山寺尾根より
摩耶山

山寺尾根道JR六甲道駅と阪急六甲駅からそれぞれタクシーで、集合場所の杣谷堰堤の下に集合。今年最後の山歩きは、リーダーとメンバー10名の計11名で9時出発です。「さぁ、行きますか」と歩き始めるリーダーの後ろに続く人がいません。「どうぞ・・」「いえ、どうぞ・・」 いつもリーダーの後について、調整役をしてくれるメンバーがお休みだから、みんな譲り合って列が続きません。たまには定位置を外れて歩いてみるもの良いもんなんですけどねぇ。

忘年会疲れで、今日はリーダー体調不良だそうで、「ゆっくり行きます!」 久しぶりに参加の3人は嬉しそうに「よかった。ゆっくり登れる」。ほんまかぁ? 70mほど進むと小さい祠があり、その先を左に入り今日の摩耶山への登路、山寺尾根神戸市内を望むに取りつきます。摩耶東谷を左に見下ろしながら、急登を20分も進むと汗ばんできて、「ちょっと休みましょうや!」の声も空しく、「もうちょっとでええ眺めの所があるから」と一言。ほんまにほんまかぁ?? 休憩は諦めて、足場の良い所で一人、二人、上着やベストを脱いでいきます。

9:30、冬の陽射しにキラキラひかる大阪湾、神戸の街が一望できるちょっと狭い場所で最初の休憩。吹き上げてくる冷たい風、よく見ると小雪も舞っています。差し入れのキャンディ、干し葡萄、チョコレート、それに水分補給も怠りなく、9:40出発です。

樹林帯の中の尾根道をゆくと、未明に降った雪が常緑樹の葉雪の尾根道にうっすらと積もり、初冬の山歩きという風情で、陽射しが届かない場所ではキュッキュッと新雪を踏む感触が楽しい!樹林の中の急な登りを過ぎて尾根に到着です。10:05、2度目の休憩。吹きっさらしの尾根での休憩は寒く、早々に出発です。少し下ってまだ緩やかに登り返すと、真っ白な冬景色が広がり、雪を被った青い葉の下に紅い実が映えて美しいこと。

「ここが最後のキツイ登りです」と先頭から声がかかり、見上げると一直線に道が空に向かって伸びています。見なければ良かったと思いつつ木の根を掴んで攀じ登ります。丸太の階段が出てきてジグザグに登りきると、空が開けて掬星台の展望台のすぐ下に出て来ます。

10:35、予定より30分ほど早く到着です。

山頂から息を切らして後から登ってきた1人が「リーダー、ほんまに調子悪かったんですか?」 そうですよ、体調不良でこのペース。何でも、新入社員の頃此方の支社に日曜出勤で出社。仕事が早く終わったので、真新しい背広と革靴で今日と同じルートで摩耶山へ登ったというエピソードの持ち主です。ふ〜む、そうは思っていたけれど、やはりただ者ではなかったんや〜。

展望台から眺めると集合場所の上にあった、長峰霊園が真下に見えます。若いグループが雪投げしたり、雪だるまを作ったりして遊んでいる傍を通り、風をよけて太いロープが下がった遊具の側で、軽食をとることしましょう。今日は下山後納会があるので、腹3分目くらいにしておきましょうね。

今年の山歩きを無事に終えて、メンバー持参の赤ワインで乾山頂で記念写真杯!(いつもご馳走さまです) ザックのパンを取り出そうとしていたら「一切れずつどうぞ」という声に振り返ると、青い包装紙から今日の山のように白く粉砂糖がかかった焼き菓子が・・・。Tさんが、胡桃にレーズンに木の実がたっぶり入ったシュトレンをワインに合わせて用意して下さいました。至れり尽くせりでほんまにシ・ア・ワ・セ!

11:30 軽食が済んで今年最後の記念写真を撮り、「歩いて下りましょうか」とまだ歩き足りないメンバーが言っていますが、みんなの足はロープウェイ「星の駅」へ。ロープウェイからの眺めを楽しんで「虹の駅」でケーブルに乗り換えます。駅の階段下にあった寒暖計はなんと2℃。

麓の摩耶ケーブル駅に着くと、見事に紅葉したもみじの木が出迎えてくれてびっくり。摩耶山の秋・冬を同時に・・という貴重な体験でした。

これにて今年の山歩きは全てしゅう〜りょう〜!お疲れさまでしたぁ!下山後にゆっくりお風呂に入り冷えたビールを一杯、ク〜ッ、旨い!の山行き。そしてたまにはその後に続く飲めや笑えやの宴会モード突入。これもリーダーの安全で的確な先導、幹事さんの配慮ある計画、そして何よりメンバーそれぞれが抱くお山、大好き!の気持ちの賜物です。

新しい年も、良く歩き、良く呑み、良く笑いましょう!



そして誰か、たまには原稿書いてくれぃ!!



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