
前回は右を見ても左を見ても雨予報でしたが、今回は合間にスッポリ入ったかのような、つかの間の晴れ予報。紅葉の最後の輝きを期待して、バスに乗り込みます。六甲駅7:00発ですが、予定より15分も早く出発です。何せ、ここからは一人しか乗車しないので、当人が来た時が出発時。次の集合場所、茨木駅まで快調に飛ばし、7:30前にはご到着です。7:55 集合なのでまだ誰も居ないと思いきや、奇特なメンバー二人がコンビニでお買い物中。エライ!全員が集まり次第出発し、最後の集合場所 山科駅へと向います。なかなか、調子がええわい・・と思っていたら、京都東ICで下りてからが、なんとチョー渋滞。朝も早よからなんでやねん!? 駅へ向う道がまったく動きません。シビレを切らした山科組から電話が入りますが、すぐ近くまで来ているのにどうしようもなく、向こうから歩いてきてもらう方が早いので
は・・と話している内になんとか駅前に横付け出来ました。あぁ〜、ここまでが長かった。
バスは再び名神に戻り、いつもの菩提寺SAでトイレ休憩した後、八日市ICで下りて登山口である如来堂へと向います。途中、紅葉で有名な永源寺前を通過しますが、既に車や人で一杯。車窓から見える紅葉はさすがに見事な色づきです。更に進めば永源寺ダムを囲む紅葉がまた素晴らしいこと。カーブを曲がる度に色鮮やかな紅葉が現れ、車内から歓声が上がります。10:05 如来堂バス停に着く頃には、既に紅葉は満腹状態。「もう、いっか?!温泉行く?」の声も出ますが、遥々来たのだから取りあえず行きましょう。
10:15 バス停を出発。車道を少し上がった所にある階段が、藤川谷コースの登山口です。しばらくは落ち葉が敷き詰められた広い道を歩きます。右手に春日神社への道を分けますが、小さなお社とへと続く道は蒼い苔におおわれ、まるでビロードの絨毯のように艶々です。思ったほどお天気は良くありませんが、気温はそんなに低くないのか一気に暑くなって来ました。10:40 衣服調整のため、ちょっと足を止めます。暑い人はここで一枚脱ぎましょう。
11:05 沢沿いの道を登っていくと、少し開けた川原に出ます。谷全体が薄日に映える明るい紅葉に囲まれ、ここは撮影タイムを取らねば・
・ということで、正式に休憩です。各自、休憩もそこそこにデジカメや携帯で撮影に余念がありませんが、この光と色はなかなかカメラにおさまり切れません。やはり、実際にその中心に立たないと味わえない広がりです。
沢を2回ほど渡りますが、濡れ落ち葉や苔で岩が滑りやすいので、気を付けましょう。と言われても、滑る時は滑る・・おっと、ポチャン。夏ならそのままでも大丈夫ですが、この季節、「お風呂やないんやからゆっくり浸かってんと、とにかくすぐ上がる!」のが鉄則だそう。少なくとも、靴下は絶対濡らさないようにしないといけません。
11:50 沢から上がった所で一息入れます。幸い、裾を少し濡らしただけで済みました。更に、右に左に様々な彩りの紅葉を眺めながら歩きます。足元は段々とゴロゴロとした石が多くなり、周囲には大きな岩が目立ち始めます。急な坂を上がっていくと目の前にロープが下がっている岩場が出てきますが、足場はしっかりしているので、登る分には手足だけで充分。でも、これを下るのはちょっと怖いやろな〜。岩場を登りきって少し行くと、12:20 古代人の住居跡と言われている岩屋に到着です。
岩屋からは道が緩やかになるとガイドブックには書いてありますが、緩やかというより、
あら〜ん、下ってますよ。それも結構な距離で、あぁ、もったいない。空模様も何やら薄暗くなって来ました。予定より少し遅くなっているので、帰りの時間も考えて進まないと行けません。もうそろそろ、地図にある湿原ですが、この足元がグジャグジャした所がそうでしょうか。ここまで来れば頂上まであと僅かです。
湿原からはまた上りが続きますが、今度はやけにだだっ広い林の中を歩きます。傾斜は緩やかですが広すぎて赤テープを目印に歩かないと迷ってしまいそう。これだけ広いと、赤テープが1本の木だけでなく、スキー競技の鬼門のように2本に巻きつけられ、その間を抜けていけ
ば良いように配慮されています。
13:00 お蔭で迷うことなく日本コバ山頂に到着です。あ〜、お腹が空いた!でも、いつものようにのんびり食べてる時間はありません。秋の夕暮れはツルベ落とし。あの岩場の下りを考えて、いつものワインも封印です。恒例記念写真もお食事タイムの前に撮ってしまいましょ。
大急ぎとは言え、それでもちゃんとお湯を沸かし、美味しいカップラーメンを頂きます。13:35 お弁当タイムを早く切り上げて下山開始。直下の広い林は、上りより更に広く感じられ、赤テープの鬼門を頼りに下ります。湿原を抜け、13:55 岩屋の手前でまたまた衣服調整。山頂でじっとしていると寒くなって着込んでし
まいますが、歩くとやはり暑い・・。
14:00 岩屋を通過。先程の岩場の下りでちょっと緊張します。が、意外と簡単に通過してしまい、なんか拍子抜けです。それより、斜面にトラバースするように付けられた道の方が、崩れやすく歩き難いことこの上なし。妙に太腿や膝に力が入ってしまいます。斜めの道が終わった所で、14:30 休憩です。
沢を2回ほど渡り、15:10 往きに写真撮影スポットだった川原まで戻って来ました。後は殆ど散策路のような道を歩くだけです。ここでゆっくり膝を休めてあげましょう。あらためて見れば、勢いよく流れる水流の合間にまだ色鮮やかな落ち葉が漂い、水から
顔を出している岩肌にも紅葉が舞い下りて、足元でも紅葉を愛でることが出来ます。俳句には「下紅葉」という言葉もあるようで、意味は少し違いますが、なかなか風情ある景色です。
疲れた膝をいたわりつつ、散り敷かれた落ち葉を踏みながら最後に輝く紅葉を楽しんで歩くこと30分。15:50 如来堂バス停に戻って来ました。長らくお待たせしたバスに乗って、帰りの渋滞も心配ですがやはり、ここはお風呂へ。
古いながらも趣きのある岩風呂でゆっくり手足を伸ばしたら、山頂で封印されたワインを開けて、移動居酒屋の開店です。
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本日のお時間
10:15 如来堂バス停−(休憩3回)−12:20 岩屋 −13:00 日本コバ山頂 13:35−14:00 岩屋−(休憩2回)−15:50 如来堂バス停
本日のお風呂 近江温泉 湖東ホテル 700円(10人以上630円)
泉質: アルカリ性単純泉
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺 等