
今年の山納めは、奇しくもクリスマス・イブ。イブには縁もゆかりもないサビシ〜イ9人が、加古川駅に集合です。イイもんねぇ、この後は楽しい楽しい納会が待ってるもんねぇ! 9:50 1日に数本しかない鹿嶋神社行きのバスに乗ります。途中のバス停から2〜3人の方が乗っては降りますが、始発から終点まで乗っているのは、我々MUSUBUのメンバーのみ。「バスがこない混んでる(9人なのに!)のは、珍しいんちゃう?」などと言っている内に、10:20 鹿嶋神社に着きました。一願成就の神様として有名で、お正月は善男善女で賑わう様です。10:30 チタン製の大鳥居とくぐり、本
殿まで上がってちょっとお参り。見ると建物の右から上がっている道もありますが、お店の方に伺うと展望台へは左手にある、小さな赤鳥居が続く道を行くのだとか。
横溝正史の世界を思わせる薄暗い階段を、「私、以前キツネに化かされた事があるんですぅ」というメンバーの話を聞きながら、一段一段上がって行きます。おどろおどろしい雰囲気はすぐ終わり、明るい道を行くとすぐ左手上に展望台が見えて来ました。10:50 岩をちょいと越えて展望台に上がると、眼下にはさっきくぐった大鳥居や、高砂市の街並み、工場の大煙突、そしてその向こうには瀬戸内の海が光り、振り返ると噂の百間岩がド〜ンと迫っています。
一枚岩の百間岩は岩面が見た目ほど滑らず、部分的に傾斜はありますが、丸印が付いている箇所を辿れば、さして歩き難いことはありません。もっとも雨が降ったらかな〜り恐そうですが。
上り切った所、反射板の後ろ辺りでもう一度景色を楽しみましょう。高い所に上がるとより一層海の眺めが素晴らしいこと。東は明石大橋から淡路島、水平線上ウッスラと雲に見まごう島影は四国でしょうか。西に目を移せば手前に家島、その後ろに大きく小豆島が見えます。
目指す高御位山はま
だまだずっと先。あまり景色ばかり眺めてもいられません。しばらくアップダウンが続くようですが、リーダーいわく、「あれ位の距離で見える山が、北アルプスなら1日、ヒマラヤだと3日はかかりますわ〜」 まぁ、3日のことを思えばたかだか後2時間弱、ガンバリマショウ!
と言ってるそばから、11:40 ちょっと休憩です。高御位山の目印である反射板は遥か彼方。時間的にお腹も空いてきました。先を急ぎましょう。
意気込みは良いものの、日陰の下りは3日ほど前の雪がまだ残り、しかも凍っています。アイゼンをする程ではないですが、おっかなビックリそろそろと下ります。下っては登り、登っては下りの繰り返し。時折パンパンと射撃音がしますが、見ると左手下に姫路射撃場の建物と芝が広がっていました。今日はあまりお客さんが居ないのか、しばらくすると射撃音も消えてしまいます。
11:50 鷹ノ巣山を通過。10m程先には分岐表示があり、高御位山まで50分とあります。目印の反射板が大分近付いてきました。射撃音に代わり聞こえるのは頭上をカーカーと飛び交うカラスの鳴き声だけですが、凍ってツルツ
ル滑る岩をよっこいしょと攀じ登るまさにその時、何人ものメンバーが確かに聞いたカラスの一声。「ア〜ホ〜!」 はい、クリスマス・イブにこんな所で岩にかじりつくアホはワタシだす・・すんまへんなぁ〜。
岩場のアップダウンが続きますが、凍ってない部分の足場を選んで登るには、左右の足の順番に気を使います。下手に足を置くと、ありゃ、次の足場に行くには半回転しないとアカンのかっ!?になってしまうので、ご注意を。カラスに言われた「アホ!」の一言に動揺したのか、えっ、ここは右足?左足?と混乱してきました。12:25 ちょっと休んで気を取り直しましょう。
目印の反射板がもうすぐソコです。遠目にはなだらかそうに見
えた道ですが、けっこうゴツゴツした岩の急な道で、「話が違うやん!」と言いながら登ること約20分。12:50 高御位山山頂、正確には山頂直下に到着です。小さな祠の後ろにある記念碑のようなものが山頂の碑と思い、しげしげと眺めていると目の前の大岩の上から、「そこは山頂やないで」との声が。見ると岩の上に「高御位山 304M」と書かれた看板が立て掛けられています。
そして、岩の向こう側に、立派な高御位神社が建っていました。今までずっと良いお天気だったのに、折りしも小雪が舞って来ます。他に屋根のない山頂で唯一雪を凌げるのがこの神社。でも中で火をおこすのは憚れるので、軒下をお借りしてお湯の準備です。
あったか
〜いカップ麺をチュルチュルすすっていると、神社の方が来られて御社のお掃除をし、おもむろに般若心経を唱えられます。いや〜、ご神体とご一緒にお経をあげられて有り難いやら申し訳ないやら・・。移動する場所もなく、小さくなってお昼を終えます。大岩を挟んだ南側はスッパリと切れ落ち、クライミングの岩場としても有名な様で、今日もお一人がクライミングシューズに履き替え、岩の向こう側へと降りて行かれます。まぁ、こんなとこ、よう降りはるわ〜。
さて、凍った下り道で「想定外」の時間を取ったため、時間が少し遅れてます。帰りは中塚山を経て北山鹿島神社へ下りる予定でしたが、ショートカットで長尾へ下りることにしましょう。納会もさる事ながら、早めに下りられたらお風呂へも入れます。
14:00 大
正10年、ここ高御位山でグライダー関西初飛行が行われた事を記念した、飛翔の碑を囲んで記念写真を撮ったら出発です。神社前から階段を降りると、三叉路に出てきます。左へ行けば加古川市、真っ直ぐ行くと中塚山へと続く縦走路、右へ行くと長尾登山口です。岩の真中にペンキで書かれた道標?に従い、一枚岩を右へと下りましょう。
岩場交じりの道をどんどん、下りて行きます。南側に面しているせいか、岩肌は乾燥していて、その上軽石の様に所々空いている小さな穴が滑り止め替わりになるようです。凍結部分もなく、快適に下って行くと、あらま、14:25 アッと言う間に長尾のバス停に着いてしまいました。朝の内のあの苦労はなんだったん
でしょう!?
でも、これで三ノ宮に帰ってゆっくりお風呂に入れるので、まっ、いっか。長尾BSはコミュニティーバスの停留所で便数があまりない為、鹿嶋霊園前からバスに乗ります。加古川駅に戻って一路三ノ宮へ。いつものクアハウスに向い、いつものお店で納会です。
後半、健康状態から無念の欠席をされるメンバー続出でしたが、大きな怪我や事故もなく無事1年を終えました。さぁ、後は飲めや歌えや、もとい、飲めや飲めやで1年を締めくくりましょう。
これにて今年の山行きは全て終了!お疲れ様でしたぁ!!
![]()
今日のお時間
10:30 鹿嶋神社− 10:50 展望台−(休憩1回)−11:50 鷹ノ巣山−(休憩1回)−12:50 高御位山
14:00 − 14:25 長尾登山口
今日のお風呂 神戸クアハウス ¥920
泉質: 重曹泉・硼酸泉
効能: 疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・神経痛・筋肉痛他