暑さ寒さも彼岸までとは申しますが、まだまだ暑いやないかい!という今日この頃、本日のお山は伏見の大岩山です。JR桃山駅に集合し、大岩展望台から大岩街道を通って京阪藤森駅まで下りるルートを歩きます。10:30 桃山駅に集合。駅からすぐの所に明治天皇の御陵「桃山御陵」があります。京都生まれの明治天皇、死んだら京都に帰りたいという希望でここに御陵が出来たようです。当初は外から眺めるつもりでしたが、せっかく来たのだからと御陵まで行く事にします。
森に囲まれた広い道を進みますが、何気に坂道を上っていますねぇ。聞けばここは元々秀吉が築いた伏見城の本丸跡という事で、それならけっこう高台にあるはずで坂道なのも分かります。御陵前に着いて振り返ると、駅から来た道とは別に正面入り口があり、そこいからは230段もの階段を上がって来るようでまぁ、眺めの良いこと。さすが本丸跡です。
しばらく眺めを堪能したら来た道を戻り、途中から桓武天皇御陵方面へと右折します。御陵手前の車道に出ると京都トレイルの標識が出てきました。以降はこのトレイルの標識を辿って歩きます。「伏見桃山城を経て大岩山へ」と書かれている道を辿りますが、11:30 1964年に再現された伏見城の裏側、体育館にような所に出てあれ?となり、ここで道を確認がてら日陰でちょっと休憩。地図を確認し、一旦お城に戻り大体こっち方面と見当をつけて歩くと、次の目的地「北堀公園」の標識を見つけました!あ~、良かった。
標識どうりに歩くと、再び京都トレイルの標識が出て来ました。標識に従って行くと11:50 北堀公園に出て来ます。長細い公園を抜けて少し車道と歩くと12:10 八科峠です。秀吉の時代から使われている峠道だそうで、古い石碑も残っていますね。
大岩山へはここから仏国寺の脇を通って行きますが、12:25 途中にある公園のトイレが最後のトイレになるらしいので、ここでトイレ休憩です。水分を補給しがてら日陰でしばし休んだら先に進みましょう。5分程歩くと深草トレイル・京都トレイル合同の標識から、ようやく竹林に囲まれた山道へと入ります。と思ったら、10分も歩かない内に竹林は終わり、工事現場の塀に沿った舗装路の坂道となり、5分程であっけなく大岩展望台に到着です。つまり、大岩展望台は車道の脇にあるんです。
車道沿いとはいえ、殆ど車は通らないのでここでお昼にしましょう。大きなベンチは先客が居るので、木陰の下を選んで座り、眼下に広がる景色を眺めながらのランチタイムです。さっき寄った伏見桃山、遠くには梅田の高層ビル群も見えます。あべのハルカスも見えるそうですが、う~ん、ちょっと霞んで分かりませんでした。
13:35 それではそろそろ帰ります。帰りは大岩神社から堂本印象がデザインしたという鳥居を通り抜けて、大岩街道へ出るコースです。崩れた石段の石がゴロゴロと転がる荒れ気味の道を下りて行くと、右手に大岩神社のこれまた崩れ落ちた鳥居が出て来ました。いつ頃から倒れたのか分かりませんが、結構年数が経っているようです。この奥に神社があるはずですが、こちらも荒れたままらしいので寄らずに先を行きます。
13:55 噂の?堂本印象の鳥居をくぐります。足元ばかり見ていると気付かずに通り過ぎてしまいそうですが、目を上げてまじまじと見ると何やらインド的な鳥居とは思えない斬新なデザインです。特徴的な鳥居を過ぎて10分ほどで大岩神社参道入口に到着です。ここからは藤森駅まで大岩街道を歩きます。江戸時代の頃は京都を通らず大阪に直行する街道筋の一部だったそうですが、今や府道35号線、交通量も多くまた結構皆さん飛ばしています。
まだまだ陽の射す時間帯、この車道脇を30分近く歩くのもウンザリなのでバスの時間を調べると、1時間に1本しかないバスがあと30分ほどで来るようです。30分ならそこのコンビニで冷たい物でも飲みながら待ちましょう・・という事で、バス停近くのコンビニでプチ反省会をしつつ時間調整。15:02 やって来たバスに乗り込み、一気に竹田駅まで行きます。地下鉄で京都に戻り、いつもの店で正式な反省会を終えたのち本日は解散です。暑い中、お疲れさまでした。
本日のお時間
10:30 JR桃山駅 ー10:55 桃山御陵 -11:50 北堀公園 -12:10 八科峠 -12:50 大岩展望台 13:35 -13:45 大岩神社 -14:05 参道入口
本日のお風呂 なし