今日は冬季恒例、雪の金剛山の予定でしたが、下りに使うつもりだったロープウェイがまさかの運休!何でも耐震検査で山上の駅舎のコンクリート強度が著しく低いという診断結果が出たそうです。実は去年の3月から運休していたのですが、ま~ったく知りませんでした。ついでに言うと、その影響で山上でお風呂に入れる貴重な香楠荘も去年の8月から閉館しているのだとか、知らんかったわぁ。
というワケで急遽行き先変更です。いくつかの案が出ますが、今やすっかり「山と食べ歩きの会」となっているやまゆ会、たつの市の的場山に行って揖保そうめんを食べよう!という案に賛成多数で決定。寒いこの時期に温かいおそうめんはピッタリです。まぁ、寒いにつけ暑いにつけ、おそうめん食べたさに行く的場山です。
では、気を取り直して参りましょう。姫路で姫新線に乗り換えて本竜野駅へ。9:30 駅前から真っ直ぐ歩いて揖保川を渡ります。今日はお醤油工場の脇を抜けて、いつも歩く橋から少し離れた歩行者専用の旭橋を渡ります。古い街並みの中を一旦お城方面へ行き、今日の登山口である紅葉谷へ向かいます。
途中、三木露風の生家とか、「水練場」の看板を掲げたプールとか観光スポットを通り過ぎますが、何より大事なのはいつものおそうめん処。今日もちゃんと営業中と確認したら、10:10 紅葉谷登山口に到着です。
入口の東屋で衣服の調整をしたら、とりあえず両見峠まで上がりましょう。緩い階段をゆっくり上がって 10:30 両見峠に到着です。ここからいよいよ的場山への登りとなります。3年前も同じコースを歩きましたが、あの頃に比べ最初の登りがかなり急に見えるけれど、気のせいやろか・・・
いざ歩き出すと、こ、これは気のせいやなかった。(トシのせいやね by 天の声) 胸突き八丁の如く傾斜にはいつくばるようにして上がります。30分ほど頑張って上がるとようやくなだらかな道になって来ました。標高を稼いだお陰で木々の合間からの眺めも広がります。気分よく歩いて更に30分、11:35 的場山山頂に到着です。
今日は下りてからおそうめんを頂きますので、お昼は軽く済ませましょう。山頂のベンチは先客ありなので、ちょっと下がった車道の脇で簡単にランチです。12:00 それでは下山開始です。下り道もけっこう険しく、ゴツゴツとした足元に気を付けて下って行くと、12:20 「大観峰」の標識が出て来ました。黒部アルペンルートの駅名と同じこの場所からは、たつの市や揖保川の流れ、晴れてれば姫路まで見渡せるそうです。
大観峰からもしばらく急な下りは続き、12:35 野見宿禰神社に着きました。ここからの眺めも良いのですが、今日はお店へ急ぐのでそのまま長い階段を下りて行きます。龍野神社へ下りる途中、行く手のベンチに見た顔が・・・。実は今朝、本竜野駅に来る途中でストーブを消したかどうか心配になり、いったん大阪の家まで引き返したメンバーが無事消火確認をして追いかけて来てたんですねぇ。
山まで追いかけるほど時間の余裕はないけれど、おそうめんには間に合うという事で、ここでお待ち頂いていたというワケです。おそうめんの魅力は強し! 13:00 今日は龍野神社も聚遠亭もパスして、おまちかねのおそうめんです。2階の1室を個室状態で使わせて頂き、名物「霞亭にゅうめん」を堪能します。
このお店、今回で3回目ですがいつもおそうめんを目の前にすると、食べるのに一生懸命で写真を撮るのを忘れてしまいます。次回こそ撮るぞ!と来る気満々でお店を後にします。
本日のお時間
本竜野駅 9:30 -10:10 紅葉谷登山口 -10:30 両見峠 -11:35 的場山 12:00 -12:35 野見宿禰神社 -13:00 龍野神社
本日のお風呂 なし