前回は足慣らしとして森林植物園内の散策だったので、今回はちょっとっハードルを上げて、五月山を歩きます。ハードルを上げてといっても、池田市民のお散歩コースではありますが、お年柄ハードルの高さは徐々に上げないとね、無理はいけません!
という事で、阪急池田駅に集合し、アーケード商店街をひたすら山へ向かって歩きます。10分程で五月山公園に到着してちょっと休憩。本日は去年の1月に歩いたコースと同じ道、大文字コース~自然とふれあいコース~五月平高原コースを回ります。
10:35 公園事務所横から先ずは大文字コースへ。望海亭コースと分かれて階段の道を上がりますが、前方には地元の子供会でしょうか、幼稚園から小学低学年らしき40人ほどの団体が賑やかに歩いています。10:48 秀峰台に到着jしますが、先ほどのお子様方で一杯です。眼下の街並みを一望したら、車道を渡って再び大文字コースへの入口まで上がりましょう。ここで少し遅れているメンバーを待ちます。お子様の団体の中に紛れてリズムを崩されてしまったのか、少々お疲れのご様子。いつも果物やガスカートリッジを持ってきて下さるので、水などそれぞれの荷物に分担して、出発です。
10分程歩けば、再び展望の開ける五月台に到着です。去年来た時は吹きっさらしの東屋しかなかったので、眺めも早々に先に進みましたが、今日は誰もいないし風も心地良いし、ちょっと早いですがここでゆっくりお昼にしましょう。
さっき遅れをとったメンバーのザックからは、ウィスキーの小瓶と氷が出て来ます。はぁはぁ、やけに水が多いと思ったらこの為だったんですね。それぞれコップを出して食前酒の水割りを頂きますが、一通り人数分作った所でアッ!手が滑った! まだ半分は残っていると思しき小瓶は無残にも地面に落ち、中身が全部こぼれてしまいます。あ~あ、もったいな~。
手元に残った水割りを大事に飲んで、お弁当を食べたらこの後のコースどりを相談します。実は計画ではお昼はもっと先の日の丸展望台の予定でしたが、さっき荷物を分けたりして時間がかかったので、先にこの五月台で昼食にした次第。このまま予定とおり日の丸展望台へ行くか、別コースを歩くか協議です。午後から雨が降るかも・・という天気予報もあり、結局望海亭コースを通って帰ることになりました。望海亭コースはまだ歩いたことがないので、これはこれで楽しみです。
12:20 車道の直ぐ脇から望海亭コースへと入ります。10分ほどで望海亭跡に到着。石碑だけ残っている望海亭は、下の五月山公園にある大広寺の住職が500年以上前に建てた東屋で、今でこそ木々に囲まれていますが当時は生駒、葛城、和泉、更には淡路島まで見渡せたという正に望海の名にふさわしい景色だったようです。その後、秀吉も茶会を催したほど賑わった望海亭ですが、300年余経つと朽ちてしまい忘れられてしまったのを惜しみ、西大和屋という酒造家が謂れを書いて残した石碑が、今ここにある石碑です。なので、この石碑もすでに180年ほど経っているわけで、文字は殆ど読めません。かろうじて上部に「望海亭記」と読めますでしょうか?
そんな由緒ある望海亭跡を過ぎると、道はちょっと急な下りになります。急ですがずっと柵があるので、手すり代わりに使えばズルっと滑った時に安心です。12:50 朝通り過ぎた大文字コースと望海亭コースの分岐点に戻って来ました。公園事務所まではあと僅か。ハードルを上げた割には、2時間弱のハイキングでしたが、果たして次回の雨飾山のトレーニングになったでしょうか。では、解散!
本日のお時間
阪急池田駅 10:00 ー10:15 五月山公園 ー10:35 登山口 ー10:48 秀峰台 ー11:10 五月台 12:20 ー12:35 望海亭跡 ー13:00 登山口
本日のお風呂 なし