スノーシューで
赤坂山へ

毎年恒例、スノーシューハイクです。昨年は雪不足で中止となってしまいましたが、今年はその分ドッカリ降ってくれました。いつものバスで神戸〜宝塚〜茨木と順調にメンバーをピックアップし、最近やまゆ会でマイブームの道の駅、藤樹の里でトイレ休憩です。山歩きとはぜ〜んぜん関係ない朝摘み野菜などを買い込んだら(だって帰りにはすっかり売切れてしまうんやもん)、一路マキノ高原を目指しまマキノスキー場す。

10:00 お馴染みメタセコイヤの並木道を通り抜け、マキノ高原に到着。早速予約していたスノーシューを受け取り、本日のガイドさん2名とご挨拶です。簡単にストレッチをしたら、いよいよスノーシューを履きます。去年1回飛ばしているので、2年ぶりのスノーシュー。すっかり履き方を忘れてしまいました。

つま先を入れ、靴の後ろと甲の部分をベルトで固定し・・と順番は分かっているものの、うまくベルトがかかとに回ってなかったり、固定の仕方が分からなかったりと、身体を折り曲げて悪戦苦闘。何とか履き上がった頃には、早くもあぁ〜、疲れたぁ・・の声も上がります。

10:30 全員の準備が揃いました。さぁ、出発です。まずはゲレンデの端を上がって登りで休憩行きます。10分程で赤坂山登山口の手前に着きます。ここからいよいよ登山道なので、休みがてらスノーシューの最後の調整です。緩みがないか、ちゃんと正しい位置に靴があるか確認したら、出発です。

30分ほど歩いて再び休憩していると、後ろから大学山岳部風のグループが上がってきます。大きなザックにカンジキを吊るしていますが、今のところはアイゼンもつけずただの登山靴。時折ズボズボとはまりながら歩くグループは、どうもリーダーが女性のようです。カンジキの他に、先っちょに赤布を巻いた竹の棒も数本持ち、ガイドさんも本格的な装備やなぁ・・と感心しています。

聞けば縦走する予定でザックはテント装備を含め、大体15〜20kgぐらいの重さになってるとか。そりゃぁ、足も埋まりましょう。後輩の男子に先頭をラッセルさせ、元気な女性リーダーはにこやかに最後尾を歩いていきます。グループを見送って更あずまやでおぜんざいに進みます。

12:00 雪に埋まったあずまやに到着。既に2グループがお食事中でしたが、席を詰めて頂いてとりあえず昼食にしましょう。ガイドさん2名はあずまやの外でお弁当をひろげます。いわく、こんな冷蔵庫みたいな所は寒くてようおれん。確かに雪に埋もれたあずまやは、さながら冷蔵庫状態。でも我々には寒さ知らずの秘策があるのです。そう、今日はスノーシュー恒例、おぜんざいの日!愛宕山から復帰のメンバーが、ずっしりと重たいおぜんざいの素を担ぎ上げてくれました。

大き目のお鍋でおぜんざいを作る傍ら、先程からもう一つのお鍋で何やら調理しているメンバーが。出来上がったのが、往きに「藤樹の里」で買ってきた朝採り菜の花の茹でたてです。ホカホカと湯気の立つ菜の花に、特別な岩塩をまぶして口に入れると、菜の花のほんのりとした苦味と、岩塩のまろやかな辛味がもう絶妙!し赤坂山は見るだけかも柔らか〜い。甘いおぜんざいと、ほんのり苦味の菜の花で、充実のランチタイムです。

お隣では、なんとソリに食材を入れたクーラーボックスを乗せ、ここまで引っ張り上げたという豪華なカレー鍋を調理中。あずまや全体にカレーの良い香りが漂います。山よりこれが楽しみ・・なんだとか。。

おぜんざいも菜の花も完食し、火の気がなくなるとさすがに冷蔵庫、寒さがしんしんと身に沁みてきます。そろそろ動かないといけませんが、空模様は今にも雪が降ってきそうな雰囲気。ここで、赤坂山登頂のテンションは一気に下がり、思いは熱いお風呂へと向かいます

そうと決まれば長居は無用。思い思いに下る13:00 ちゃっちゃと片付けて下山です。ガイドさんにトレースの無い好きな場所を歩いて下さい・・と言われ、それぞれ足跡のない新雪を探してはパフパフと歩いて下ります。木々の間をぬったり、ちょっとした斜面を駆け下りたりして、14:00 アッと言う間にゲレンデに戻って来ました。

自由に歩かせてくれたガイドさんにお礼をして、スノーシューを事務所に返したら、お楽しみのお風呂タイムです。予定より早く下りて来たので、ゆっくりお風呂に入り、後はまたまた恒例バス車中にてのカクテルタイム。ここでも登場する「藤樹の里」で購入の近江牛のローストビーフ、美味でした。

スノーシューより、おぜんざいより、ますます「藤樹の里」にハマっていくやまゆ会です。

 

 本日のお時間
10:30 マキノ高原スキー場 −10:40 赤坂山登山口 −12:00 あずまや 13:00 −14:00 スキー場

 本日のお風呂     マキノ高原温泉 「さらさ」  600円
        泉質: アルカリ性単純温泉
        効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進 etc

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