紀泉アルプス
俎石山

なんば駅を急行組と特急組に分かれて、南海和歌山線の箱作駅へと向かいます。途中駅で何名か合流して、9時には箱作駅に全員集合です。当初は駅から登山口のある桃の木台団地(といっても一戸建ての同じような家が立ち並ぶ住宅地です)までバスの予定でしたが、歩いても大した事はないようなので、バスを待たずに駅前の道を真っ直ぐ山に向かって歩きます。20分程で林道入口と書かれた看板があり、そこを入ると犬のお散歩には丁度良い川沿いの小道が続きます。15分程進むと「俎石山・大福山」と書かれた小さな標識が架かっている小さな橋があり、この橋を渡っていよいよ登山道となります。

第1休憩所のブランコ緩やかな上りの道脇に現れる木々には、コナラだのウルシだのと書かれた名札が付けられ、学校の自然教室に参加しているみたい。茶色の冬葉の間で、ビナンカズラ(さねかずら)の赤い実が鮮やかです。10:25 第1休憩所と書かれた広場に出てきました。書かれてるからには、ここでちょっと休憩しましょう。広場の真中にスックと立つ木にはロープと板切れで出来たブランコが取り付けられ、しばし童心に帰ってブランコ遊び。

交代でブランコに興じたのでちょっと長めの休憩になりました。そろそろ出発しましょう。11:05 キャンプ場から上がってくる道との合流点を右に折れると、何やら標識のあるちょっと開けた場所に出ます。ここが頂上かと思いきや、小さな字でジャンク北展望台からりん空タウンション・ピークと書かれています。な〜んだ。

俎石山へ→という道標に従って、先に進みましょう。11:15 10分も行かない内に、今度はベンチが置いてある小高い場所に出ました。今度こそ頂上ね・・と勇んで苦手の丸太の階段を上がると、チッチッチ、ここは北展望台。

山頂は展望が利かないらしいので、ここでちょっと休憩して眺めを楽しみましょう。今日はお天気も良く、関空を挟んで対岸の六甲の山々、そこから西に目を向ければ明石大橋からずずずい〜っと淡路島の全景が広がります。関空に離着陸する飛関空行機も間近に見え、しばし沈下現象激しい関空話しに花が咲きます。

新たな滑走路建設も始まるわ、神戸空港も結局着工されるわで、これ以上飛行機が増えると、どうも淡路島上空が大変な事になるらしい・・・。この辺りも上空を飛行機が飛び交い、オチオチ山にも登ってられない時代になってしまうんでしょうかねぇ。

今の内にこの海を眺めながら歩ける山道を、ゆっくり楽しみましょう。山頂までもう少しです。11:25 何の事はなく俎石山頂上に到着です。山頂は間伐されていて思ったより眺望は良い俎石山頂上のですが、大福山で昼食をとることにしたので記念写真だけ撮って先に進みましょう。

「シダの坂道」とか「ヤマモモの並木」とか「リョウブ並木」とか、風流な名前を付けられた小道を落ち葉を踏みしめ歩きます。その内、行く手の方から子供の声が段々と近付き、おや、もう大福山かしら・・と歩いているといつの間にか声が聞こえなくなってきます。え〜っ、今のは何?とちょっとミステリアスな気分。

そうこうする内に道が二手に分かれる分岐が現れます。この先は頂上だけなのにな〜と見ると、小さな札で左側には「初心大福山でお弁当者コース」、右側には「中級者コース」とあり、先頭は迷わず右へ、オイオイ・・。一瞬頭の中を前々回の横山岳の悪夢がよぎりますが、まっ、あそこに比べれば軽い軽い。ウネウネと道なりに行くとお祖父さんと一緒にハイキングかな、小学生の兄弟が第2休憩所と書かれた眺めの良いベンチでお休み中です。さっきの声はこのボク達だったのね。

声の主が分かり、ほっとした所で11:45 大福山頂上に到着です。山頂はベンチやテーブルまで整備されていて、ポカポカと陽だまりの中でお弁当タ〜イム!!

山頂からは南面側の見晴らしが良く、キラキラと輝く紀ノ川が流れる和歌山市街、小さな島がポツポツと浮かぶ紀の海が眼下に広がります。

大福山から紀の海陽だまりのお食事もさすがに冬の昼下がり、じっとしていると寒さがじわ〜っと身に沁みてきます。そろそろ下りる事に致しましょう最後にデザートの眺めを楽しんで、12:20 出発です。

下りは来た道をジャンクション・ピークまで戻り、その先途中から大河内池へと向かいます。下り口には「難路あり、初心者は入らないように」とお達しが書かれた札や、ハンガーコースと書かれた標識があります。ハンガーコース?とは変わった名前ですが、とりあえず下りて行きましょう。 

13:00 ハンガーコースを下り始めると、この季節には珍しいツツジの花が咲いています。山腹の日当たりの良い場所ではありますが、今頃咲くのはツツジに似た別の花でしょうか?ツツジ?

さて、このハンガーコース。クサリ場やロープがある訳ではなく、目印のテープや道標がないのが、難路と決められた所以のようです。踏み跡を辿り、たま〜に木に巻かれている赤テープを探しながら進みますが、気が付くと所々木の枝に奇妙な物体がぶら下がっています。よ〜く見ると、いわゆる針金ハンガー。どうもこれが道しるべの役割をしているらしく、ははぁ〜、だからハンガーコース?

20分程で市街地を望む地点に出て来ますが、そこには片側に「陸軍由良要塞指定地域」、反対側に「明治32年」と彫られた小さな石碑があり、この辺りが、日露戦争の頃由良要塞への通り道だった事が分かります。

石碑を過ぎて30分、13:50 大河内池から下山口の南海霊園に到着です。予定よりずいぶん早く、この下山のスピードは以前「のぞみ」クラスと異名を取っていましたが、足が浮いてるんとちゃうか〜という事で、今回は「リニアモーターカー」とその名を変えております。下山口からは国道26号線をひたすら歩き、14:45 箱作駅に到着です。

本日は大阪にて総会・忘年会をする為、全員で道頓堀へ。ちょっと時間が早いのですが、まさか道頓堀でお風呂なんてね〜ある訳・・・あるんだな〜これが!相合橋通りをちょっと入って、スッキリ・ポッキリ7500円のピンク色の看板が出ている辻をちょいと入ると、360円の銭湯がちゃんとあるんですね。お陰でスッキリ・サッパリして忘年会へとなだれ込み、今日の山行きを終了しましょう。





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