霊山

8月はお盆で例会は1回お休み。今日は8月唯一の例会です。いつもよりちょっとゆっくりめの8時に、いつものJR大阪駅ガード下に集合です。名阪道はスムーズに流れ、伊賀で下りたら柘植駅で2人をピックアップし、9:30 伊賀ドライブインでトイレ休憩です。さすが、Ninjaの里だけあって、トイレの表示も「厠の術」。しかも大理石!とありますが、どこが大理石?な感じです。まぁ、大理石だというのだから、大理石なのでしょう。

霊山寺9:45 ドライブインを出発し、出てすぐの所にある「霊山寺」の小さな標識に従って細い道を行きます。道は段々狭くなり、東海自然歩道の標識まで現れ、このままバスで先に行けるのだろうかと心配になりますが、東海自然歩道と別れると次第に道幅も広くなり10:00 霊山寺の駐車場に到着です。

山の中を奥まで入った所にある霊山寺は、平安時代に創建されたものの兵火で焼失してしまい、1670年頃再建されたそうです。山頂にも奥の院と見られる寺院跡があり、この一帯は三重県指定の史跡となっているそうな。由緒ある立派な本堂に負けずと劣らない、立派なトイレが駐車場と境内に1棟ずつ建っています。

霊山寺参道駐車場から本堂への道の両脇には、梅や栗の木が大きく枝を広げ、本堂の横には三重県の天然記念物に指定されている樹齢300年のオハツキイチョウの古木があります。代表者がお賽銭を入れて全員でご挨拶したら、10:10 脇の登山道から山頂へと向いましょう。

最初は竹林の中を、ニセ丸太の緩い階段が続きます。青々とした竹に囲まれた道は、いかにも古寺の参道といった雰囲気ですが、何せ風通しがなく蒸し風呂の中を歩いているよう。階段がなくなり、歩きやすい山道の所々に祀られている苔むした石仏の前を通り過ぎ、10:40 風通しの良い場所で水分補給の休憩です。 

休憩下の方からせせらぎの音が聞こえ、流れは見えませんが何となく涼しい気分になれるとは、さすが水の音はたいしたものです。坂の途中の休憩は嫌いやねん!というリーダーも、風の吹く木陰の一服が気に入ったのか、世間話に花が咲き、全員ザックを背負って出発の準備が出来ているのに、オジサン二人の立ち話が続きます。「準備できてますよ〜!」の声に、慌ててザックを背負って出発です。

うねうねと続く道には一合目ごとに標識があり、石に刻まれた六地蔵や賽の川原と標識のある岩、確かに太鼓が半分地中に埋まっているように見える太鼓岩などを眺めながら、11:15 八合目の標識を過ぎた所で、ちょっと休みましょう。麓に広がるのは伊賀の街並みでしょうか。

山頂の石室田代池からの東海自然歩道との分岐を通り、9合目を過ぎる頃から道の両側がアセビの群生に囲まれます。山頂一帯のアセビ・イヌツゲの群落は、霊山寺のオハツキイチョウと共に県の天然記念物に指定されているそうで、確かにこのアセビのトンネルは、花の時期にはさぞ豪華な通り抜けになる事でしょう。この辺りからまたニセ丸太風階段が登場しますが、最後に石の階段が20段ほどあり、その下には「ファイト!」の標識が。コレを登りきって 11:30 霊山の広い山頂に到着です。

山頂は周囲を土手に囲まれ、中央の低くなった部分には奥の院の遺跡でしょうか、石造りの灯篭や手水鉢?が無造作に転がり、中央の石室の中には聖観音立像が祀られています。土手の向こうには、遺跡とは似ても似つかない無線中継アンテナ塔が聳え立っていてこの風景にはちょっと無粋ですね。眼下に伊賀盆地を望む土手上に1等三角点があり、その周囲にはベンチが等間隔に並んでいます。さぁ、食事にしましょう。

オソーメン♪今日はMUSUBU恒例、夏のソーメン大会♪本当は流しソーメン!と行きたい所ですが、水も沢もないのでタッパーでご勘弁下さい。バスの冷蔵庫で充分冷やされ、なんとか冷たさを残したお素麺は、喉越し爽やかに味わって頂きましょう。お薬味も用意してまっせ!さぁ、召し上がれ・・。

カンカン照りでもなく、心地よい風に吹かれる山頂での冷たいお素麺は、お蔭様で好評の内に完食して頂き、担いだ上がったカイがあるってもんです。そして食後のデザートは山頂からの展望です。伊賀盆地はもちろん、南側では青山高原の風力発電の風車が回っているのが良く見えます。ここでメンバーが一言。「側で見るより、遠くで見たほうがええな〜」 青山高原の風車が見たい方、霊山に登ってみましょう。

霊山山頂雲はまだモクモクとした夏の雲ですが、空の青さが夏の濃いブルーから少し秋の空になってるようです。秋の空は高いと言われますが、786mの山頂に立つと、下界に比べればだいぶ空に近付いている感じになりますね。そういえば、途中の道でもトンボが飛んでいて、お盆が過ぎたら山は確実に秋へ向っています。

若いお嬢さんのグループが賑やかに上がってきました。野外活動センターのスタッフさんだそうで、「霊山に登ってみてどうでしたか?」とひとしきり感想を聞いたら、アッという間に降りてしまいます。再び静かになった山頂で記念写真を撮ったら、お楽しみの温泉へ向ってこちらも一気に下山です。

12:30 さアセビと植林の道っきの石段を降り、東海自然歩道との分岐を田代池方面へ下ります。こちら側もアセビとイヌツゲの群生が見事で、花は咲いてないものの細い幹や枝がクネクネとうねっている様子は何やら芸術的なオブジェを見ているようです。次第に片側は植林帯になって来ます。陽の当たる場所を避け、木陰を伝いながら階段の道をグングンと下って行きましょう。

完全に植林帯になると、何やら木々の間にロッジ風の建物が見え、そろそろ野外活動センターの敷地に入って来たようです。13:00 「霊山登山口」の標識を過ぎると目の前に田代池が広がります。ここは三重県なのですがこの野外活動センターは実は大阪市所有の青少年向け施設なんですね。

池の側では大阪から来たのでしょうか、親子のグループがお弁田代池当を広げています。考えてみれば夏休み最後の週末で、夏休み自由研究の追いこみなのでしょうか。ここからは池に沿って遊歩道となり、13:15 木陰でちょっと休憩です。池の向こう側を見ると土手に何やら見たことがある人が・・。おや、バスのドライバーさんです。手を振ると気が付かれたようで、「バスをここまで持ってきて〜」等と『センターの中心でムリ難題を叫ぶ』ワガママな客。ドライバーさんも大変やわ〜。

何のことはない、ものの5分で道は反対側に回り、バスの待つ駐車場に到着です。それなりに陽は照ってましたが、すこぅ〜しヒンヤリとした風が早い秋を感じさせてくれる、お気楽ハイキングでした。そう、こういうのを「ハイキング」というんやでぇ〜。

それでは、いざ温泉へ!


 今日のお時間
10:10 霊山寺−(休憩2回)−11:30 霊山 12:30−13:00 野外活動センター−(休憩1回)−13:20 田代池P


 今日のお風呂   大山田温泉 「さるびの温泉」 800円
        泉質: ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物温泉
        効能: 浴用  きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、関節痛、筋肉痛
             飲用  慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、通風、肝臓病



 トップページへもどる