奥駆け道に
シロヤシオを見る

本日は楽チンバスハイクで、いつもの様に大阪中央郵便局前にて集合。バスハイクでは出発時に誰かを置き忘れるケースが多いので、今回は慎重に人数を確認して出発です。途中、大和上市駅で2名を拾い、体調不良を訴えた1名がここでリタイアするという交替劇をして、バスは天ヶ瀬に向います。天ヶ瀬を過ぎて登山道のある行者還トンネル出口の駐車場に、実に3時間のドライブの後到着です。

石楠花10:45 バスの長旅で固まってしまった身体をほぐしながら、稜線を目指して歩き出します。最初のワンピッチは毎度のことながら身体が登りモードになってなく、結構キツイ、、あえなく20分ほどで最初の休憩。この辺りからシャクナゲが見え出しますが、既に散ってしまったのか青々とした葉っぱばかりねぇ、、と思っていると上がるにつれまだまだ残っている花が迎えてくれます。

気が付くと、アラあちらにも、こちらにもシャクナゲが、、。花の盛りの時期はそれはそれで圧巻でしょうが、点々と咲いている姿もまた風情があるものです。奥駆け道への登り

花は見たいわ、ビッシリはびこる木の根に足を取られないよう足下には注意しなければいけないわ、目を上下に忙しく動かしながら歩く内に、あともう少しで稜線です。

そろそろシャクナゲが見えなくなってきたなぁ、、と思う辺りで稜線に出ます。いわゆる奥駆け道です。下からもチラホラとシロヤシオらしき木が見えましたが、稜線に出てみるとここからは一気に群生地に入り込み、青空と、これをバックに咲く白い可憐な花が見事なコントラストを見せてくれます。青空をバックに

シロヤシオは別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)。5枚の葉が枝先に着いているのが特長で、、というより皇太子ご夫妻のご長女愛子さまのお印として、一躍有名になりました。

前回の葛城山で見たキリシマやダンドウといった種類のツツジよりお花の大きさは大分小さくなりますが、その姿はまさに「愛らしい」という言葉にピッタリです。ミドリに染まって

この奥駆け道との出合からは道を右にとって弥山に向って歩きます。道もシロヤシオの林を縫ってまるで散策路のようにゆったりとつけられてるので、折角ですからゆっくり歩きましょう。陽の光が新緑の葉っぱ1枚1枚にキラキラとはね返り、前を歩く人の姿も、ミドリ色のフィルターを通して見えるようです。

そろそろお腹も空いた頃ですが、見晴らしの良い所を求めてもう少し先に進みます。「弁天の森」「石休みの宿跡」という道標を過ぎると、大峰の山々が見渡せる開けた所に出ます。既にいくつかのグループがのんびりとお弁当を広げている場所で、先ずはいつものフランス正宗、今回は花旅に相応しくピーチ味で乾杯です。弥山をバックに

大峰でこれだけ晴れるのは滅多にないと言われるほどのお天気に浮かれたか、旗とネパール帽をバスに忘れてしまい、再びご欠席のまま記念写真と相成りました。その内、旗係りが必要になるかもしれません。

雲ひとつなく、陽はさすものの湿気が少ないのかあまり汗もかかずまさに五月晴れ。よそのグループにはゴロリとお昼寝する人も居るほどの気持ちよさで、ゆっくりとランチタイム・コーヒータイムを楽しみ、13:00 駐車場に向けて出発です。

来た道を戻りながら、今度は山の景観も楽しもうと遠く目をやれば大普賢岳や山上ヶ岳が青空にクッキリと浮かび上がっています。大普賢岳

稜線から下っていく途中、シャクナゲや下ばかり見ていて誰も気が付かなかったのですが、アカヤシオでしょうか、紅い花をつけたツツジが一本。「いやぁ、何で気が付かなかったんやろか」「こっちがお昼食べている内に咲いたんとちゃう?」「イヤ、上から人が下りてくるとセンサーで花が開くんや」などとケンケンガクガク。確かに下側から見上げると光の加減であまり花が目立たないようです。

話題の中心となったツツジとも別れ30分ほど歩いて 14:30 トンネル駐車場に到着です。




バスの乗車時間とほぼ同じ時間しか山に居られませんでしたが、身体がミドリ色に染まるんではないかというくらい、たっぷりとグリーンシャワーを浴びて大満足な山行きでした。

シロヤシオ














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