千刈さくらと
大岩ヶ岳

春めいたというより、初夏に近い陽気で朝からイイお天気!今日はお花見登山で気も急くのか、予定より1〜2本早い電車で道場駅に集合するメンバーも居ます。そうかと思うと春だけにハルウララ〜(そう言えば最近どうしてるのでしょう?)とゆっくり来られるメンバーも居て、結局15分遅れで全員集合です。道場駅にはホームと外の駐車場にもトイレがあり、とても便利。電車が着くたび、登山姿の人達がまずトイレに吸い込まれていきます。こちらも用意が出来たら、9:05 道場駅を出発しましょう。

千刈貯水場のさくら祭り線路に沿って一旦宝塚方面へ戻るように歩き、踏切を渡って千刈貯水場の案内板に従い右手へと進みます。15分程車道を歩くと「千刈さくら祭り」ののぼりが左右に現れて来ます。貯水場の敷地は普段は閉められているのですが、さくら祭りの期間のみ開放されていて、通り抜けが出来ます。例年4月上旬がさくら祭りの期間とかで、貯水場につくと既に門は開けられ、中では係の人が売店の準備などをされています。冷えたビールを横目に、ここでこのまま宴会に突入もええなぁ〜などと言いつつ、大音響の演歌に送られて通り抜けさせて頂きましょう。

ここは「新こうべ花の名所50選」にも選ばれているそうですが、桜は満開にはまだ早く、そうやねぇ、6〜7分という感じやねぇ〜。しだれ桜も何本かあるようです。明日の午後辺りが見頃かも知れません。桜の開花状況ではここで40分程過ごすつもりでしたが、今日の所はまさに通り抜け。その代わり時間が出千刈ダム来たことだしダムを見て行くことにしましょう。

千刈ダムは大正3年から8年にかけて建設され、その後何回か拡張工事をして高さを増したと説明板にあります。表面が石張りのコンクリートダムだそうですが、長方形のブロックが規則正しく並んで縦に優雅な曲線を描いています。高さは42mほどあるようですが、アーチ状の水門が並びそこから流れる水が薄いベールのように曲面を滑り落ちています。説明板が英語と日本語で書かれているあたり、さすが、KOBE!この大正ロマン溢れる優美なダムは、登録有形文化財になっているそうです。今のような重機材がない時代なのに、昔の職人さんはエライねぇ。

横の階段登り口分岐手前で休憩を上がってダムを上から眺めたら、来た道を戻ってダム手前の橋を渡り、対岸を駅方面に歩いて大岩ヶ岳への道に入りますが、9:50 その手前でちょっと休憩です。

お向かいでは同じく貯水場を通り抜けて来た人達がダムへ向っています。追いつかれない様に、先に進みましょう。坂を上がって金網の横の狭い石だらけの道を登って行きます。けっこう急ですね。金網から離れると道は少し歩き易くなり、足元には椿の赤い花びらや、ヒメコブシの白い花びらが散っています。左手にダム湖を見ながら、アップダウンを繰り返し10:30 展望の良い広場で休憩です。

ダム湖を眺めたり、反対側の街並みを山座同定ならぬ、街座同定をしたり、こっちでは3人でザックのベルト調整をしたりと急ぐ旅千刈貯水池じゃなし、ちょっとゆっくりめの休憩です。目の前のどっしりとした山が終点かと思いきや、実はその奥半分ほど顔を出しているのが大岩ヶ岳だそう。すぐそこだと思ってのんびりしてましたが、そうとなれば、さっ、出発しましょう。なんだかんだで15分程ここで過ごしてしまいました。

道は自然林の中を通り、両脇の山腹には相変わらずヒメコブシの白い花が桜以上に華やかに咲き誇っています。その内道は見上げんばかりの急坂となり、エッチラオッチラ登っていくとちょっとした岩場に出てきます。直登でよじ登っても上がれますが、ほんの少し巻く道を選んで岩の上に出ると、11:15 大岩ヶ岳山頂に到着です。標高はわずか384mなのに、まだ木々に葉が繁ってないのもありまぁ、眺めの良いこと!三田ニュータウンのニョキニョキと生えたようなビル群の近くには、かわいらしい有馬富士が見えます。眼下には満々と水をたたえた千刈貯水池の全貌がその姿を見せています。眺めの良い場所大岩ヶ岳山頂を選んで、お昼にしましょう。いつものワインに今日はふきのとうの塩漬けが回ってきます。ワインにほろ苦いふきのとう、なかなかイケますねぇ。

食事もそろそろ終盤にかかり食後のコーヒーなんぞを飲んでいると、上がって来た方が「グループの方居ますか〜?カメラを忘れている方いませんか?」と頂上に居る人に聞いて回っています。「いや〜、居ませんよ」と答えているそばで「あっ、オレや!」・・と慌てるリーダーK2。どうも最初の休憩場所に忘れてきてしまった様です。こちらも後ろから来るグループを見ていましたが、向こうもこちらがグループであるのを見ていたようです。「グループの人が休憩してたのが見えたので、そうかな〜と思って」と、何とカメラを持って上がって来てくれました。親切なおねぇさまにみんなでお礼です。m(__)m

狭い頂上に人が多くなって来たので、12:05 記念写真を撮ったら下山開始です。下山は登ってきた道とは反対の道を辿ります。こちらもかなりの急坂で慎重に下りて行き、12:30 丸山の分岐を通過。小さい手書きの道標が←丸山 東山橋→とありますが、目線よりちょっと下にあるので見つけにくい感じです。いつの間にか先行する女性組と離れてしまった男性組が、後ろの方で「お〜い、どっち〜?」 「こっちよ〜」とストックを振ってお知らせして合流するも、20分程したらオジサン組からは「休みはまだか〜??」との泣きが入ります。12:50 しかたなく鉄塔そばのザレ場で休憩です。でも涼しい風に吹かれての休憩は、やはり気持ちイイものです。

MTB2台をやり過ごして、先に進みましょう。まだまだ日は高いし、ここで急いで山を下りるのももったいないので、のんびり歩きで時間を稼ぐも、13:30 東山橋に到着してしまいました。あ〜あ、着いちゃった。でももう一度戻って登る程の勇気も根性もなく、宝塚での温泉を目指して道場駅へと急ぎます。本日は桜もですが、桜より本数が多いんじゃないかと思うほどの、ヒメコブシの花も満喫したお花見登山でした。


 本日のお時間
9:05 JR道場駅−9:30 千刈貯水場(ダム見学)−(休憩2回)−11:15 大岩ヶ岳 12:05−
12:30 丸山分岐−(休憩1回)−13:10 東山橋


 本日のお風呂    個人湯行 (みんな、どこへ行ったのかな〜)



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