ヤシオを探して
三峰山

登山口冬の樹氷が名高い三峰山。春のシロヤシオでも有名だそうで、知らなかったなぁ。雪がない時期に歩くのは初めてで、満開のシロヤシオが楽しみです。当然ながら榛原駅からのお馴染み樹氷バスはないので、自前でバスを用意して出発です。

神戸・大阪・榛原とメンバーを拾って、9:50 みつえ青少年旅行村の登山口に到着です。登山口となる橋は旅行村の駐車場からけっこう離れているので、先に駐車場のトイレに寄ってから引き返してもらいます。

10:05 先ずは不動滝を目指して林道を上がって行きます。途中登り尾コースへの分岐を右手に見て、帰りはここに下りて来るんやなぁ〜と確認。更に林道を上りつめ、10:20 不動滝コースの入口に到着です。

不動滝林道は右手にカーブして続き、ここにも立派なトイレ小屋がありました。ちょっと休んだら不動滝コースへ進みましょう。鳥居の建つ山道を歩いていくと10:35 不動滝です。ここの所雨が降ってないせいか、言われるほど水量がなくちょっと残念。滝の前の橋を渡り、左手滝の上部に不動明王を祭っている祠を見ながら先に進みます。

ここからは植林帯の急なつづれ折れの道を黙々と上がって行きます。途中「これより2100m」の地点でちょっと休憩。更に階段道の急登が続きます。ようやく緩やかな道となってしばらく行くと、11:25 見覚えのある休憩小屋に到着です。

休憩小屋思い起こせば8年前、雪山初めて、アイゼン初めてのメンバーが靴擦れをおこし、この休憩小屋で処置してもらいながら、もう2度とアイゼンは履かないと心に誓った思い出の小屋です。この時は気付きませんでしたが、小屋の前にはブナの大木があり、新緑の枝を大きく張り出しています

ここで登り尾コースと合流し、道は山頂へと続きます。八丁平のへの分岐を越してお目当てのシロヤシオのトンネルに入りますが、あれ、花は? すっかり葉っぱだらけになってしまったトンネルを通っていると、道からちょっと外れた木に人が群がっています。どうもその周辺の木にはまだ花が残っているようで、カメラを手にした山頂への道人が取り囲んでいるようです。

いつまでも写真を撮ってないで先に進むよ〜に・・という先頭からのお達しで、花から離れて歩くこと5分、12:00 山頂に到着です。お昼は広い八丁平でいただこうと下りて行くと、すれ違った方が、八丁平にはまだ花が結構残っていると教えてくれます。ヤッタ〜!

12:10 八丁平に下ってとりあえずお昼ご飯です。そろそろ食事が終わる頃、気がつくとこれから帰る道の方からカメラを手に持った人たちがやって来ます。どうも、シロヤシオそちらの方にシロヤシオが咲いているようです。それではと、ささっと帰る用意をして、さきほどの休憩小屋へ続く道へ向かいます。

シロヤシオの花のつきかたもあるのか、最初はえ〜、どこどこ?と探してしまいますが、よ〜く見るとアチラにもコチラにも可憐なヤシオの花がぎっしりと咲いています。夢中になってカメラにおさめますが、あまりここで時間をつぶしてもいけません。名残惜しいですが、先に進みましょう。

13:10 ブナの巨木が目印の休憩小屋に戻って来ます。下山はここから登り尾コースを歩きます。13:50 展望台というより展望小屋に到着。まだ新しいのか木の香登り尾分岐もかぐわしく、二階に上がって窓を開けると、三方の窓から気持ちよい風が吹き込んできます。せっかくなので、ちょっと休憩。小屋から階段を下りて林道を横断すると、また小屋が建っていて、こちらにはトイレもあります。御用の方はどーぞ。

再び樹林帯の中を下って行くと、14:25 最初に確認した分岐に出て来ました。これで1周完了。最初はお目当てのヤシオがなくてガックリでしたが、後半盛り返して2回続けてハズレ続きだった花の山をようやく満喫できた三峰山です。それにしても満開の花に当たるのはむずかしい〜。

 本日のお時間
登山口 9:55 − 10:15 不動滝入口 −10:26 不動滝 −11:25 避難小屋 −12:00 三峰山〜八丁平 12:50
− 13:09 避難小屋 −13:50 展望小屋 −14:20 登り尾分岐 −14:25 登山口

 本日のお風呂      姫石の湯  600円
         泉質: 中性単純温泉
         効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、疲労回復 etc

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