楽じゃなかった 苗場山?

以前から行きたかった苗場山。コロナ禍で足止めされ3年の我慢を強いられてましたが、何と秡川ルートに登山リフト運行の知らせが! これは使う手はないと、コロナが落ち着いた時を見計らって山友さんと行って来ました。因みにリフトは上りだけで、下りは乗れません。わ~い、リフトだリフトだと勇んで臨みましたが、やはり楽あれば苦あり、一筋縄ではいきませんです。(山行日:2022年10月15日)  例により説明文の先頭に*マークがある写真は、ポインターをのせると写真が変わります。

 秡川駐車場
* 6:35 秡川駐車場(標高1220m)
後ろはトイレ
この先のレストハウスのトイレも使用可
和田小屋の道
* 和田小屋までの道
標高差 160mもある
なんだかんだで結構キツイ 
 登山リフト
お助け登山リフト、下りは乗れません
料金2000円
スキーシーズンなら 600円
 下の芝
* 7:45 下の芝(標高1700m)
リフト降り場からすぐ
既に紅葉がきれい
 七合半
七合半という中途半端な標識
下りで六合半も見つけました
でも「七合」はなかったような・・
 中の芝
* 8:40 中の芝(標高1880m)
紅葉と秋空の
コンピネーションが素晴らしい
 小松原分岐
9:20 小松原分岐
小松原湿原を経由する
小松原ルートとはここで合流
 股すり岩
9:30 名物 股すり岩
長年踏みつけられたのか、足が長いのか
案外乗り越えやすい
 神楽ヶ峰
9:40 神楽ヶ峰(標高2029m)
帰りのタクシー予約時間も考え
今日はここまで
 神楽ヶ峰
* 神楽ヶ峰からの眺め
カッサダムを見下ろす
上部は雲に覆われ真っ白け
 登山道
* 登山道は殆どこの状態
当日歩いてた方のコメント
「四捨五入で川」 正しい!
下の芝下山
* 12:25 リフト降り場
下りは和田小屋まで歩きます
この道も ほぼ川
 和田小屋
* 13:35 和田小屋
濡れた石、木の根、ぐちゃぐちゃ

緊張の道を下り終えてホッと一息
ドラゴンドラ
* 翌日ドラゴンドラで再度かぐらへ
ジェットコースターか?と思うような
高低差あり
苗場山
* パノラマリフト終点から
さよなら、苗場山
 貝掛温泉に寄って帰ります

コロナのせいで、元々の計画がことごくひっくり返ってしまいました。先ず、下りに利用しようと思っていた神楽ヶ峰からドラゴンドラ終点へ下るルートは立入禁止で、最新の地図では歩行困難と書かれています。宿泊しようと思ってた和田小屋は改装の為休業。諸事情で山頂ヒュッテに泊まらないため、プリンス連泊での日帰り登山に相成りました。でも良いこともあります。かぐら第一高速リフトが夏~秋の期間のみ登山リフトとして運行され、日帰り組には時間短縮でありがたい。但し6:00AM~8:00AMと2時間しか動いてないのでご注意を。上りのみで、料金2000円でございます。(mont-bell会員は割引があるらしい)

そしてもう一つ、湯沢観光協会、通称雪国観光舎が主体となって「登山者専用乗合タクシー」が導入されています。越後湯沢駅や湯沢温泉エリアから各登山口までの移動に乗合タクシーを手配してくれるという、とても便利なシステムです。事前予約・前払いが条件ですが、マイカーがなく一人で登山口までタクシーで行くと、料金がねぇ・・・とお悩みの方には朗報ですね。残念ながら苗場プリンスは対象エリア外という事で、乗合は利用できず通常のタクシー手配となりました。ホテルから秡川駐車場まで片道6000円。つまり往復で一人6000円。ん~、まぁ、こんなものでしょうか。和田小屋、遠いし・・。

前日が大雨で、道が小川状態で歩きにくく、下りの事を考えて今回は神楽ヶ峰で引き返しました。実際上りより下りの方が時間が掛かってます。元々乾きにくい道のようですが、晴天続きで登山道が乾いているときに再挑戦です。その時も登山リフト、乗合タクシーがありますように。

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