3月1回目の山は急遽当初の予定から1週間ずれての開催となりました。山選びの時間がなかったので、今日は山歩きではなく冬のお花を楽しむウォーキングに変更です。そして選ばれたのが、大阪公立大付属植物園。去年の7月に雨で中止となったので、今回満を持しての登場です。先ずはくろんど園地のすいれん池でお弁当タイムをとり、その後植物園へ行きましょう。
朝はゆっくり10:30 私市駅に集合します。以前はよくくろんど園地や星のブランコがあるほしだ園地を歩いていましたが、ここ数年はご無沙汰なので久しぶりの私市駅は新鮮です。駅前はあまり変わっていませんねぇ。駅前の公園の中を通って道路に出た所で、右へ行けば植物園、右に行けばくろんど園地です。では、先ずは左へ。
しばらく住宅街の中の舗装路を歩きます。かなり山のふもとに近づきますが、奥の奥まで住宅が、それもけっこうな豪邸です。感心しながら進むと水が落ちる堰堤に突き当たりました。ここを道なりにカーブすると、10:50 くろんど池ハイキングコースの入口です。
入口にある崩れそうな売店は、長らく閉店のままのようですが昔は賑わってたのでしょうか?壁に這う枯れたツタが何やら侘しいですねぇ。では、ハイキングコースに入りましょう。水音を聞きつつ森の中を進むと、5分ほどで滝が出て来ました。月の輪滝です。「金剛滝」とも呼ばれるこの滝周辺は土地の神様を祀る場所で、僧侶の修行場所として使われていたそうな。
滝からは、流れ落ちる川にかかる石橋を渡るか、横にある木組みの階段を上がるか二通りの行き方があるようです。どちらを行ってもどこかで合流すると思いますが、本日は階段を上がって行きます。大きな石が転がっている所もありますが、以前に比べきれいに整備された道を上がって行くこと約20分、くろんど園地名物と言ってもよい、多すぎる標識がある「すいれん池」に出て来ました。
時季ではないので、今は「すいれん」という高貴な名前とはかけ離れた泥沼状態ですが、ほとりのベンチでお昼にしましょう。以前はここでおソーメン祭りをした事が懐かしく思い出されます。食後のコーヒーも頂いてゆっくりしたら、12:15 植物園へ向かいます。
一旦私市駅まで戻ったら、駅を通り越して車道を真っ直ぐ進み、13:00 大阪公立大付属植物園に到着です。広大な植物園、どこへ行きましょう・・。以前来たことがあるメンバーが、早咲きの豆桜があったはずと記憶していたので、とりあえずそこへ行ってみることにします。
樹木類ごとにエリア分けしているようですが、園内地図を見るとその桜は温帯南部型エリアにあるようです。途中まで行ってこの辺かなぁ、もう少し先かなぁとキョロキョロしていると、花を付けている桜が数本!あらぁ、咲いてるやないのぉとしばしお花見気分ですが、お目当ての桜とは違うようです。丘の道を上がって数分、あったあった、これやわぁ~と指さした桜は、根元に「キンキマメザクラ」の標識がありました。
さっきの桜に比べるとまだ蕾は固いですねぇ。でも、この広い植物園で探している1本の樹が見つかっただけでも良かったでした。そこからブラブラと歩いていると、グミのような実があちこちに落ちています。誰かが、この実は羽根つきの羽の黒い玉に使われるんよ~と言って、実際にグミ状の実をむくと、本当にあの羽根についている黒い玉が出て来ました。実が落ちている近くの木の標識を見ると、「ムクロジ」とありますね。説明によるとこのグミ状の果肉は、石鹸代わりにもなるそうです。まさしく100%天然由来の石鹸です。
近くに東屋があるので、ちょっと休憩。ブラブラしてる割にはもう1時間半近く経っています。本日もぬかりなく京橋での反省会を予定しているので、そろそろ駅へ戻りましょう。15:10 植物園を出て駅に来ると、まさかの全線運転見合わせとな!? 枚方の踏切で人身事故があったようです。いつ再開するか分からないというので、近くのJR河内磐船駅まで歩きJRで帰ることにします。両駅は京阪とJRの乗換駅となっているので、丁寧な標識もあり、迷うことなく河内磐船駅に到着。無事京橋の反省会場に辿り着けました。
ほぼほぼ水平歩きの本日でしたが、後で見ればしっかり16000歩、約11Kmの歩きです。テクテクさんぽ、あなどれず・・・。
本日のお時間
私市駅 10:30 -11:00 月の輪滝 -11:25 すいれん池 12:15 -13:30 大阪公立大付属植物園 15:10 -15:35 河内磐船駅
本日のお風呂 なし