ソーメン企画
武庫川廃線歩き

ホントに暑い夏でした。何でも130年ぶりの猛暑とのこと、どなたさまも「こんな暑い夏は初めて」というのもごもっとも。8月末といえども、さすがに130年ぶりの暑さは一向に衰える気配もなく、第16回やまゆ会例会の本日も雲ひとつない晴天、もちろん気温は30度超えの予スタート地点と警告看板報です。本日の武庫川渓谷、廃線跡トンネル歩きは昨年9月に引き続き2回目ですが、今日は夏恒例の「冷やしそうめん」がどちらかと言えばメインでしょうか? 歩くだけが能じゃなし、いろいろなお楽しみが満載のやまゆ会です。

前回は宝塚集合、トンネル入口まで車道を延々歩きました。本日は生瀬駅10:00集合で、車道歩きは大分短縮されたはずなのですが、予想通りの猛暑の中、結構長く感じられます。

10:30 廃線跡到着、例の「歩いていて何かあっても責任は持ちません」というJRの立て看板にごめんあそばせをして、懐中電灯、ヘッドランプ装備の下、いざトンネルへ! トンネルに入ると、中はひんやりと涼しく、特に入口付近は爽やかな風が流れ、外のうんざりするような暑さを忘れさせてくれます。今年の夏は、エアコ橋梁やトンネルン嫌いの皆さまも、もれなくエアコンのお世話になったものではないかと思いますが、やはり自然の涼風の心地よさは、エアコンの風と比べるべくもありません。

トンネルは全部で6個。そのうちの4個でランプが必要です。トンネルとトンネルの間では武庫川渓谷のすばらしい景観を楽しむ事が出来ました。大阪から宝塚を経てわずか1時間足らずのところに、緑豊かな自然が残されていることに驚かされます。深い緑と水量豊富な渓谷は夏の景観そのものですが、ツクツクボウシの鳴き声が、夏の終わりを告げていました。この暑さに出歩く物好きは私たち位かと思いきや、なんのなんの、沢山のハイカーに出会い、感心したりあきれたり・・。

わくわくしながら第2橋梁を渡り、もひとつトンネルを抜けると大峰山登山口です。ここは桜の樹が植えられた、渓谷を望む広場となっていてお弁当を広げているグル桜の園でープも何組かおられました。平坦な道とはいえ、暑さの中のウォーキングにへとへとだし、お腹も空くしで、ここで「そうめん大会」といきたいところを、もうひとふんばり、桜の園の分岐まで、あずまやを目指して遊歩道を登ります。

しかしへとへとにお腹はぺこぺこで、この上りのキツイこと! なんとかあずまやに到着。実は先客のグループがおられたのですが、そうめん大会に必要なスペース交渉で半分ずつをお願いした所、結局われわれやまゆ会が使わせて頂くことに相成り、先客のグループのみなさま、ほんとにありがとうございました。

さて、いよいよお楽しみのそうめん大会! 女性メンバーがそれぞれ手分けして用意の固ゆでの麺に、ねぎにしょうが、みょうがにごま、しいたけなど心づくしの薬味が並びます。麺つゆは干し海老から丁寧にだし汁をとって冷凍してお持ち頂いたものまであり、お味はもちろん、武庫川渓谷冷たさも嬉しいご馳走でした。

いただく直前に、麺を氷水でさらすことが出来るよう、ざると氷まで用意して頂き、山の上とは思えない美味しいそうめんを堪能する事ができました。へとへととぺこぺこで、お昼の用意が出来るやいなや、みなでそうめんを夢中で完食。後で、あっ、並べた時のご馳走の写真を撮るのを忘れた!と気付きましたが、時すでに遅し・・残念。

お腹も一杯、大満足でJR武田尾駅を目指しますが、途中で前回も立ち寄った酒屋さんの休憩処でいただいた生ビールのおしいしかったこと! 猛暑のお陰で、今年はビールが美味しくて困ります。

武田尾から宝塚へ向かい、宝塚にて入浴。いつもは川を渡って宝塚温泉ですが、本日はワシントンホテルにて、1日の汗を流しました。こちらのお風呂は、ホテルのお食事処を利用するのであれば無料とのこと。さっぱりと汗を流した後の、ビールがこれまた美味しくて、ついつい飲み過ぎてしまったかな?

記録的な猛暑の夏の終わりのやまゆ会例会は、こうして無事に終了致しました。

 今日のお時間
10:00 生瀬駅 − 10:30 廃線跡入口 − 11:20 第2橋梁 −11:50 桜の園 12:45 − 13:30頃 酒屋

 今日のお風呂    宝塚ワシントンホテル (食事利用のみ無料)
        泉質: ナトリウム塩化物泉
        効能: アトピー、湿疹、筋肉痛、冷え性 etc

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