本日は今が見ごろのヒカゲツツジを見に、丹波の向山連山を歩きます。のんびり花見登山を期待して、9：10 福知山線石生駅に集合。駅から先ずは水分れ公園へ向かいましょう。ここは本州一標高の低い分水界だとか。公園内の小川は
途中で瀬戸内海方面と日本海方面に分かれて流れ出しています。公園の奥にも登山口はありますが、今日は一旦駐車場まで戻って、観音寺登山口から上がりましょう。
9:50 観音寺登山口を出発。最初からけっこう急登が続きます。向山に着くまでに二の山、三の山更に四の山を越えていかないといけません。しかもお目当てのヒカゲツツジは四の山を越えた辺りから現れるそうで、お花見しながらブラブラと～を想像していた面々としては、えぇ～、聞いてないよぉ～。勉強不足でした。とにかく、地道にに山を一つ一つ越えて行きましょう。
二の山を越え2回ほど休憩を入れて、10:50 岩屋展望台に到着。岩屋というだけあって、大きな岩に上がると眼下に展望が開けます。先に座ってた方がどーぞと場所を譲って下さいますが、狭い岩の上ですれ違うのもちょっと怖い・・。しばらく眺めを楽しんだら先に進みましょう。
ピンクのコミツバツツジが両脇を飾る道を、上って下りてを繰り返します。11:00 三の山を越えて20分 四の山に向かう頃にようやく、ヒカゲツツジが現れます。最初はまばらだったのが、あっちにもこっちにもとなり、その内トンネル状態になって歓声と共に通り過ぎます。薄緑色がかった花びらは、光を受けて透明のようにも見えます。12:05 ようやく向山山頂に到着です。
ここまでけっこうハードな道でした。食後のコーヒーも楽しんでゆっくりしたら、先に進みましょう。この後清水山を回って鳳翔寺へ下るのが一般的なコースのようですが、今日は歩行時間短縮の為に、蛙子峰から水別れ公園へ下るショートカットを選びます。楽して下ろうと思ったのに、これがまた大変な道で・・。
13:20 蛙子峰で水別れ公園方面へ下ると、「これより先急坂の下りになるので注意～」などという不吉な看板と共に、道の先には先の見えない坂と脇にはロープが張られています。近づけばまぁ、見事な傾斜で中には後ろ向きに下りるメンバーも。この方が楽と言われ、試してみると確かに前を向いて下りるより膝に負担がかからないようです。
行けども行けども同じような急坂を下ること20分、少し緩やかになったなと思ったら、分水界展望台に到着です。展望台と言っても坂の途中で、周囲は樹木に囲まれ何も見えません。ここから道は左右に分かれます。左の道には赤テープが、右の道は丸太の階段になっています。どちらも水別れ公園に出るようですが、ここは右を行ってみる事にします。
先ほどではないにしろ、相変わらず傾斜がキツイ！ 更に道がえぐれていて雨が降れば川になっていそうな、要は荒れた道を下ること20分、15:00 東屋のある公園奥の登山口に下りてきました。後で調べるとどうやらこっちの道は旧道だったようです。
満開のヒカゲツツジを見ながらのんびり山歩き・・とお気楽な予想に反し、かなりハードな1日となってしまいましたが、あの透けるような薄緑色のヒカゲツツジを十分に堪能できたから、まっ、いっかで終わった向山です。
本日のお時間
駅前9:15 －9:30 水別れ公園 9:40 －9:50 観音寺登山口 －10:50 岩屋展望所 －11:00 三ノ山 －11:20 四ノ山 －12:05 向山山頂 12:45 －13:20 蛙子峰 －13:45 分水界展望台 －14:50 水別れ公園
本日のお風呂 なし
