雪遊びの
マキノ高原

皆さんの行い良ろしく、それぞれのバス集合時間よりも早く出発でき、名神高速も順調に進みます。リーダー差し入れの宝塚の美味しいメロンパンと、紅いものハチミツ漬けを、茨木で仕入れたホットコーヒーで頂きます。お天気も良くバスもスムーズに流れ、車内は既に盛り上がり!

装着準備9:00 例によっていつもの白髭神社でトイレ休憩。いつもお借りするばっかりで、皆さん、お賽銭タンマリお願いしますよ!9:35 かの有名な「冬ソナロード」を通過。道路上は融雪?の水が流れています。小雪がチラチラ舞い、いや〜な予感が・・。9:50 マキノスキー場到着です。小雪がちらつくので、車内で雨具、防寒、スパッツ等を装着し、ザックも軽くしていざ出発。アイゼンは必要ありません。

おっと、まだやった!その前にスキー小屋でスノーシューとストックを借りねばいけません。1セット2000円なり。え〜っと、どないして着けるんやったけ?1年も経つとすっかり忘れてしもうた。10:20 ハイ、今度こそ出発です。ただし、午前中は1年ぶりのスノーシューに慣れるため、登山口辺りで練習です。

先ずは午前の練習、リーダーが模範ウォークを披露します。膝はそれ程高く上げず、すり足状態で歩きますが、でもかかとは上げて・・と簡単なようで、なかなか難しい。一緒にトップの交代の仕方も講義。トップは疲れが出る前にルートの横に出て、その間にすかさず2番手がトップに出ること。後はこの繰り返しです。

みんな、人の後ではなく、各々新雪の上を歩く練習をします。新雪の上のアチコチに、ウサギや鹿の可愛い足跡が残っています。

10:50 展望台に着きました。この辺りの急斜面で登り下りの練習をします。登りは真っ直ぐ進むか、斜めに登るかの2種類あります。足裏の爪をしっかり雪に食い込ませるのがコツです。

練習風景11:10 午前の練習の目標地点までやって来ました。九州出張と会の総務のお仕事でお疲れ気味の総務殿は、遅れを取り遥か彼方から、シンドイ、寒い〜と言いつつ追いかけて来ます。ベタ雪で重い雪が、そんな総務の上にも容赦なくどんどん降って来ます。

11:50 午前の練習終了。バスに戻ります。スノーシューを外した途端、足がメッチャ軽くてフワフワしてかえって歩き難〜い。

12:10 雪がひどい為、ランチは車内で頂きます数少ない男性陣は雪降りしきる外で、ワインのつまみにメザシを焼いたり、お湯を沸したりと、ご奉仕タイム。女性陣はその間あったか〜い車内でカップラーメンを並べてお湯待ちです。男はつらいねぇ。

お昼作りお湯が沸いたら、女性の皆さまのカップラーメンにお湯を注ぎ、ようやく車内に入る事を許されます。なんたって、入口にカップラーメンが関所のように並べられているのだから、お湯を入れてお持ち頂かなければ、中に入れません。12:10 ようやく全員でランチタイムです。

13:00 熱いラーメンで身体が温まった所で、午後の本番開始です。朝に比べて装着も上手になりました。歩いているとベルトがどうしても緩んで来るので、度々チェックする事・・という注意事項を聞いて、出発です。ザックの中には、おやつのおぜんざいの材料とカップがしっかり仕込まれています。

13:15 赤坂山の登山口に到着。「赤坂山、登るぅ〜?」「いやぁ〜、ヤメテ〜!!」の大合唱であっさり行き先を変更。調子調子ヶ滝ヶ滝へ向かいます。

13:25 調子ヶ滝コースに入ります。ベタ雪がどんどん降って来て、寒いわ、濡れるわ、視界は悪いわ、おまけに木からドサっと落ちてくるわ・・で、散々な目に遭いますが、おやつのおぜんざいを楽しみに歩きましょう。

なだらかな登りが続きます。途中の小屋にザックを置いて、身軽になってさぁ、行きましょう。13:50 途中の広場でちょっと休憩。何やら足がだるくなって来ました。履きなれないスノーシューで、どこか変に力が入っているのでしょうか、特に向こうズネがだる〜くなって来ます。

しばしの休憩タイムに、雪だるま作りに励む昔のお嬢さんも居たりして、少し長めに休みます。14:00 調子ヶ滝に到着です。標識が埋もれていたので、半分掘り出して証拠写真を撮ります。滝は凍ってないようですが、その下の流れは冷たそう〜!!

