今年の初歩きは吉例・干支の山。竜と言えば竜王山という事で、今年は滋賀の竜王山が晴れて第1回目の山と相成ります。先ずは、最寄り駅JR栗東の近くの大宝神社で、今年1年の安全祈願です。大宝神社は場所柄と言い、その名前と言いなんや賭け事に御利益がありそうな雰囲気。境内には大きな馬の彫像が鎮座ましまして、さすが栗東の神社です。
有り難くも畏くも、つつがなく祈願を終え、お下がり品の干支キーホルダーや入浴剤を頂いたら出発です。
タクシーを呼んで登山口のある馬頭観音堂の駐車場まで林道を上がりますが、金勝寺を過ぎると除雪されてなく、日陰の部分はアイスバーン。前を行くタクシーの後輪がスリップしています。こわ〜。で、もっと怖いのは後のタクシーの運転手さん。どうも雪道に慣れていないらしく、「うわっ」とか「ひぇ〜」とか言いながらハンドルにしがみついての運転です。こわいよ〜。
何とか駐車場に辿り着き、下っていく2台の無事なお帰りを心から願ってお見送りしたら、10:45 竜王山へ向かいます。10:55 早くも山頂に到着。まぁ、その為に一番上の駐車場まで上がって来たのですから、あっけない登頂です。記念すべき本年最初の集合写真を撮ったら先に進みます。
山頂に比べ、段々と残雪量が多くなってくる道を下り、11:18 茶沸観音を通過して、11:20 天狗岩との分岐である白石峰に着きます。2本の道が交差する白石峰には道標が一杯。本来なら天狗岩まで往復する予定でしたが、雪が残る岩場は危ないので割愛です。新年早々、滑ってケガなんどした日には目も当てられません。そのまま狛坂磨崖仏への道を下ります。
11:30 どうやってこんな風になるのか、誰が乗せたのか知りたい重ね岩:を通過。5分程先の国見岩の見晴らしの良い場所で昼食です。た〜だ、見晴らしが良いということは吹きっさらしという事で、なるべく風の来ない場所を探して、腰を下ろします。寒いので昼食時間は短く端折り、12:10 出発です。この辺まで来ると道の雪はなくなり、10分程の歩きで狛坂磨崖仏です。
遥か昔の例会で竜王山に来た事があるそうですが、この磨崖仏を見て初めて、ア〜、そう言えば来た来たと思い出す人数名。竜王山自体はどうもすっかり忘却の彼方のようです。
川沿いのぬかるんだ道を行くと、12:45 桐生辻の出合です。ここからは林道をひたすら上桐生のバス停へと歩きます。
林道歩きは退屈なものですが、ここでの見ものは逆さ観音。どんなものかと楽しみにしていたら、あらま、ほんまに真っ逆さまやん。最初からこういう風に彫られてたのでしょうか。でも、なんでぇ〜と、横の解説を見ると実はもっと上の方の岩に普通に彫られていたのが、この先の堰堤用に下の岩を切り出した所バランスを崩して、転げ落ち結果的に逆さまになってしまったのだとか。ダムだかなんだか知らんけど、観音様もエライ迷惑やったねぇ。
13:40 その問題のオランダ堰堤に到着です。明治22年に出来たと言う歴史のあるダムで、ダムマニアの人が見れば感涙ものなのでしょうが、そういう建造物に疎い者にはただのダムにしか見えまへんなぁ、すんまへん。
ダムから数分で上桐生バス停の広い駐車場に到着です。酉年の時は、ここから鶏冠山へ上がりましたっけ。あぁ、はいはい、そういや、ここやったわぁ〜とまたまた、ここに来て思い出す者数名。もう7年前の事なので忘れても許してや〜。
既に来ているバスは14:00発で、まだ乗車は出来ないようです。寒いので、これ見よがしにダウンを着込んだり何やらしていると、ドアを開けてくれます。おおきに。安全祈願のおかげで、今年も怪我なく干支の山を歩き終えました。、後は新年会に備え車中でゆっくり睡眠をとるメンバーです。
今日のお時間
10:45 馬頭観音堂 −10:55 竜王山 −11:20 白石峰 −11:35 国見岩 12:10 −12:20 狛坂磨崖仏 −12:45 桐生辻出合
− 13:10 逆さ観音 −13:40 上桐生バス停
今日のお風呂 草津温泉(注:銭湯)
泉質: H2O (露天は群馬草津温泉の薬湯)
効能: とりあえずお風呂はありがたい!