賤ヶ岳 (途中敗退)

駅から登山口今日は豊臣秀吉と柴田勝家が戦った「賤ヶ岳の合戦」で有名な賤ヶ岳を歩きます。集合場所の余呉駅まで大阪・宝塚・神戸から馳せ参じますが、いきなりの新快速遅延。信号故障だかなんだかで、軒並み20分以上の遅れです。用心深く1本早い新快速に乗車してラッキー!と思ったメンバーも、湖西線名物の強風による、低速・ストップに見舞われる始末。結局予定より30分遅れで全員が揃いました。

林道合流10:40 余呉駅を出発です。街なかを抜け「賤ヶ岳登山口」の表示に従い登山道へと入ります。11:30 林道と合流した所でちょっと休憩。再び登山道に入って 11:40 大岩山を通過します。大岩山の山頂は登山道からほんの少し上がった所にありますが、出発も遅れたことだし、まっ、いっかという事で今回はスル-、先に進みます。

ちょっと風は強いですが、木漏れ陽が落ちる手入れの行き届いた杉林を歩いていると、11:45 その首洗いの池名も恐ろしい「首洗いの池」に着きます。池自体はここから60mほど下にあるそうですが、おどろおどろしくて見学はパス。先に進みましょう。

更に行くと、11:55 最初に秀吉が陣をはったという「猿が馬場」です。ここで戦況を見ていた秀吉ですが、戦線が余呉湖西岸へ移ったため、陣を賤ヶ岳へ移動したそう。秀吉にならい、我々も賎ヶ岳を目指します。

猿が馬場が、とにかく風が強い! 杉林の中はそれでも少し遮られますが、斜面の開けた道になると吹き飛ばされそうです。更に雨もポツポツと降ってきました。この風でザーっと降られたら殆ど暴風雨状態になってしまうので、山頂までもう少しですが、今日のところはここで引き返す事にします。

1イカリソウ2:15 雨が止んだので、風が当たらない場所を探してサクっとお昼を済ませてしまいましょう。当初は賎ヶ岳を越えて木之本駅に下りる予定でしたが、聞けば賎ヶ岳のリフトも3年前の台風による土砂崩れでいまだ運休中という事で、食事後は来た道を戻ります。写真では風邪に強さが分かりませんが、お天気なのにフードをかぶっているのは、風よけのため。ほんっっとに強い風なんやから。

下るにつれ風もピタリと止んできます。足元のイカリソウやスミレを愛でる余裕も出てくるうちに、13:30 登山口に戻って来ました。はぁ、やれやれ、余呉川の支流でしょうか、小川に架かる橋から見えるのは、さっきまでの強風とは打って変わって、うららかな春おぼろの風情です。

本日のお時間
余呉駅 10:45 ー10:54 登山口 -1145 大岩山 -11:50 首洗いの池 -11:55 猿が馬場 -(昼食)-13:30 登山口

 本日お風呂      なし

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