10分ほど滝見物をしたら、いよいよおぜんざい作りに突入です。とりあえず途中の小屋まで戻りましょう。スノーシューも大分慣れてきました。下りは楽勝です。

14:25 途中で見つけた小屋は小さな炊事小屋のようですが、さすがにこおぜんざい作りの季節は水も出ず、トイレも板張りされて使えません。それでも、屋根があるだけ恩の字です。

さ〜て、いよいよおぜんざいの登場です。前回のとん汁同様、小屋内は戦場と化します。「お湯、先に入れたらアカン!」「溶かしてから!」「お椀で湯量計って〜!」と、怒号?が飛び交う中、お鍋2つにおぜんざいを仕込みます。お餅も、焼き餅と湯餅の2種類あり、本格的。気温が低いのでお湯がなかなか沸騰せず、悪戦苦闘すること30分、ようやく餅入りぜんざいの出来上がりです。

持参のカップや立派な漆塗りのお椀によそって、さぁ、いっただきまぁ〜す! う〜ん、美味しい〜、温もる〜。お鍋一杯に出来たおぜんざいは、前回に引き続きお一人様3杯でもいけ本日のコースまっせ。お餅もおかわりをどーぞ。

甘いおぜんざいでエネルギーを補充したら、後片付けをして降りましょう。15:20 スキー場に戻って来ました。大降りにもめげず、スキー場では子供たちが雪遊びを楽しんでいます。スノーシューを返却したら、オジサン・オバサン達は大人の雪の楽しみ方、雪見温泉を目指してバスに乗り込みます。

今回はいつもとは別の、れっきとした温泉宿でのお風呂です。雪景色の露天風呂に飛び込めば、冷えた身体がジワァ〜っと温まります。あぁ、生き返るぅ。お湯も良くお肌もスベスベです。お風呂が終われば、恒例移動居酒屋に突入。今日はワインの他に、シングルモルト・ウィスキーの21年物が特別に饗され、そのまろやかな味、芳醇な香りを楽しみつつ、途中で仕入れた氷ミスター・ドライバーでロックでいただきます。やっぱり、21年物はちゃうなぁ。

と、ご機嫌だったのもこの頃まで。降雪の為湖西道路が渋滞でノロノロ運転になり、一向に進みません。1時間経っても坂本辺り。最寄のJR駅に出たくても、なかなか出られずようやく西大津駅に辿り着いたのが、20:30。なんと、4時間も滋賀県に閉じ込められてしまいました。

勇気ある2名がそのまま乗車し、終点の宝塚に着いたのが22:30。その内の1名であるリーダーは、翌日からマニラご出張。我がアイドル、ミスター・ドライバー K氏は明日は葬儀の送迎の予約が入ってるとか・・。 お仕事とは言え、おぜんざいも雪見風呂もなくて、もーしわけございません。

どちら様も、お疲れ様でした。

 今日のお時間
マキノ・スキー場 10:20 −10:50 展望台 −11:50 駐車場 13:00 −13:15 赤坂山登山口 
−13:25 調子ヶ滝コース入口 −14:00 調子ヶ滝 −14:25 炊事小屋・おぜんざい −15:20 スキー場

 今日のお風呂  マキノ白谷温泉「八王子荘」  500円
        泉質: 単純弱放射能冷鉱泉
        効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、痛風、動脈硬化症、高血圧症etc.

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