番外第2日目
氷ノ山

東尾根避難小屋4月28日、日曜日、朝5時起床。天気はまずまず。宿を7:00に出発して、昨日下見した氷ノ山国際スキー場・セントラルロッジを過ぎ、東尾根登山口へ。7:20 急な丸太の階段に取り付いて早くも15分で最初の休憩です。まだ身体が目を覚ましてないのか、イヤ結構キツイです。この先しばらくこの状態が続くのかと戦々恐々としながら先に進めば、ナ〜ント5分程で東尾根避難小屋に到着。もしかして朝から飛ばし過ぎ?

ここからはアップダウンを繰り返しながら、次の休憩所 神大ヒュッテまで歩を進めます。GW後半にこの地区で新緑登山大会が開催される為か、登山道の笹も切り払われ歩きやすく整備されています。前回の霊仙山に続き、今回も様々なお花、分かるだけでもガマズミ桜に似たガマズミ、白紫のイカリソウ、真っ白なカタバミにスミレ、ショウジョウバカマなどが、登山者を迎えてくれます。また、途中には「氷ノ山東尾根のツツジ類群生地」の標識があり、ベニドウダンなどが見られるそうですが、さすがにツツジには少し時期が早かった様です。昨日のお夕食に出た「ネマガリ」(姫タケをもっと細くしたようなもの)が美味しくて、歩きながら「ネマガリ」摘みにもいそしむ内、45分ほどで神大ヒュッテに到着。ここでちょっと息を整えた後、木道を歩いて頂上へと向かいます。

ミヤマカタバミここまでにも陽の当らない場所にチラホラと名残雪を見かけましたが、この辺りから割りと大きな雪田が現れて来ます。念の為準備したアイゼンを使うほどではないですが、落ち葉と泥にまみれた中にわずかにのぞく白い雪をシャクシャクと踏みしめて進むと、「みたらしの池」の道標が見えてきます。池に下る道があるのですが笹に覆われていて、見下ろしても池らしきものも見つからず、ここはパスしてカーブを曲がると頂上避難小屋が目の前に。最後に大きな雪渓の端を横切って、9:20 兵庫県の最高峰、氷ノ山山頂に到着です。

山頂は広く一部は鳥取県の管轄になっており、鳥取県側にある頂上小屋にはなんと!水洗トイレがあります。ソーラーシステム氷ノ山山頂を活用して水を循環させる仕組みだそうで、詳しい事は良く分かりませんが、1510Mの山の上で水洗トイレに遭遇するとは驚きです。そういえば昨年10月に行った扇ノ山の山頂避難小屋も鳥取県の施設でしたが、扉や窓が強化プラスチック製なのかまるでガラス張りのようで、とてもオシャレな小屋でした。全ての小屋をガラス張りで水洗トイレ付きにしろとは云いませんが、今にも倒れそうだったり、既に倒れてしまってそのままになっている避難小屋は、早急に何らかの手入れを各県にお願いしたいもんです。まだまだ朝の内ということで、山頂ではワインとチーズで乾杯した後、記念写真となりました。約1ヶ月ぶりの旗とネパール帽の登場です。朝が早かったせいかそろそろお腹もすいてきた事だし、登山口にあるキャンプ場で昼食をとることにして、10:00下山開始です。

古生沼山頂付近には古生沼という湿原もあり、湿原植物の群落が兵庫県の天然記念物に指定されているそうですが、ご覧の様に今回は何にもそれらしきものは見られません。まぁ、一応覗いた記念にここに紹介致しますが、目をこらして見て頂いても、本当に何もありませんのであしからず。

神大ヒュッテ約20分で神大ヒュッテに到着。その後、短い休みを挟んで上りとあまり変わらない時間で東尾根避難小屋に着きます。12:00には充分余裕を持って登山口に戻ってきました。さぁ、お昼のお楽しみ、先ほど摘んだネマガリの直火焼きです。キャンプ場なので洗い場もありネマガリを洗っていると、山菜取りのプロと思しきオジサンに、皮付きのままアルミホイルの上で2〜3分焼けば食べ頃と教えて頂くのですが、生憎アルミホイルを用意してない。するとこのオジサマ、ご親切にもどこからかホイルを持ち出してきて、ペリッと破いて置いていってくれました。ありがとうございます。こんがりと皮に焦げ目がついた所で、アチッアチッと皮をむきほおばります。お塩をつけて食すとなお美味とのことですが、さすがにお塩まで要求できずそのまま戴きましたが、ほんのり筍のお味がして採りたての物はさすが、柔らかい。

今や番外名物となった、リーダー持参の「ヨシミ」のケーキをやはり番外名物、16分の1の田中が切り分け(詳しく知りたい方は前回の番外編記をご参照下さい)デザートタイム。ゆっくりお茶など頂いて13:30本日のお宿城崎温泉に向けて出発です。道路沿いにはピンク色したウツギの花がたくさん咲いています。ウツギは別名卯の花。♪卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて♪と唄われるとおり、但馬の山々にも夏の訪れが近づいています。

城崎温泉での夕食では、今年度後半の山行きの候補地を一人二山述べよと言われ、山選びに四苦八苦。あそこはもう行った、ここも行ったしと悩んでる所にリーダーのありがた〜い(?)とどめの一言。「関西にはもう登る山はありまへん」 ほなどないすんねん!後はルートを変えたり季節を変えたりするしかないのですが、ご希望の山がありましたら幹事までご一報を。

さて、明日は大江山。今日の疲れは今日のうちに解消とばかり、外湯巡りへとくりだし城崎の夜は更けていきます。






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