西国札所
槙尾山

12月には入り上空には大寒波が押し寄せて来ました。寒い1日になるかも知れないと、防寒準備万端で9:30 和泉中央駅に集合です。電車から降りて来るメンバーが一様に口にするのが「大阪より寒いわ〜」。こういう寒い日に重要なのが、トイレポイント。特に要求がなくても、そこにあればとりあえず利用しておきましょう。まずは駅のトイレに寄施福寺参道ってから、タクシー2台に分乗して、登山口でもある施福寺へと向います。路線バスが廃線となった為のタクシー利用ですが、逆に槙尾山バス停よりずっと奥まで入れてラッキー♪

10:00 参道の入口でタクシーを降りたら、両側にお土産さんや茶店を見ながら山門へと上がります。ここにもきれいなトイレがあり、ちょっと拝借。左右に仁王像が立つ立派な山門をくぐると、ここから本堂まで延々と階段が続きます。施福寺は西国第4番札所という事もあり、前後はお参りに来られている老老男女の方々がゆっくりと、階段を上がられています。

ひたすら階段を登り詰めること30分、10:30 ようやく本堂の前に出て来ました。ご本尊は千手千眼観音という本堂にお参りをして振り返ると、正面には岩湧山を中心に見事な山並みが広施福寺境内展望広場がります茶店の「あま酒 あります」のノボリに気が引かれるものの、ここは我慢で茶店前のベンチで一休み。

ベンチの傍には桜の古木が何本かあり、葉はすっかり落ちていますが良く見れば固い蕾がしっかり付き、遠い春を待っているようです。金色に輝くイチョウやオレンジ色のカエデも残っていて、山行き最後の紅葉シーズンを飾ってくれます。

地図で槙尾山への登り口を確認しつつ、周囲をキョロキョロ。茶店のオバさんに聞いたりしていると、一人で来られている方が途中まで道案内をしてくれるとの事。地元の方なのか、蔵岩までの近道をご存知のようです。

10:40 こ蔵岩の方の後について出発です。ガイドブックだと茶店の奥からダイトレを通って桧原分岐から槙尾山へ先ず向い、それから蔵岩往復が一般的のようですが、蔵岩への近道は今来た道(ダイトレ)をちょっと戻った所にありました。夏場は古い建物(虚空蔵堂でしょうか)の木戸から中を通り抜けて行けたそうですが、今は閉まっているので建物の下をグルっと廻り、右横から一気に上がって行きます。

一般的でないとは言え整備された道を、慣れた足取りで飛ぶように先を歩かれる臨時ガイドさんは、付いて行くのがた〜いへん。5分程歩いた所で、「この先を真っ直ぐ行けば蔵岩です」という言葉を残し、又飛ぶように戻られて行きました。

しばらく木紀泉の山並みの根がはびこる急登の道が続きます。しか〜し、しばらく・・と思ってたのが、ずぅ〜っと続くことに。這いつくばるように登ってると、パッと目の前が明るくなって、11:00 蔵岩に到着です。両側が切れ落ち砂質の感触から「須磨アルプス」を彷彿とさせる蔵岩は、ロッククライミングの練習場として有名なだけあり、ハーケンやボルトが打ち込まれています。周囲に見える紀泉の山々はあまりにも沢山すぎて、どれがどれやら分かりまへん。遠く大阪湾の方向には、空港付近の高いビルがうっすらと見えます。

眺めを堪能したら、槙尾山へと進みましょう。まぁ、こちらも山頂まで一気に直登です。マキ尾山という名前なのに、マキ道というものを知らんの急登の連続かい!

←これって、完ぺき壁やん?!

でも、一気登りの良い所は時間を稼げる事。文句タラタラ壁を登れば、アラ、着いちゃった。11:15 槙尾山山頂に到着です。葉が落ちているせいか、蔵岩ほどではありませんが多少見晴らしが利きます。ここで登山犬第1号と遭遇。トイプードルかロングコートチワワでしょうか、ピンクの防寒服を着て元気に登場です。下ってみて分かりますが、小さな身体で良くここまで登ってきたこと!

さて、直登でお疲れの人間様は、本来ならここで昼食ですが、ショートカ槙尾山山頂ットした為にお昼にはちょっと早いようです。もう少し先までオアズケ。写真を撮ったら、11:30 出発です。山頂から少し急な坂を下りると、幅の広い道に合流しました。これがいわゆる旧巡礼道でしょうか。トラ尾の尾根道を緩やかなアップダウンを繰り返しながら、のんびりと歩きます。まぁ、上りとは大違いやわ〜。

途中で法螺貝を手にした人とすれ違います。しばらくすると後ろの方から、ブォォ〜〜という法螺の音が。「あれ、吹くの難しいらしいなぁ」「音が出るまで、大変らしいわぁ」「都会では、ホラ吹くの得意なんやけどなぁ」 ふ〜ん、そうなんやぁ・・。確かに都会にホラ吹きはぎょうさんいはりますな。12:00 倒木に消えかかる字で「休処」と書いてある場所で、仰せの通り一服しましょう。別の木には「トイレより3500歩」とありますが、どうせ書くならどこのトイレからか明記して頂くと尚よろしかったですね。

お弁当♪お弁当を広げる場所を探しつつ歩いていると、12:15 見晴らしの良い所にベンチが置かれてるのを発見。先客さんが1人座ってられましたが、席を譲って頂いたのでここでお昼にしましょう。ここで登山犬第2号登場!今度はピンシャーのようです。飼い主さんの後をトコトコと付いてきたら、お弁当を広げている集団がいきなり現れ、「何してんの〜?」と言いたげな目でこちらを見つめています。

陽だまりとは言え、じっとしてると寒い季節です。13:00 そろそろ腰を上げて槙尾山グリーンランドへ向いましょう。13:15 五ツ辻を通過。赤松や山ツツジの森が次々と現れては消える、楽しい尾根道を快調に歩きます。13:30 見晴らしの良い場所に点在するベンチの一つで休憩です。

ダイヤモンドトレール起点この先も快適な道かと思いきや、植林帯に入ると急なツヅラ折りが待ってました。最後に膝に来る下りをこなして、14:00 グリーンランドの芝生広場に到着です。ここでタクシーを呼ぼうとしますが携帯が繋がらず、トイレだけ使用して更に先の青少年の家で、電話をお借りします。タクシーを待っている間、「まぁ、お茶でも・・」と熱いお茶を出して頂き、ほっと一息。

ダイトレは何度か分けて歩きましたが、起点となる場所は一応押えておかないとね・・の目的を果たした今日の山行です。さてさて、この後は忘年会。難波の街の、「えっ、こんな所に銭湯?!」と嬉しくなっちゃう少々ディープな場所にある「なんば温泉」で温まったら、冷たいビールを目指して、お店に直登です!


 今日のお時間
10:00 施福寺入口−10:30 施福寺本堂 10:40−11:00 蔵岩−11:15 槙尾山 11:30−(休憩1回)−12:15 トラ尾ベンチ(昼食) 13:00−13:15 五ッ辻−(休憩1回)−14:00 槙尾山グリーンランド


 今日のお風呂    なんば温泉(銭湯)  390円
        泉質:  H2O
        効能:  「軟水使用で美肌効果♪」の貼り紙アリ。


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