市民の森 五月山

本年第2回目の山は、池田の五月山です。前回の吉田山といい五月山といい、段々とお手軽ハイキングになって来てますが、まぁ、若い頃とは大文字コース入口違って温度差に身体がついていかないお年頃。冬の間は冷え込む早朝集合や、気温が一気に落ちる夕暮れまでガンガン歩くのは避け、昼間の暖い陽だまりのんびりハイキングで、運動不足を解消しましょう。

という事で、五月山です。10:00 池田駅に集合して五月山公園まで歩きます。さすが小林一三翁のお膝元だけあって豪邸が並ぶ中、20分ほど歩いて五月山公園まで来ました。広場で衣服の調整をしたりトイレに行ったりしたら、10:30 公園事務所の横から登山道に入ります。

五月山にはたくさんのコースがありますが。今日は大文字コースで五月台まで上がり、そこから自然とのふれあいコースで日の丸展望台へ。日の丸展望台から五月平まで来たら、五月平高原コースを通って下山口へ下りるという行程です。

それでは、公園事務所の裏から大文字コースへ入りましょう。緩やかな階段を上がり、最後衆望台にコンクリートの階段を上がって鳥居をくぐれば、10:45 衆望台です。池田の街並みが眼下に広がり夜景でも人気のスポットのようです。この鳥居はこの先の愛宕神社の鳥居だそうですが、神社とは結構離れているので、唐突に現れたという感じですね。

さて、車道を渡り少し行くと右手にまた登山道が続きます。大文字コースの標識に従って上がって行くと、11:10 車道に出ました。この車道を渡れば五月台の展望台です。東屋もあるのですが風の通りが良すぎて休むにしてはちょっと寒い・・。水分を一口取る程度で先に進みましょう。ここから日の丸展望台までは自然とのふれあいコースを歩きます。

五月台展望台11:30 ひょうたん島コースとの分岐を過ぎて20分、自然とのふれあいコース名物らしい吊り橋が現れます。まぁ、普通の道も並行しているのでどうしても渡らなければならないワケではないのですが、何となくみんな吊り橋へ足を運びます。高さはそれほどないのですが、足元の丸太の隙間が広く、さらに結構揺れるので短い割には緊張して渡り切ります。

吊り橋から15分程度で五月山霊園前に出て来ました。車道を渡った霊園の向こうに目指す吊り橋日の丸展望台が見えるのですが、え~と、霊園の中を通って行くのでしょうか。道路脇に「日の丸展望台→」の標識があったので車道を少し歩いてみますが、どうもこの標識は車用の標識らしく、かえって展望台から離れて行きます。

一旦霊園前に戻ると、ハイキング姿の方が霊園の道を上がって行かれます。やはりこの中を通って行くんですね。遠くに見えた展望台も近づいてきて、12:15 らせん状の通路が塔の周囲を巻くように付けられた、日の丸展望台に到着です。らせんを上がって行くと最上階?からは池田の市街地が一望できます。

五月平展望台それでは展望台から下りてお昼にしましょう。丸いテーブルを囲んで座れる東屋でお弁当タイムですが、日陰になっていてじっとしていると身体が冷えそうです。長居はせずに出発です。霊園の前の車道まで戻り、今度は五月平への道を行きます。13:30 五月平の展望台に到着です。ここからは伊丹空港に発着する飛行機がよく見えるので、大阪の高層ビルを縫うようにして飛ぶ飛行機の絶好の撮影ポイントとして、人気のようです。

ふれあいコース入口更に下ります。住宅街の直ぐ裏手なのに山深い雰囲気を味わえる五月平高原コースですが、途中には「炭焼き小屋跡」という標識もありました。茶の湯の世界では菊炭が高級品として有名ですが、特にこの池田から出荷された菊炭は池田炭と呼ばれ重用されていたと聞きます。今は生産者が少なくなり、高級の上を行く超高級品でと~ってもお高い!とお茶の先生でもあるメンバーさんが嘆いておられました。

13:50 山の家への分岐を通過して5分、下山口に着きました。あとは住宅街の中を通って駅へ戻りましょう。往きとはまた違った道で小林一三記念館の前を通り過ぎますが、ここではお茶会もよく開かれる様で、今日も着物姿の方が小走りに門をくぐり抜けて行かれます。池田は茶の湯に縁のある街なんですね。

 本日のお時間
10:00 池田駅 -10:20 五月山公園 -10:30 大文字コース入口 -10:45 衆望台 -11:15 五月台展望台 -12:15 日の丸展望台 13:00 -13:25 五月平展望台 -13:55 五月平高原コース入口

 本日のお風呂    なし

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