
本日は参加者が少なく、朝の電車もバラバラの乗車で話し相手がなく「いつもやったらおしゃべりでアッという間なのに、今日は長かったわ〜」という状況。榛原駅で8:35発のバスに乗る予定でしたが、今回も時刻表が変わり朝は毎
時15分発に。次は9:15まで待たなければいけないという事で急遽タクシーで、登山口の仏隆寺まで一気に飛ばしてしまいます。ここで時間を稼いだのが、今回MUSUBU始まって以来の記録を作ることになるとは!
タクシーの運転手さんに榛原牛の名店や、春には見事なしだれ桜が見られるという悟真寺を教えてもらいながら、9:00 仏隆寺下に到着。お寺に登る石段の脇には、赤い彼岸花が今を盛りに咲いています。写真を撮ったり衣服を整えたりしたら、車道を歩いて高城山への登山口へ向かいます。赤埴城址入口の道標を通りすぎ、20分ほどで標識のある登山口に到着。9:25 いよいよ登山道へと入って行きます。
これがまた、最初からトンでもない急登で、なにせ「坂の途中で休むの嫌いやねん」のリーダーが先頭な為、ようやく坂が切れたと思った地点がもう高城山頂上です。まさに休憩なしの一気登り。予定では小峠での休憩を入れて1時間半の所を、なんと50分でクリア!え〜、ほんまかいな?道、間違えたんとちゃう??そういえば小峠って通過したっけ???と思うくらい一心不乱に歩いてたみたいです。まぁ、終わり良ければ全て良しということにしておきましょう。
メンバーの奥様手作りのアンパンをご馳走になり、朝から大汗かいた身体には甘い物が何よりです。アンパン片手に見回せば、山頂からは台高、大峰、竜門の山々が望めます。写真付
きの大きな案内板を見ながら、今まで登った山を確認するのもまた楽しいものです。今まで休憩のなかった分、ゆっくりと過ごして10:00 三郎ヶ岳目指して出発しましょう。
高城山からは2つほど峰を越しますが、最後の登りは肩まで届くかと思えるほどの、笹の波を掻き分けてのやぶ漕ぎです。昨晩は雨は降ってないはずなのに、笹の葉には朝露がたっぷりとついていて、朝晩はかなり冷え込んでいるのでしょう。30分ほど歩いてそろそろ休憩かな〜と期待して出た所が、三郎ヶ岳山頂です。
振り返れば、二つの峰の向こうに、先ほどの高城山が絵に描いたお山のようにチンマリと座っています。山頂には2名の先客がいらっしゃいましたが、すれ違う様に下山道へ。でもこの後、このお二人には何かと助けて頂くことになるんですねぇ。
さて、ここで本日の命題、「三郎ってダレ?」 三郎があるなら太郎は?次郎は?とお思いのアナタ。そうです、ちゃんと居るんですね、これが。曽爾高原の倶留尊山が太郎山、住塚山が次郎山、そしてこの三郎ヶ岳となるそうで、いわばこの地域宇陀郡のお山三兄弟ってところでしょうか。
山頂付近は赤と
んぼが舞い、すっきりとした秋空の下、木々の合間から展望を楽しんだら降りる事に致しましょう。おっとその前に、記念写真を撮って・・。山頂からは道が3本ありますが標識がなく、さて、これから向かう明開寺跡はどの道を行けば良いのでしょう。地図を片手に喧々諤々、結局さっきの先客さんが降りられた道が正しいようです。10:50 お二人の後を追うように下山します。
これがまた、最初の上り同様というよりそれ以上の急坂で、クサリの途切れる間がないほど。こちら側から上ってくるコースはかなり大変そうです。転げる様に下りていくと10分程で、左手の岩の上部に日蓮上人坐像があるのですが、下から見上げると座っている様子がまるで福助人形の様で、ちょっと微笑ましい坐像です。その後ろの壁にはハッキリと読めませんが、南無妙法蓮華経の文字が刻まれているそうです。
このすぐ真下に雨戸が閉まった古い建物があり(明開寺の奥院宿坊跡でしょうか)、裏手には血原橋への道標が立ってます。我々は明開寺跡から石割峠を通って諸木野へ下りていく・・はずなのですが、11:15 出てきた林道を石割峠の道標に従って、左手に進んでいくとしばらくして、先ほど頂上ですれ違ったお二人が向こうから歩いて来られます。お互い、「あれ?」という表情で「さっき、頂上で会いましたよね」と確認して、「これからどちらへ?」とうかがうと諸木野を通って仏隆寺へ戻られるとか。えっ、諸木野は逆方向?・・・という訳で道を逆走していました。一旦先ほどの下り口に戻って、地図を確認。どうやら、先ほどの建物からショートカットで伊勢本街道に出てしまった様です。
方向を再確認して街道を歩いていると、このお二人がお弁当を広げてお食事中。御礼を言って通り過ぎ、しばらく進むと一段高い所に愛宕神社という小さな神社が建っています。昔ながらの村の鎮守様の風情をかもし出す祠の前で、これぞ日本の正しい田舎!という諸木野の風景を見下ろしながら、お昼にしましょう。時計を見ればまだ11:40 山の行程を午前中に全て終了するのは、おそらくMUSUBU始まって以来の記録でしょう。新記録達成です!!![]()
えっ、もう頂上!?と心の準備がないままに2回も山頂を踏んでしまいましたが、一斉に咲き誇る彼岸花や、群れて飛ぶ赤とんぼに、秋の到来を感じる本日の山行きでした。
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