らなあかんのや、まだまだあるでぇ。ちょっと休憩しよ。

そして、ここから5分程で高神の滝に到着です。相変わらず、「目的地のちょっと手前で休憩」のクセは抜けません。さ高神の滝て、高神の滝ですが滝と言ってもパイプから細々と水が滴り落ちる程度で、崖から滔々と流れ落ちる滝を想像していたのでちょっと予想外。しかもコンクリの塀で囲まれ、背伸びして覗かないと見えません。手を伸ばして写真を撮ってようやく全体が分かります。手前の水場の水の方がよほど勢いがあるやん・・と失礼なことを言いつつ、高神の滝を後にします。

ここから道は上りに変わりますが、所々平らな場所もあり歩きやすい道が続きます。15分程歩くと長田方面から来た道と合流します。整備されたきれいな道をゆるゆると上がって行くと、11:55 高取名物?猫のいる広場に到着です。須磨方面から来る全山縦走路はここで90度曲がって東の方へ続きます。

高取神社同じく高取名物、居並ぶお茶屋さんの間を抜けて行くと、12:10 高取神社本宮の鳥居に出ます。目の前の階段は本殿まで続き、左の抜け道風なのは全山縦走路です。以前はこの階段、登山靴禁止の看板があったと思いますが、今はなくなっているのでこのまま階段を上がりましょう。境内からは長田の街並みから神戸港まで一望に見渡せます。大阪湾を挟んで対岸の泉南の山々もうっすらと見えます。

今回、お昼は名物のお茶屋さんに入る予定でしたが、覗くお店は何れも「一見さんお断り」風の雰囲気でちょっと入りにくい・・。とはいえ、お茶屋さんで食べるつもりでお弁当は持ってきてないし。それならお煎餅やクッキーなどのお菓子があるので、どこかの広場でとりあえずコーヒーでも淹れて食べましょうという事になりました。ベンチを探しながら注意書き下りて行くと、一軒のお茶屋さんの隣に眺めの良い広場とベンチがあったので、ここでコーヒーブレイクです。

それぞれ持ち寄ったお茶の友を頂いたらけっこうお腹の虫もおさまりました。今日はこのあとハモ鍋を予約しているので、お昼は少なくて丁度良いのです。13:00 ハモ鍋の前に特別例会の打ち合わせもあるので、そろそろ出発しましょう。30分程下ると住宅街の中に入って来ます。上りの住宅街にもありましたが、「山登りはお静かに」の看板があちこちに掛けられています。確かに休日の朝も早よからおしゃべりの声が聞こえたらご迷惑ですよね。

13:40 細い階段を下ると広いバス道に出て来ます。高速長田駅まで歩いて下る予定でしたが、出たところのバス停を見ると神戸駅行がありますねぇ。目的のお店はJR沿いなので、ここでバスに乗ってしまいましょう。神戸駅から芦屋まで移動し、芦屋お住いのメンバー宅で特別例会の打ち合わせ。その後はお久しぶりの反省会です。どちら様もお疲れさまでした。 

 

 本日のお時間
11:00 鷹取団地バス停 -11:10 登山口 -11:35 高神の滝 -11:55 広場 12:00 -12:10 高取神社 -休憩 -13:40 バス道

 本日のお風呂    なし

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