
9:10 新神戸駅を予定通り出発。布引滝への標識を見ながら、いきなり急な石段を登り始めます。10分も歩くともう静かな山の雰囲気が漂います。石段を登り終えて、下を流れるエメラルド色の川を眺めながら歩いていくと、ほどなく布引の滝が見えてきます。布引滝の見学路で衣類調整を済ませ、水量たっぷりの落差50メートル、迫力のある滝に別れを告げて、先へ進みます。
リーダーから「桜谷出合までは、計画書に書いてある時間よりもかかると思うので、平坦な道で時間を稼ぎたい」と一言。展望台の横の布引貯水池は工事中で掘り返された土とブルドーザーが見えます。日本最古の近代上水道施設、布引貯水池から少し登ると平坦な道が続き、気持ちよくおしゃべりしながら歩いていると、先頭が大きく手を回して『巻き』の合図。そうか、ここが時間稼ぎの道だったんだ、と足早に歩を進めます。
10:00 茶店横の広場で休憩。タイル張りの綺麗なトイレがあり、気分よく用を済ませ、頂いたマレーシア土産のチョコレートを口にほおばったらもう出発です。
広い河原に出てまもなく、最初の流れを大きな石伝いに渡ります。すぐにきつい登りでグループもバラけて来ます。何度か布引谷の流れを渡り、トウェンティクロスの名前はこの流れと何回も交差する所から付いたと教わります。なるほど〜。
10:40 2回目の休憩。雑木の葉が落ちて枝に遊ぶ野鳥の姿もよく見えます。いつもの双眼鏡を借りて尾っぽの模様を見ようとしたら、あら〜、逃げられた!「こ
こから桜谷出合まで休みナシで行きます」 今日は12:30に昼食を予約してあるのでリーダーも時間に厳しくなります。
11:20 ほぼ予定通り桜谷出合に到着。休憩後11:30に出発です。目の前に大きな流れがあり、流れを渡ったところに、左「徳川道・シェール道」、右「摩耶山」と道標があり、いよいよ今日一番の急な登りに差し掛かります。
口数も少なくなり、一歩一歩山頂を目指します。歩き始めて10分足らず、小さな流れを渡ると、前日降ったのか道端や岩の上に雪が粉砂糖のように降りかけられています。大気もひんやりと冷たく、思わず首をすくめます。ザクッザクッ、霜柱を踏みながら高度を稼ぎます。山道に所々出てくる石は、上に氷が被さって気をつけないと思い切り転びそう。右手に砂防ダムをひとつ、又ひとつ行き過ごすと、「もう頂上は近い」と、リーダーからありがたい声がかかります。
まもなく「あじさい池」と記された、開けた場所に出ます。池にはうっすらと氷がはって、横の道を一息で上り車道から展望台へ。好天に恵まれ、神戸市街から甲子園浜、六甲アイランド・ポートアイランド、何かと話題提供の空港予定地、遠く南港までが、キラキラ光る初冬の海とともに望めます。
さぁ、記念の写真をお願いして、お腹も空いて目指すは「オテル・ド・摩耶」。車道の横の小径を抜けると、「オテル・ド・摩耶」の瀟洒な建物が見えてきます。鮮やかなオレンジの瓦が白い建物を引き立てて、入り口手前の柵でナス紺の「MUSUBU」の旗がはためきながら出迎えてくれて、思わずニッコリ。予定通り12:30 到着。仕事の都合で先に着いていた先輩Kリーダーと合流です。優雅なランチはお洒落なゴブレットに注がれたよく冷えた生ビールの乾杯で始まり(美味しかったな〜!)、欠席の方に悪いので後はご想像に任せて・・・ご馳走さま。
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ミーティングルームで談笑しながら穂高のビデオ鑑賞のあと、3:00に解散。2002年の山行きはこれにてすべて終了。今年の締めくくりにふさわしい「納山会」になりました。除夜の鐘を聞きながら、さぁ、気分は来年の新年登山へと向かいます。1月11日に又お会いしましょう。
