水井山・横高山
比叡山へ

本日は集合場所を二手に分けて、各グループ毎にタクシーで大原手前の野村別れバス停へ。思えばこの道を今まで何度往復したことでしょう。車窓の風景もすっかりお馴染みになってしまいました。バス停前にはコンビニがあって、最後の補充に便利です。9:05、道路を渡って民家の間の道を上がって行くと、【京都一周トレイル】の標識があり、更に進むと杉林の中に入って行きます。

以前、比叡山を一人で歩いていた女性が襲われた事件があった為か、「女性の一人歩きは危険です」の看板が。山を歩いているとよく単独行(それも様々な年齢の)の女性とすれ違いますが、女性一人でも安心して歩ける環境になってほしいものです。もっとも山は状況によっては男女に関わらず、危険なのですから、男性も油断してはいけませんぞ。

谷から吹く風が涼しい休憩そんなにキツイ登りではないものの、何故か黙々と歩を進め、30分程で最初の休憩。「静かやったなぁ・・」の声で口火が切られたか、急に会話が弾み、ここからは時たま話し声を聞きながら先に進みます。仰木峠を10:00頃過ぎて20分程行くと、谷から涼しい風が吹き上げる木陰の道に出ます。先頭を行くサブリーダーはもう少し先で休むつもりだった様ですが、Kリーダーのありがた〜い一言!「天の声が後ろから、あつい〜、休みたい〜言うんや」んっ?今回ありがたいのは天の声の方か。休憩決定で、天の声の主がニッコリなのは言うまでもありません。

水井山山頂プレート汗もスッとひき、あまりの気持ち良さにちょっと長めの休みを取って出発です。初めは快適な尾根歩きでしたが、楽あれば苦あり、急登に見舞われます。それでもさっきの休みが効を成したか、無事11:00 水井山山頂に到着です

山頂には最初、《仰木峠←、→根本中堂》と示した道標しか見当たらなく、「ホントに山頂?」という感じでしたが、よく見るとこの道標の足元に、「水井山 794M」と書かれたプレートがひっそりと置かれていました。せっかくあるんですからみなさんによく見える様にと、道標の上に置いてあげて、今回はプレートのみの記念撮影です。

横高山稜線プレートもいつもより少し高い位置で、見渡す景色もちょっと違うことでしょう。水井山からは緩いアップダウンを20分程歩いて、横高山に到着です。そろそろお腹も空いてきた頃だし、横高山では記念写真を撮っただけで昼食場所を求めて、先に進みます。

横高山一気に坂道を下りて10分程行くと、「玉体杉」という杉の古木が現れます。元々この尾根道は回峰行者がたどる「峰道」と呼ばれる所で、千日回峰の行者がここから御所を望んで天皇(玉体)の安穏を祈ったのが、名前の由来だとか。

琵琶湖側の展望がよく、ここで昼食にしましょう。実は先客がいらっしゃたのですが、ちょうど出発されるところだったのか、はたまた大勢でやって来たのに恐れをなしたか、場所を空けて頂き眺めと涼風を楽しみながらのランチタイムです。メンバーが持参してきたガイドブックにも、《ここは展望がよく昼食に最適》と書かれているだけに、確かに休憩される人たちが多い。そろそろ引き上げましょうかという所で、4−5人のグループが、「出発ですか?」と待ちの態勢に。実にお客の回転が良い玉体杉です。

12:30 「峰道」を比叡山・釈迦堂に向って出発です。直ぐ横に奥比叡ドライブウェイが走り、カーブの具合といい坂の斜度といい、かっこうの練習地となってるのか、ひっきりなしにバイクが駆け上がりその音のうるさいこと。「峰道」自体は良い道なのですが、せっかくの山の静けさや山独特の音が、バイク音に消されてしまうのがちょっと残念。

釈迦堂20分程で一応の最終目的地、釈迦堂に到着です。トイレもキレイに清掃されおまけにペーパー付き!落ち着いた所で安心して水分補給。この後、一路バスで京都に帰る人、四明岳〜雲母坂を経由して修学院に下りる人、琵琶湖側の坂本に下りる人と別れます。坂本組は男性は徒歩、女性はケーブルと別々ですが目的地は一緒、坂本にある創業250年のお蕎麦屋さん。お蕎麦もさることながら、蕎麦団子の入ったおぜんさいもイケます。

蒸し暑さもまだ控えめなこの時期、涼風に吹かれながらの尾根歩きと、下山後の冷たいお蕎麦の組み合わせで、温泉がなくても爽やかな気分に浸れる山行きでした。おっと、お蕎麦がない方も京都で合流、キンキンに冷えたビールで、夜も爽やか!気分でしょう・・・(のハズ)。








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