この年の夏、花の百名山「平標山」に行ったものの、蒸し暑さと人いきれであえなく敗退。涼しい秋にリベンジと苗場まで来ましたが、挫折のトラウマが生々しく残っていて気力が追い付かず・・・。そこで、同じく夏は花の山として名高い三国山に変更です。この三国山、群馬と新潟の県境に位置し、麓の三国峠はかつて上州と越後を結ぶ街道の要所でした。「三国」というからには、上州と越後とあともう1つはどこぞ?となりますが、峠にある三国権現が「上野赤城」「上州弥彦」に「信濃諏訪」の三明神を祀っているという事なので、あともう一つは信濃のようです。この街道は今は上信越自然歩道として整備されています。
8:05 新潟側の湯沢登山口(標高1087m) 送迎サービス付き登山プランで 楽々です |
8:40 三国峠(標高1244m) かつては上州と越後を結ぶ 三国街道の最大の難所 |
峠にある三国権現 道は巻いていくので ここから山頂は見えません |
8:45 権現様の横から 山頂へと上がります |
8:55 群馬側の展望 |
9:10 木道が続きます 段差はそう高くなく 歩きやすい |
9:20 お花畑 夏だとここにニッコウキスゲが 一面に咲きます |
9:35 三国山名物? 斜めっている木道 今は平らに整備されているらしい |
苗場スキー場の向こう側 雲の下の平らな山頂は 苗場山 |
山頂に続く木道 板の隙間から地面が見えるので 足元ばかり見てるとクラクラします |
9:45 三国山山頂 後ろにあるのは幸福の鐘 鳴らすとイイこと、あるかな♪ |
10:42 三国峠に戻って来ました 自然歩道を群馬側へ辿れば 法師温泉へも行けます |
11月なので紅葉も終わり茶系一色ですが、夏はお花畑のニッコウキスゲの他に、クガイソウやシモツケソウ、タカネニガナ等様々なお花が見られるようです。延々と続く木道も山頂近くの斜めになっているのを除けば、段差は低く歩きやすい。登山口から山頂までの標高差600mを感じさせません。今度はぜひ花の夏山に行ってみましょ!